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昨オフ、総額1億ドルをレッドソックスに投資させ、全米を揺るがした男が、ア・リーグ優勝、さらにはワールドシリーズ進出を決める大一番で先発マウンドに立つことになろうとは、これもひとつの宿命なのか──。レッドソックス松坂大輔投手は日本時間22日、本拠地フェンウェイ・パークでのリーグ優勝決定シリーズ最終の第7戦に先発する。 松坂は、1勝1敗で迎えたインディアンスとの同シリーズ第3戦、4回2/3を投げて4失点でノックアウトされた。この試合を松坂で落としたレッドソックスは、続く第4戦にも敗れて1勝3敗と追い込まれる羽目に。しかし、チームメートの粘りもあって、第5、6戦と連勝。今季レッドソックスで唯一人ローテーションを守り抜いた松坂にとっては、名誉を挽回する最高の舞台で出番が回ってきた。 今年インディアンスとは3度対戦しているが、ここまで来れば相手打者や投げ合う投手のことよりも、自分のピッチングができるかが問題。実際に前回の登板では、長打力に欠けるケニー・ロフトン外野手に2ランを浴び、レギュラーシーズンでは不調だったジェイク・ウェストブルック投手を味方打線が攻めあぐねたからだ。 ただ前回の課題は明らかで、カウントを悪くするなど制球の甘さで、走者を置いた場面では顕著だった。それだけに、とにかくランナーを背負っても集中力を切らさず、ジョン・ファレル投手コーチが語るように6、7回まで3失点以内で持ちこたえることが大事だ。岡島秀樹、ジョナサン・パペルボンといった安定感のあるリリーフ投手や、スクランブル登板も考えられるジョシュ・ベケット投手もいるだけに、全力を出し切って、いい形でマウンドを託したい。 このポストシーズン、松坂はリーグ優勝決定シリーズ第3戦だけでなく、地区シリーズ第2戦のエンゼルス戦でも5回途中KOと結果が出なかった。2度あることは3度あるのか、それとも3度目の正直で日本やボストンのファンを熱狂させるのか? 自身にとってもチームにとっても正念場。1億ドルの真価が試される。 …………………………………………………………………………………………………………………………… 白熱したパ・リーグのクライマックスシリーズとは違い、 巨人の不甲斐ない戦いぶりで幕を下ろしたセ・リーグのクライマックスシリーズだったが、 海の向こうのMLBではアメリカン・リーグのプレーオフで、 松坂・岡島が所属するレッドソックスが1勝3敗の劣勢から五分の星に戻し、 いよいよ明日松坂の先発で最終戦を迎える。 これまでポストシーズンではいいところのない松坂だが、 明日はやってくれると信じている。 ナショナル・リーグの覇者ロッキーズとの世界一決定戦では、 松井稼頭央との西武同僚対決が楽しみである。
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2007年10月21日
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