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IBM、アップルコンピュータ、アメリカ陸.海.空軍などが研修テキストに使用している・・・
という、だいぶ前に話題になった本です。
なにやら難しそうな内容? と思いきや、まるで子供用の童話みたいな感じで、簡単に読めてしまう..。
しかし、深い意味のある『寓話』で、すぐれています。
物語に登場するのは、2匹のネズミと2人の小人です。
彼らは巨大な迷路の中で暮らしているのですが、チーズを探しては食べて生きているのは同じ。
2匹と2人の名前と性格は・・・
■ スニッフ(ネズミ)・・・ 鼻が効く。
■ スカリー(ネズミ)・・・ ひたすら突き進むタイプ。
■ ヘム (小 人)・・・ 変化を認めない。変化に逆らうタイプ。
■ ホー (小 人)・・・ 変化の波にのるタイプ。
物語の最初は「大量のチーズ」があった所から始まります。
ネズミも小人も毎日チーズを食べて生きています。
とくに小人のほうは、「大量のチーズ」の近くに引越して来て、安心しきっていました。
しかし ある日突然、大事なチーズが無くなってしまう!
ネズミは行動が素早くて、すぐに新しいチーズを探しに迷路の中に飛び込みました。
小人のほうは、突然の事態にショックを受けて、くる日もくる日も なにもしない日が続いてしまう。
彼らは事態が良くなるんじゃないかと思って、ただ待ってるだけなのです。
もうチーズは無い<変化した>というのに..。
そして、ついにホーは新しいチーズを探すために、迷路に入る事を決意します。
ヘムのほうは、あいかわらず同じ場所にいるだけでした。
果たして新しいチーズは見つかるんだろうか..?
この寓話の<チーズ>とは、金や権力といった成功〜恋人や家族といった対人関係を意味している。
<迷路>は、人生。
<変化>とは、チーズを失う事。
例えば、会社の業績悪化、倒産、失業、突然の配置変えなどを意味する。
突然、アナタにも起こるかもしれない<変化>に、どう対応すればいいのか?
これがこの本のテーマになっている。
ホーは迷路を探し歩くうちに、いろいろな教訓を学んでは書き記している。
例えば、こんな風に・・・
<変化は起きる。 変化を予期せよ!>
<従来どおりの考え方をしていては 新しいチーズはみつからない>
今、現在、直面している<変化>...
たとえば、失業などで苦しんでいる人がこの本を読めば、とても勇気ずけられるでしょう。
どう対応すればいいのか?というヒントを与えてくれると思います。
逆に、目の前にいつも「大量のチーズ」がある人は、読んでもピンとこないかも知れませんね。
ヘムは変化に鈍感な人の象徴なのですが、よく読むと「どこかの会社のおエライさん」みたいに思えます。
ちなみに、わたしの場合は...
「大量のチーズ」にありついた事がないので、いつも迷路をさまようネズミって感じですかね。
おかげで動物的な「勘」だけは、やけに鋭くなった気がします..。
「読書の秋」に、1時間もあれば読める本ですよ!
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