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タイトル通り、明日からパレスティナへ行ってきます。 |

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こんにちは、ゲストさん
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タイトル通り、明日からパレスティナへ行ってきます。 |
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日本を出国してから、あっという間に2週間あまりが過ぎました。 |
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一昨日、数々の呪いをかけられたインドから無事に帰ってきました。 帰国時も、さすがインドが誇る航空会社エア・インディア。やはりただでは帰してもらえず、およそ2時間のディレイ。しかし成田到着時刻は当初の予定通りという謎のフライト。機長、相当がんばってくれたみたいです。「機長頑張りました!!」みたいな機内アナウンスが流れてもさほど違和感はないような雰囲気。一乗客としては、そんなことより安全面を第一に考えて欲しいものですが、これもインドの旅の醍醐味。インド万歳。 それにしても、今回の旅は非常に有意義なものでした。特にネパールが良かった。ヒマラヤの麓を自分の足で歩き、耳を澄ませ、時に語りかけ、自然と対話する。悩みや妬み、やるせなさ、さまざまなネガティブな感情から解き放たれ、前に進もうと心を新たにすることができた。そんな旅でした。 この気持ちを忘れないうちに、やるべきことをして再び旅に出たいと思います。まずは来年度の公立校講師登録。 各自治体の教育委員会に電話し、履歴書を送って必要とあらば面接を受けてきます。実際に講師の要請が来るのは、おそらく来年度の人事が決定する2月ごろ。もし連絡が来なかったら、来年もニートという恐ろしい事態もありえます。それは何とか免れるように私学にも履歴書を送っておかなければ。 そんなこんなで、どうやら2週間から3週間ほど日本にいることになりそうです。 それが終わり次第、地中海世界へ。 予定としては、トルコ→シリア→ヨルダン→エジプト→モロッコ→スペイン→ポルトガル→イタリア。 その後南米に行くつもりでしたが、もしかしたら南米行きを中止してギリシア・東欧世界に足を伸ばすかも知れません。これはお金と時間の問題。又はトルコに戻って中央アジアに入るかも。 ほとんど予定は未定といった状況ですが、ただ一つ分かっていることは、素敵な出会いが行く先々で僕を待ち受けていてくれるであろうということ。 旅とは、日本と異なる環境、初めて目の当たりにする景色、異文化で生きる人々、それらを包括した新しい世界との出会い。そして、新たな自分、今まで隠していた自分の一面に出会うこと。そんな気がします。 とにかく、今やるべきことをしよう。今回の旅でヒマラヤの大自然が教えてくれたこと。明日から早速動こうと思います。 写真はネパールの古都パタンにて。
学校帰りの女学生。 素敵な笑顔とその出会いに感謝。 |
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ブッダの生誕地ルンビニからバスを乗り継ぎ、とうとう今回の旅の最終目的地である首都カトマンズにたどり着いた。 トレッキングの影響か、未だに朝5時ごろ目が覚めて、そのまま借りてある自転車で市内観光、夜は9時頃には眠くなるという至極健康的な生活を送っている。 カトマンズの街を歩いていると、あちこちで小さな寺院や祠を見かける。そこには朝な夕なに参拝する信仰心の厚い現地の人々。石畳の細い脇道を入れば、何ともいえない懐かしい匂いが鼻を刺激する。 近代と中世が交じり合った町。いつかどこかで見た風景の中にタイムスリップしてしまったような感覚に襲われる。それがカトマンズという町のような気がする。 大変居心地が良いカトマンズだが、それに加えて飯が美味い。日本食レストランもたくさんあり、インドのそれとは比べ物にならないほどのレベルの高さ。昼夜と食べ歩き、気がついたら、インドのまずいカレーと死にそうになった下痢とアンナプルナへのトレッキングでだいぶ引き締まった体がここカトマンズで思いっきり緩んだ気がする。 旅の終わりまであと6日。ここカトマンズで古都の匂いを満喫したいと思います。 写真はカトマンズの東にあるチベット仏教の聖地、ボダナート。
真実を照らすブッダの智慧の目と、空に翻るチベタン・フラッグ。 |
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冷たい澄みきった空気が山々を包んだ。犬の猛々しい遠吠えが静寂を破り、鳥たちが目を覚まし始める。新しい一日の到来を示唆するかのように、月はそのまばゆい輝きを失っていく。気がつけば、夜の山々を彩っていた星たちはすでにその姿を消してしまった。もうすぐ、朝がやって来る。 標高4130メートル。ヒマラヤ山脈の一部アンナプルナ連峰の麓、アンナプルナ・ベース・キャンプ。それぞれの頭文字をとって、トレッカーたちはそこをABCと呼ぶ。たどり着くのにかかった日数は5日。ガイドも荷物を運ぶポーターも雇わずに、10キロを超えるバックを自分で担ぎ、時には冷たい雨に打たれながら、ようやくここまでたどり着いた。 AM5時、体にまとわりつく山の冷気で目が覚める。寝袋をたたみ外に出てみると、まだあたりは夜の雰囲気を残していた。青く深い闇の中、空を見上げれば月が妖しい光を放っている。そっと視線を下ろしたその先には、雪を携えたヒマラヤの山々が薄白くそびえ立つ。 圧倒的な存在感。夜の闇の中にぼんやりと、しかし人間の行く手を阻むかのように、力強くたたずむ7000メートル級の山々。天高くピラミッド型にそそり立つ頂上が、その堅固さをなお一層強調している。ヒンドゥー教は北西ヒマラヤのカイラス山にシヴァ神が住むと言っているが、この荒涼とした神秘的な風景を目にすると、そう信じてしまいそうになる。 景色に目を奪われていたその時、急に空の色が変わった。薄く、そして広くかかっていた霧はどことなく姿を消し、闇の帳は紫色のグラデーションとなってヒマラヤを囲った。わずか数分後、遠く東の彼方から太陽の光が差し込み、山々の頂は赤い色をまとい始める。 まさに神の御業。一年のうちに限られたシーズンしか、そして一日のうちにほんの数分しか見ることができない風景。いつの間にか、疲れも何もかも忘れてしまう。 ABCを目指した9日間のトレッキングはなかなかきつかった。肩はバックパックの重みでとんでもない痛みを伴うようになるし、足はひどい筋肉痛になった。下りはまだいいが、登りは地獄のようにキツイ。 そんな今回のトレッキングで、一つだけ分かったこと。 長い人生を登山と考えれば、僕は今年下っているのだ。旅をしたいという自分の欲望を優先させて、現実世界から逃避したのだ。採用試験に落ちたのも、きっとその気持ちが影響したのだろう。しかし、下りも決して楽ではない。足にかかる負担は上りよりも大きいし、足を滑らせる確率も格段に上がる。一方で、下りは上りとは違った風景に出会えたりもする。 ところが、素晴らしい景色や目指すべきものは、必ず登りきった場所にあるのだろう。だからウサギとカメの話のカメのように、ゆっくりとでも確実に登りきっていったほうがいいのだろう。しかし、一度下り始めてしまった僕には、急に道を変えることはできそうにない。 だったら、思いっきり下り坂を楽しもう。登っている人たちとは違った風景や経験をしてこよう。そして、下り続けていれば、必ず上り坂にぶち当たる。そこから全力で登っていけばいい。 インドの呪いでだいぶ落ち込んでいた僕ですが、ここネパールに住むヒマラヤの神々から、新たな気力と覚悟をもらいました。今回のトレッキングとヒマラヤの景色、そしてトレッキングの最中、僕に親切にしてくれたネパールの人々に感謝。そしてこの長い文章を読んでくれた皆さんに、ネパールの神々の祝福があらんことを。 写真はABCから見た夜明け直前のアンナプルナ連峰。 まさに神々が織り成す魔法の演出。 インドの呪い、ここネパールでやっと解けた感じがします。 写真をもう一枚。朝日をまとったマチャプチャレ。標高6973メートル。 マチャプチャレとは「魚の尾」の意味。 |
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