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昨年12月 母方の叔父が亡くなりました。
母方の家業は 戦後 葬儀屋さんでした。
叔父が 家業を継いでいました。
よく肥えていて お酒と女性が大好きで
賑やかな場が好きで 私たちは 愛をこめて
『人の欲の塊』 と言っていました(笑)
(↑叔父の子供達が言いだしたのです^^;)
そんな叔父は 死は 穢れではなくて
お葬式は 魂が あの世にいくお祝いである
というようなことを いつも言っていました。
叔父は 高校野球連盟の会長をしてたり
20年ほど前は 甲子園の高校野球で主審をしてたり
かと思えば インドの王様と握手してる写真を飾っていたり
一体 何者なのか 今も あまり正体がわからず
アヤシイ人物でした(*゚∀゚)
実の子供達ですら 父親には謎が多く
いまだ よく わからないそうです。
そんな叔父のお葬式だったので
参列者が とても多かったです。
中に 叔父の名前が出ていまして
大名行列様式の『奴振り』という
葬列があり(祖父もこれで送ったそうです)
叔父が
「供奴を保存する唯一の冠婚葬祭会社社長」と
記されており
葬儀の時 「これで 奴(やっこ)も終わりやなぁ」と
しみじみ言っておられた方々がいて
叔父は そういう役もしていたのか〜と
改めて知った次第です。
供奴(ともやっこ)とは この表紙のイラストのことです。
私の祖父が
この供奴の行列で
送られている写真が事務所に
飾ってありました。
これが→
奴(やっこ)さんで
叔父の時も
お仲間が 奴さんで
送ってくれました。
大阪ミナミのアメリカ村にある
会場だったので
今どきの若者たちが
立ち止まって 呆然と
見てましたよ^^
さて この本を 昨日 初めて読んだのです。
叔父から 「わしが出てるねん」 と配られてきたもので
「はいはい〜」と受け取り そのまま本棚に放置(゚∀゚)
いつも 自分が出てる新聞記事をコピーしては
親戚中に送ったりする 自分大好きさんなので
ついつい…(^^ゞ
で 読んでみたら おもしろかったです。
日本では 死者は 13世紀前半までは
「埋葬もされずに遺棄された」
と書かれていました。
川原や原っぱなどに
遺体を 棺やムシロの上に寝かせておくだけ。
その遺体を 犬が食べたり 鳥が食べていくのだそうです。
時々 犬が 遺体の腕などを咥えて
貴族の屋敷に入り込んだりするので
「死穢(しえ)」=死の穢れの伝染に過敏になっていた
貴族達が 恐れ戦いて 文献に書き記しているそうです。
分類すると
1、家族の手によって置かれた風葬死体
2、家族のいない死者 行き倒れの無縁死体
あるいは刑死者など そのまま そこに放置されたか
川原や薮 市内の側溝などに棄てられた 遺棄死体
3、使用人などが 病気にかかって死ぬ前に
屋敷から放り出されて その場で亡くなって 放置された死体
があるそうです。
中世社会の庶民層では
弔いをするのは血縁家族だけに限られていて
それでも「死体を置くだけ」という
遺棄葬が一般的だったそうです。
ってことは 川原や薮や はたまた市内の側溝に
死体が転がっているわけですね。
すごくシュール。。^^;
タイ南部には「カニバリズム」という
死者の人肉を食べる儀式があるそうです。
死者の魂を 自分の中に取り込み
一体化するという意味があるそうで
実は日本にも 遺骨をかじる風習がある地域があったそうです。
それも 死者の魂を 自分の中に取り込むという儀式なんですね。
今のように火葬場がない時代は
野焼きしていたそうですが
その時 頭が焼けて 脳みそが出てくるそうです。
その脳みそを食べるという所もあったとか。。
ここまでくると スプラッターです(>_<)
でも こんな風に 日本人は
死が身近であり 死体にも慣れていた民族なんですね。
今のお葬式のスタイルこそ 新しいものであり
戒名云々 お墓云々などの問題は
自分たちのスタイルに変えても 支障なさそうに思いました。
私の父は お葬式など出さずに
骨をすり潰して 畑か木の下に撒いてくれと言っています。
自然に帰るのが一番だと。
そうそう 本の中にも 骨灰を撒くと
作物の育ちがよいとか
藍染の藍に混ぜると 染まりがよい と
文献にあったそうです。
命がめぐるようで いいなぁ〜って思うのは 私だけですか^^;?
そして すごく個人的に おもしろかったのは
昔は 家で亡くなりましたよね。
その時 死に向かっている者の 見る夢を
聞き集めている文献があるそうです。
死に近いものは あの世を夢で見てきているので
夢を しつこく聞け というんだそうです。
そして あの世の様子や
極楽浄土へいくヒントを教えてもらったりしていました。
これって 夢解析の走りでは? と思った私^^
別に 死を前にした人に聞かなくても
尋ねれば 自分の夢で知ることができるのよ〜と
本の中の人々に向かって 言ってしまいそうでした。
たぶん 7年くらい放置していた本。
その時 読んでも ここまで心に残らなかったかも。
今 読んだからこそ
こんなに おもしろいと感じたのかもしれません^^
繋がりやタイミングって おもしろい♪
叔父からは 今で言うスピリチュアルな世界を
いろいろと教えてもらいました。
亡くなっても尚 こうして 教わることがありました。
肉体はなくなっても 魂は永遠であり
いつでも 私たちは その存在を感じることができますね^^
また長くなってしまいました^^;
最後まで読んでくださって ありがとうございました♪
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葬祭
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