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楽しかった!ありがとうございました\(^o^)/

前世〜夫〜

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最初から間違いだらけだと思っていた、夫との結婚。
「なんで こんなことになっているのだろう」そんな思いばかりが頭をめぐった13年間。それは過去世に秘密があった。振り返れば たくさんのスピリチュアルな出来事があった。
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イメージ 1

−約束の証−




これは ジャイ夫がくれた 婚約指輪です。

私が 自分の誕生石で欲しいと言ったので アクアマリンです。

アクアマリンは 当時は ファッションリングしかなくて

ちゃんとしたものを ずいぶん探し回りました。

そして 神戸三宮の ちょいと横丁にあった

感じの良い老夫婦の営む 宝石店を見つけました。(残念ながら 震災以降 閉めてしまわれました)

その店の ショーウインドーに飾ってありました。

やさしい色合いと 上品なデザインで すぐに気に入りました。


天然石ブームになってから 石の本が出てますね。

私も買いました。 アクアマリンも載っていますね^^



『アクアマリン』

天使の石。(すでに天使が そばにいたんですね^^)

悲しみを癒して 気持ちを安定させ 優しく清らかな心を与えてくれます。

魂の中にある 献身的な愛情を引き出し 他人の気持ちに 気づきやすくなります。

このことから アクアマリンは

「愛の中に 生命力と創造性をもたらせてくれる パワーストーン」

とも言われています。

恋人同士 夫婦喧嘩の仲直りにも 効果があります。

富と喜びを象徴し 幸せな恋愛 結婚へと導いてくれます。

アクアマリンは いつもそばにいて あなたを慰めてくれる

強くて やさしい姉のような存在の石です。



ただ 私の誕生石だということで 深く考えず 選んだつもりが

これから起こる出来事を 見守り 応援してくれる

そんな石を選んでいたんですね。 

これは 偶然ではないと思います。



これを読んだ時は ジャイ夫との過去世を知り 浄化に向かっていた時です。

「やっぱり この結婚は『約束』だったんだ」

と 深い感動をおぼえました。

二人で決めた課題を 乗り越えていく誓いの証だったんだと

胸が熱くなりました。



また結婚式の日は 10月4日です。

エンジェル・ナンバーで調べると

『104』

神と天使界が あなたのプラス思考を サポートしています。

神聖な愛について瞑想をすると 自分への 彼らの愛の深さを感じられるでしょう。

思考を愛に集中させ 必要なら天に頼って 愛に集中し続けてください。



ここにも 『誓いの証』が…♪

ただ 都合のつく日曜日を選んだのだけど

私たちの誓いによって 選び抜かれた 日付だったんですね。

さらに 胸が熱くなりました。



書き換え後 ジャイ夫は 徐々に変化していきました。

けれど 長年の心の習慣で 

私は それを信じることが なかなか できませんでした。

しかし それに気づいたのが 周囲の人達でした。

同じように 旦那さんの威圧的な態度に疲れていた知人がいて

二人で日頃の苦労を 話し合っては 励ましあっていたのですが

最初に その方に言われたのです。

「最近 旦那さんのこと 言えへんね」と。

そういえば 最近 とくに愚痴る事もなくなっているなと

この時 初めて気づきました。

母にも それは伝わっていたようで

「もう安心しても よさそうやな」 と言ってもらえました。

私は そんなに変わったのだろうか?

自分では わかりませんでした。


そんな ある日 ジャイ夫が言うのです。

ジ「最近 どうしたん?」

私「なにが?」

ジ「最近 全然 罵ってこうへんやん」

私「罵ったことなんか ありませんっ! 教育的指導です!」

ジ「そうそう。 その教育的指導。 なんか 言われてへんと落ち着けへんわ〜。

 なんか 怒ってくれ」

私「何もないのに 怒れるかいなっ」

ジ「なぁ〜 なんか 言うて〜♪」

私「気持ち悪いなっ。 あんたは変態かっ」

ジ「あぁ〜ええわ〜♪ もっと言うて〜」

私「きも〜〜〜〜〜っ(~o~;) 引くわ! やめてっ」

という ほんとに気持ち悪いことを言ってきました^^;

ほんとに「何も(マイナスの感情が)なくなって」いました。

その事に 自分が一番 驚いていました。



ついでに もうひとつ。

以前 『生きる勇気』 http://blogs.yahoo.co.jp/laughlaughdays/3565448.html

で書いた ハイヤーセルフからもらった指輪 ガーネットですが

私の本では


『ガーネット』

強くなりたい。 勇気を持ちたい。

誰もが 何かに つまずいて 自分の弱さを 嘆く時があります。

そんな時は 勇気ある戦士の魂を凝縮したクリスタル 

ガーネットが力になってくれるでしょう。

防御力を上げたい。 ひきこもりや不安神経症に。 病魔の侵入を防ぎたい時。

オーラを強めたい時にも 効果があります。


とあり これにも納得していました。

しかし さらに 最近 天然石の勉強を始めた友人に 教えてもらったのが

ガーネットには


『主人の「努力に成果をもたらす石」で

 力を貸してくれるのと同時に 

 主人に対して「地道な努力の継続」を求めてくる石です。

 意志が弱く 目的を途中で投げ出しやすい人は いつも身につけてください。

 夢を投げ出そうとするあなたに「持久力・忍耐力」を与えつつ

 「何が何でも ゴールしよう!」とお尻を叩き続ける 手厳しい石です』


という意味もありました。

まさしく〜!! (T▽T)

ええ ええ お尻を叩かれ続けておりました。

楽な道に 逃げてばかりだった私が 苦難に立ち向かいました。

そうか〜。

ハイヤーセルフからもらった〜って 喜んでいたけど

「孫悟空の輪」みたいなのを もらったんだね〜。

私のハイヤーセルフ 厳しくなぁ〜い〜?

ま こうでもしなければ 私も立ち向かわないものね〜。

それを乗り越えさせるために ガーネットを下さったのね〜。

おかげで 軽くなれました〜。

ありがとうございま〜す〜(T▽T)



あっちにぶつかり こっちでこけて 

ようやく 光の先っちょに辿りつけた私です^^

こんな私だから 胸を張って言えます。

「誰でも 光に辿りつけます。 くじけそうになっても あきらめないで。

 神は あなたのそばで いつも見守ってくれています^^」


みなさんの 誓いの証は なんですか?

−あとがき−




こんなに長くなるなんて 自分でも思ってもみませんでした。

まえがきにも書きましたが 私は声に従って 書いてきました。

なぜ こんな個人的な 不愉快な話を 人様の目に触れさせなければいけないのか

わからないけれど とにかく 書いてきました。


途中 何度もやめたくなりました。

書くにあたって 当時の日記などを読み返して 辛くなったりしました。

みなさんに不快感を ばらまいてやしないかと 不安になりました。

そのたびに エンジェル・カードや エンジェル・ナンバーを頼りました。

カードも ナンバーも いつも

「あなたは正しい道を進んでいます。 その調子で続けてください」

「大勢のアセンデッド・マスターが あなたを囲み

 あらゆることを手助けしています。

 彼らは あなたの使命を手伝い 祈りに応えるために来ました」

「天使やアセンデッド・マスターを信じる心と繋がりが

 あなたの スピリチュアルな癒しと 教えの活動の

 手助けとなっています。 あなたはパワフルな アース・エンジェルです!

 絶え間なく 天に助けを求めて 強く信じ続けてください」

と励ましてくれました。

龍雲や 鳳凰雲や 天使たちに 応援してもらいました。


いよいよ終盤に来た頃 ひとつの気づきを もらいました。


この書庫には 鍵付きのコメントが 多く寄せられました。

まだ 傷が癒えていない方 まだ道を探している最中の方たちが

心の内を お話してくださいました。

また みなさんが「ありがとう」とコメントに書いてくれます。

とても醜悪な話のはずなのに 暖かいコメントで埋め尽くされました。


みなさんとの やり取りの中で ふと気づいたのです。

私は 同じような体験や感情を持つ人たちの 代弁をしているのかもしれない。

まだ 声に出して言えない人たちの代わりに 語っているのかもしれないと。

そして 自分の経験を通して得たものを 伝えているのではと。



私は 憎しみと恨みの感情の塊でした。

こんな世の中で 生きていきたくはない。

人は なんて醜い生き物なんだろう。

人類なんて 滅亡してしまえばいい。

こんな世界で生きていくのは イヤだ。

死にたい。 そして 今度は ひっそりと咲く 野草に生まれ変わりたい。


そんな風に考えていました。

地獄があるとしたら それは 

このような感情を持ち 生きていくことだと思います。

誰の愛情も感じず 誰のことも愛せず 憎しみと恨みで 凝り固まり

けれど 愛を求め さまよい 生きていく。 

まさに 地獄です。


でも そんな私が 今こうやって 光を見つけて生きています。


私を囲む環境は 何も変わらないのに 

闇が 光に変わりました。


『闇は 光に変えられます』


私は それを伝えるため 義母から始まり 

母や夫のことを書いてきたのではないかと 思い至りました。

ジャイ夫との 結婚生活を 事細かに書くよう言葉が来ました。

なるべく大勢の人に 読んでもらうようにと伝わり ファン限定にはしませんでした。

なぜ。 それは皆さんに『闇』を知ってもらうためでした。

『光』の部分だけを伝えても それでは正確に伝わらない。

『光』と『闇』は 一緒でないと 本当の学びにはならない。

そんな声が聞こえました。

『負』の感情も 大切な学び。

『負』を知らないと 『正』もわからない。

『正』と『負』の学びを終えて『光』になるのだと そう伝わってきました。



『闇』を抱えている人も 『光』に近づけます。

光を求める気持ちを失わなければ 神はちゃんと 光を向けてくれます。

いえ いつも光を向けてくれているのです。

そのことに気づき 求める気持ちが 闇を溶かし 光を見つけるのです。


そして それは 誰でもできることなのです。

何も『過去世』を知らなければ できないことでは ないのです。

ただ 「幸せになりたい!」 と願えばいいのです。


自分は幸せにはなれないとか 幸せになってはいけないんだとか

どうせ幸せにはなれない なんて思うのは やめてください。

「私は 幸せになりたい」

ただ そう思ってください。 願ってください。

もし 何か罪を犯して 自分は幸せになってはいけないと

思っている人も 「幸せになりたい!」 と願ってください。

神は その罪も含めて 幸せにしてくれるからです。


たとえば あなたが 誰かを傷つけて

「自分は 幸せになってはいけない」 と思っていたとしましょう。

でも「幸せになりたい」と願ったとしましょう。

「あなた」を幸せにするために 

まず神は「傷つけてしまった人」を幸せにします。

その人が幸せになれば あなたは心の重石が取れて 幸せになれるのです。


だから遠慮せず 気兼ねなく 

「幸せになりたい」と願ってください。

なれます。 絶対に。


私は 心歪んだ人間でした。

憎しみと恨みの塊の人間は 幸せになっては いけないと思っていました。

でも ジャイ夫と出会い 苦しみの中で

「幸せになりたい!!」と思うようになりました。

そして 長い旅をして

今 やっと 一点の曇りもない 光を浴びています。

ジャイ夫が 私を追い立てながら 光に導いてくれていたのです。

この環境が スピリチュアルの世界に 導いてくれていたのです。

そのことに気づけた今 私は 心からの感謝と喜びで満たされています。


決して 自虐的な体験が 光に導くということでは ありません。

たまたま私が この宿題を選んできただけです。

光に近づくには

『楽しむこと』

『無邪気に愛を信じること』

『幸せを願う事』

だと思います。簡単です。誰でも できます。

そうしているうちに 一人では 幸せには なれないことに気づきます。

それで いいのです。


闇は 光に変えられます。

変えてください。 あなたが 幸せになる事は 

人類全部 地球全体が 幸せになることなのです。


「修復への挑戦」を書くにあたって 

エンジェル・カードにもらった アドバイスです。



『許し』

責め裁く気持ちがあると 苦しみは続きます。

心からの許しが わき上がったとき

癒しが起こり 安らぎに満たされます。




どうぞ そこにある闇を 光に変えてください。

まず あなたが幸せになってください。

そして それを 次に伝えていってください。



最後になりましたが

みなさん 長い長い長い話を 最後まで読んでくださって

また暖かい言葉をくださって 本当にありがとうございました<(_ _)>

みなさんの幸せを祈ります☆彡 感謝^^

−書き換え そして−




意識を ヨーロッパ時代のジャイ夫に向けた。



誰も 信じられない。 

気を抜けば 仕事を乗っ取られる。 家が潰される。

守らなければいけない。 代々 続いてきた この家門を。 

寄って来る者 全部が 一門の富を 地位を 狙っているように見える。

スキを見せたり 弱みを見せたら すぐに潰される。

誰を信じたらいいのか わからない。


過去世のジャイ夫は 日々 緊張していた。 怯えていた。

先代達が築き上げてきた この一門を 自分の代で 潰すわけにはいかない。

その重圧に 耐えていた。


信頼して 相談できる人間が まわりにいなかったようだ。

両親も すでに他界していた。 兄弟もいないようだった。

頼れる人が 一人もいなかった。


そんな時 娘に出会った。 欲しかった。 

どうしても 傍に置きたかった。

娘は 自分の母親の面影があった。

7歳くらいだろうか。 馬車に乗って迎えに来た母親に 

嬉しそうに駆け寄っていく姿が見えた。

まだ なんの重圧もなく 自由で 存分に母に甘えられた頃だった。

娘に 母親の姿を重ねた。



望みどおり 娘を妻にしたが 

どうすれば いいのか わからなかった。

この年まで 本気で人を愛したことなどなかった。

自分に逆らわないけれど 頑なに心を閉ざしている妻に

怒りをぶつけることでしか 気持ちを表現できなかった。

留守にしている間は 不安で 不安で 仕方なかった。

妻に 自分を愛してほしかった。

安らぎが欲しかった。 暖かな家庭が欲しかった。

しかし それは 叶わなかった。

体を離れる時 泣いている妻が見えた。

自分との別れを 悲しんでいるのではない。

妻は 自分の人生を哀れんで 泣いているのだ。

誰も 愛してくれなかった。

自分は 誰にも 愛されなかった。

なぜ 愛されなかったのだろう。

答えがわからないまま 昇っていった。




そういえば ジャイ夫が

「跡を継いで 自分が社長や言うて 勘違いしてる奴が気に入らん」

と言った時に 私が

「でも 親が築き上げてきたものを 守り継いでいくって 大変やと思うで」

と言ったら いつものように怒らずに 素直に

「そうやな。 もしかしたら 一代目より しんどいかもな」

と 感慨深げに言ったことがあった。

ヨーロッパ時代 ジャイ夫も 同じように言われて 悔しい思いをしたのかもしれない。

この時代の ジャイ夫の環境は 今生の生まれ育った土地の性格に 似ている。

守ろうとするあまり 自分を大きく見せようとしたり

本心を隠して 相手を牽制したり

権力や地位や富に寄ってくる人達の性質が 今 住んでいるこの土地と重なる。

そんな中で 過去世のジャイ夫は 

一人で必死に 家門を守ろうと 気を張っていたんだ。


小さな子供が 一生懸命に生きている そんなイメージが浮かんだ。

心の中では ずっと母親を求めていた。



こんなに孤独で寂しかったんだ。 不安で怖かったんだ。

これが 今生のジャイ夫に影響しているのだろう。

私は 過去世を 書き換えた。



娘は こういう結婚になってしまったけど

これも運命と 前向きに楽しく生きていこうと決めた。

娘は 家のまわりに 木を植え 花を植えた。

その木や花に 生き物達が集まってきて 楽しませてくれた。

女中達が返事をしてくれなくても 一方的に話しかけた。

やがて 女中達も 笑顔や身振りで 返事をしてくれるようになった。

家の中も 絵を描いて飾ったり 季節ごとに 楽しい演出をした。

夫が帰って来る日は 自分で手料理を作った。

帰るたびに 家の中が飾られていて 妻の笑顔に迎えられて

夫は次第に 妻への疑念を解いていった。

時々 妻と町へ出ては 芝居を見に行ったり 食事をしたりした。

やがて 妻は子供を身ごもった。

人里離れた場所に 置いておくのが不安になり

夫は 妻の両親の近くに 住まわせる事にした。

妻は 夫が留守の間は 自分の実家におり 

友人たちとも 自由に交流できるようになった。

夫に よく似た男の子を二人生み 家は賑やかになった。

夫も よく笑うようになった。

今度は 息子達と年の離れた 女の子が生まれた。

さらに家が華やかになり 夫は 家に帰るのが 楽しくてたまらない。

息子達が成人し 事業を任せて 引退した。

そして まだ10代の娘と 妻と 3人で穏やかで 幸せな日々を過ごした。

人を疑ったり 牽制したり 競ったりしなくていい日々。

愛する人たちに囲まれて 平和に過ぎていく日々。

母のぬくもりと同じ時間の中で過ごした。


やがて 天に召される時が来た。

事業は 息子達に任せて 心配ない。

愛しい娘と 愛する妻が 手を握りしめてくれている。

妻と子供達に見守られながら 穏やかに 昇っていった。

たくさんの愛情と幸せを 両手いっぱいに抱え 

幸福の絶頂の中 昇っていった。

妻の「ありがとう」という声を聞きながら…。



書き換えた後 涙がドォーッとこぼれた。

私の涙では ないように感じた。

ヨーロッパ時代の 夫の涙に思えた。 

寂しくさせてしまって ごめんね。

やさしい気持ちが 静かに胸に広がっていった。









この書き換えの後から ジャイ夫が生まれ変わった。

「たまには親らしいことも せなアカンな!」と言って

ヘー太と一緒に 走りに行ったり キャッチボールをしている。

私が 野球部の当番の時は ぴよぴよを どこかに連れて行ってくれる。

時々 お皿を洗ってくれたりするようになった。

「いつも ありがとう」と言った。

それでも ケンカをしたが 以前のような状況には ならなくなった。

子供達にも怒る時があるが それは 子供達が間違っている時だ。

ちゃんと教育的指導になった。

ヘー太が私に助けを求めても それはヘー太が悪いから 助け舟は出さない。

逆に ジャイ夫とケンカをしている時 ヘー太に

「今のは お母ちゃんの言い方が 悪かったんちゃう」と言われることもあった。


明らかに ジャイ夫は変化していった。

しかし私は 感情の部分で 出会ってからの 

14年間の事を思い出してしまい 許せない気持ちになったり

まだ 心の奥底で「いつか豹変するのではないか」と疑ってもいた。

しかし 潜在意識の部分では 完全に納得して 受け入れていた。

毎日 あっちに揺れ こっちに揺れしていた。

そして 疑いながら 書き換えから 約1年が経とうとする頃だった。

激しく寝込んだ。

そして『無重力の旅』 http://blogs.yahoo.co.jp/laughlaughdays/11367398.html

の記事に続く。

今現在も ジャイ夫は落ち着いている。


私たちは ようやく 過去世を克服したのかもしれない。

まだ 学びの最中だけど 

私たちは この宿題を 必ず やってしまいます。


みなさん 長いお話を 最後まで読んでくださって ありがとうございました。 感謝。

−ジャイ夫の変化−




ようやく帰宅した ジャイ夫の話によると

家を出て 10分ほど走ったところで 対向車線から 逆行するように

車が入ってきて 正面衝突をしたらしい。

真っ直ぐの見通しの良い道路で こちらの車も見えているのに 進入してきた。

幸い 早めのブレーキとエアバッグのおかげで 車はフロント部分がぐしゃぐしゃになったが

ジャイ夫には傷一つ なかった。

相手の車は おじいさんで 降りてきても一言も口をきかない。

警察の人が来て 色々 声をかけて 発した言葉が

「私 ○○から来たんやけど ここ どこ?」だった。

そこは けっこう遠い場所で どうやら 痴呆症の老人らしかった。

見ていたお店の人や 後ろの車の人や 通行人さん達が

おじいさんの車が 急に 対向車線に進入したと証言してくれたそうだ。

警察が おじいさんの身元を調べて 家に送った。

「いやぁ〜 びっくりしたで ほんま!!」

ジャイ夫は 怒って出て行ったことも忘れて 興奮気味だった。(パニクってたのかも)


子供達も寝て 私も片づけを終えて寝ようとした時

ジャイ夫が降りてきた。

先程までとは違って 何やら どんよりとしている。

「なぁ オレ 何かにとり憑かれてるんやろか」

「なんで?」

「あんな不自然な事故して 何かあるんかなぁって思って…」

ジャイ夫がこういう事を言うのは 珍しかった。

江原さんが出てくるまでは 霊は大否定だったし 

我が家に盛り塩を許可してもらうのに 8〜9年かかった。

自分から そんな事を言うのは 初めてだった。

「最近 お年寄りのドライバーの事故が増えてるし

 何か悪いモノやったら もっと酷いことになってたんちゃう?

 どっこも怪我してないっていうのは 逆に守ってもらったんちゃう?」

「そうか。 ……はぁ〜〜〜〜〜〜」

「どうしたん?」

「オレ 頭おかしいんちゃうか…」

「なんで」

ジャイ夫が こういう態度の時に 深入りして聞いたり

聞かれた事に返事をすると 酷い目に遭うことがあるので 突き放し気味に接していた。

「最近 オレ狂ってる気がするねん。 怒鳴るのしんどいのに

 怒鳴ってまうねん。 それで 後で すごい落ち込むねん…」

「……」

いつもと違った空気だった。 こんなジャイ夫は 初めてだった。

自分から 弱みを見せることは 絶対にしたがらなかった。

それが 本当に疲れた様子で そう言った。

「怒鳴って すっきりしてたんちゃうん」

「せえへん。 一回もすっきりしたことない」

「子供の時から?」

「うん」

「じゃあ なんで怒鳴ってたん」

「わからん…。なんか カーッとしてまうねん。 怒鳴ってまうねん。

 最近 それが ものすごい しんどいねん…」

「しんどいんやったら やめたらいいやん。

 しかも すっきりもしてへんのに。 人は離れるし 家族には嫌われるし

 何も ええことないやん」

「やめられへんねん。 だから おかしいんちゃうかって聞いてるねん」

「…うん。 おかしいな。 もう癖になってるんやわ。

 でも しんどいんやったら やめられるんちゃう?」

「そうやろか…」

「そう思うで」

ジャイ夫は ひどく疲れた様子で 部屋へ戻っていった。



もしかして 本当に 何かに憑かれていたのだろうか?

いや そしたら こんな程度ですまないだろう。

ジャイ夫は たびたび事故に遭った。

若い頃は 自分がぶつかってしまう事故だったが

最近は 赤信号で停車しているのに 右折車にぶつかってこられたり

脇道から飛び出してきた車が 後部座席にぶつかってきたりした。

どちらも ジャイ夫に非はなかったが 8:2とか9:1で

責任がかかった。

でも いつも 怪我もなく たいした痛手を負うこともなくすんだ。

「物が厄を変わってくれる」

Dr.コパの本を思い出した。

最近の ジャイ夫のドロドロした想念を 引き受けて 持って行ってくれたのだろうか。

今までの事故でも そのたびにジャイ夫は 自分の身を反省する きっかけになっていた。

私も 結婚当初 車を大破したじゃないか。

私のドロドロを たっぷり吸って 持って行ってくれたのだろう。

そうなのかも しれないな。

ぼんやりと そんな事を思った。


その後 やはり おじいさんは痴呆が進んでいたそうで

事故現場や 証言からも ジャイ夫には非がなかったということで

保険では なかなか出ない 10:0で解決した。

車もすぐに換えられて ジャイ夫にも 後遺症のようなものも出ず

本当に ジャイ夫のドロドロだけを 持って行ってくれた。


ジャイ夫は それから 魂が抜けたようになった。

以前のように腹を立てることも すっかり なくなって 

今までの どこか ピリピリした空気がなくなっていた。

今まで 声を荒げて怒っていたような事も 取り立てて怒ることもなくなった。

これまでの 無理してそうしてる というものではなかった。

私は 最初は「また 元に戻るだろう」と思っていたが

そんな気配は 見られなかった。

それどころか ジャイ夫は どんどん 気が抜けたようになっていった。

それは 何かを絶望しているような 遠くを見ているような

心 ここにあらず という感じだった。



「すまんな。 オレみたいなんと 結婚させてもて…」

ある日 突然そう言った。

「また なんかの罠かっ」

私は わざと おどけた風に言った。 

「いや。 ほんまに そう思うねん。 オレが無理に連れてこんかったら

 お前は幸せになれたんやろうなって 思って」

「で でも私 最近 ここでも楽しくやっていけるようになってるやん」

「ここと違ったら もっと楽しいに やっていけたやろ。 ほんま悪いな…」

いったい なんなんだろう。

ジャイ夫は どうしてしまったのだろう。

過去世を知り 私は もう納得したのに…。

ここで 生きていく覚悟も できたのに…。

そして はっと 気がついた。


まだ 過去世を 書き換えていなかった…! 




















 


 

−癒しの天使怒る−



「お兄ちゃん なんにも悪い事してへんやん!!

 なんで そんなに怒るんよ!! お兄ちゃん かわいそうや!!」

ぴよぴよは すっかり怒っていた。

「ぴよぴよ ごはん 楽しく食べたい!

 テレビも野球ばっかり イヤや! 好きなん見たい!

 いっつも朝から 野球の話ばっかりで イヤや!
 
 ぴよぴよ 野球キライ! お父ちゃん キライ!!」


そうだ。 ぴよぴよだって犠牲者なんだ。

いつも ヘー太に気がいっていたけど ぴよぴよだって

この状況は 辛いんだ。

今まで 黙って 三人を見ていたんだ。

ずっと 静かに 騒ぎが治まるのを 待っていたんだ。

とうとう 我慢できなくなったんだ。


ジャイ夫は 急に猫なで声になって

「なんで そんな事 言うんや。

 お父ちゃん ぴよぴよには いっつも優しいしてるやん〜」

と言った。 ぴよぴよは ジャイ夫を真っすぐに見たまま

「キライ!! お兄ちゃんの事 怒るからキライ!

 お母ちゃんの事 苛めるから キライ!!」

と 言った。

私とヘー太は ぎょっとして ぴよぴよとジャイ夫を見た。

ジャイ夫は ひるんでいた。 こんな ぴよぴよは初めてだった。 

ぴよぴよは続けた。

「お父ちゃんなんて ハゲてて 太ってて 気持ち悪いのに

 お母ちゃん 結婚してくれてんで!

 ほんまは お父ちゃんなんか 誰も結婚してくれへんかったんやで!!

 わかってんの?!」

「………」

ジャイ夫は 口をパクパクさせていた。(ほんとに)

言葉を失ったようだった。

私と ヘー太は 思わず目を合わせた。

そして 同時に 「ぷっ!」 と吹いてしまった。

笑いをこらえるのに 必死だった。

ジャイ夫は わなわなと震えながら

「お前が そんなこと言うてるんかっ?!」と私に言った。

すると すかさず ぴよぴよが

「お母ちゃん 言うてないわっ! お父ちゃん 顔見たら わかるやろっ!!」


「ぶ・ぶぶ・・・ぶはぁっ! あははははははっ!!!」

「お お腹痛いっ!」

私とヘー太は もう我慢できずに げらげら笑った。

涙が出るほど 可笑しかった。

大真面目に言うぴよぴよ。 わなわなしてる ジャイ夫。

「笑うな!」と ジャイ夫が怒ったが

迫力もなく 全然 怖くなかった。

私と ヘー太は 目が合うたびに 笑いをこらえた。



夕食後 お風呂に入り 子供達が部屋にあがり

ジャイ夫と二人になった。

「いやぁ〜。さっきの ぴよぴよは面白かったな〜」

「全然 おもしろないわい」

力なく言うジャイ夫が また おかしかった。

「な ぴよぴよにも嫌われてもた事やし もう 怒鳴るのやめたら?」

「…オレは あんな風に見られてたんか。

 オレが間違ってるんか」

「間違ってるとかじゃなくて 誰でも 怒鳴り散らしてる人見たら

 そういう印象 受けるんちゃう?」

「……」

「あんたも怒鳴り散らして わめいてる人見たら 引くやろ。

 その人が なんで怒鳴ってるんか なにを言ってるんかなんて 考えへんやろ?

 あぁ ややこしそうや。 離れとこうって 思うんちゃう?」

「……」

「怒鳴るって 損やで。 話したら いいんとちがう?

 自分はこう思ってるって 押しつけんと話したら いいんとちがう?

 損してるで。 人から誤解されるで」

「……」

「野球も 対立せんと 協力する形取ってたら 

 もしかしたら いい方向に向いていったかも しれへんやろ。

 相手も こっちの話聞いたかもしれへん」

「………そうやな」

「ヘー太のことも いっつも あの子が何かする前に 先に ああせえ こうせえって

 言うてるやろ? ヘー太 自分で考える暇ないやん。

 リーダーシップ取れる子にしたいんやったら

 言うこと聞かせてばっかりやったら 無理やわ。

 あんたは ヘー太を 人に従う子にしていってるで。

 これから あの子は あんたみたいな人が 友達になって 上司になって 妻になって

 一生 言う事聞かされて 生きていくんやろうなぁ」

「………」

「な もう怒鳴らんとこ。 怒鳴ったら 人は離れていくだけや。

 ヘー太もぴよぴよも出て行ったら 私も ようおらん。

 寂しい晩年になるだけやで」

「………そうや。 ほんまに」

「なぁ なんで友達 利害関係のある人ばっかり 選ぶん?」

「選んでない。 なんか そうなるんや。

 オレは 純粋に友達になりたいのに 向こうが 結局 利害関係作ろうとしてくるんや」


あぁ 前世の影響だ。

ジャイ夫が 権力や 自分のポジションにこだわる間は これを繰り返すんだろう。


「誰が上で 誰が下でって 人を分けるの やめたら?」

「そんな事してない」

「でも いっつも 人に合ったら そこに こだわってるで」

「……」

「もっと 利害とか 格上か格下かとか気にせんと 人とつき合ってみ。

 構えてんと 家でリラックスしてる時みたいに 笑ってみ。

 こっちが構えたら 相手も構える。 こっちが警戒したら 相手も警戒する。

 そう思わん?」

「うん」

「ヘー太は 自分で考えなアカン年頃やから もう かまわんとき。

 そしたら ちゃんと しっかりしてくるから。

 父ちゃんは 自分が楽しくなるような生き方を探してみ」



その日から ジャイ夫を怒るのは ぴよぴよの役目になった。

そして ジャイ夫も ぴよぴよに言われると おとなしく言う事をきいていた。

ヘー太も もとの明るい ヘー太に戻った。


ところが 年が明けて 次の監督が 遠縁に決まった。

そうなるために あっちは動いていたから 当然だろう。

けれど しばらく静かだったジャイ夫が また 気が立ってきた。

「あんな奴に監督させたら ろくな事にならんぞ!

 オレ 言うてくる!」と言い出した。

「やめとき! 決まってた事やん!みんなが ええって言うてるんやったら いいやん!」

「そんなもん 中心の連中が ええようにするためやろが!」

「そんな事 みんな知ってる! もう ええやん! したい人にしてもらったら!」

「なんや! オレが間違ってんのかっ?!ええっ?! 間違ってるんかっ?!!」


もう 私は疲れた。 何度言っても カッとなって理性を失う。

ジャイ夫は ずっと このままなんだ。 

「……どうでもええわ! どっちが正しいかなんて どうでもええねん!!

 ヘー太が楽しかったら それでええ。 元気に行って帰ってきたら それでええ。

 野球がどんだけ 偉いんか知らんけど 私には そんな重要な事に思われへん!

 とにかく 静かにして! 何年よ?! 13年! 出会ってから14年!

 ずっと 怒鳴ってるやん! うるさいわ! ほんま くたくたや!!

 もう しんどいわ! ほんっまに しんどい!!

 私は 穏やかに暮らしたいだけや! 頼むから 静かにして!」

私は限界だった。 前のように 暴れる気力もなかった。

本当に うんざりしていた。

「………」

苛立ちながらも ジャイ夫は黙って部屋へ戻った。


30分ほどして降りてきて 

「どっか みんなで 車でぶらっと行こう」と言った。

私は 夕食の支度があるからと断った。

ヘー太もぴよぴよも 行かないと言った。

イライラしているジャイ夫と出かけるなんて みんなイヤだった。

しばらく子供達を誘っていたが 二人が行かないと 言い続けたので

ジャイ夫は爆発した。


「もうええ!! お前ら 出て行け!! 気に入らんねんやったら みんな出て行けぇっ!!」


そう怒鳴ると 車に乗り 出て行ってしまった。

誘いに乗ればよかったのだろうが もう それすら 合わせる気にもならなかった。

やっぱり 子供を連れて 私が育てた方がいいかもしれない。

脱力感に襲われながら そんなことを考えていると

電話がかかってきた。 ジャイ夫だった。


「事故った。遅くなるわ」


 





 

 

 


 

 

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