365日、花に会える。

たいへんご無沙汰しています***

花追いの系譜

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天上の青。

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静寂よりも深い眠りを護る青の響き。
 
決して絶えることの無い涙を拭う、微かな陽光。
 

たとえその姿も形も、
具現に見ることはできなくなっても。
 
想いは、言葉は、真心は、

永遠に続く。
この天上の青のもとで。

 
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こちらは、先だっての日曜日の茨城県フラワーパーク。
7月3日に最も近い週末、此処を訪れるようになって、
もうどれほどになったことか。
 

7年前、私は何も知らずにこの場所で、
降り注ぐように咲き揃う紫陽花の雲海を眺め、
まるで清廉な水と風を運ぶように静かで、安らぎに満ちた花色の中で呼吸をし、
いつもとまったく変わらない週末を過ごしていました。
 
まさかその夕方に、敬愛していた友人が、
人知れずこの世を去ってしまうとは、思いもせずに。

紫陽花の青は、この友人の優しさ、聡明さ、誠実さ、
数え切れないほどの様々な心の面影を、思い起こさせる存在。
だからこそ私は、何をおいてもこの時機に、此処を訪れてしまうのでしょう。
 
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何万株もの紫陽花に包まれる園内。

鮮やかな緑のもとに静寂の雫を灯し、
丘の斜面をなぞりながら天へと地へと連なり、
物言わぬ架け橋となって過去と現在を繋ぐ。
 
独り取り残されたままの私を、
慈悲とともに包み込むように。
 
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それは決して今年も変わることなく、
寧ろこれまで出会ったいつのときよりも鮮やかに、
赦しのように優しく天上の青を捧ぎ、
私に語りかけてくれました。
 

・・・また来年も、必ず此処に来なさい、と。
しっかり生きて、また此処に、戻ってきなさい、と。
 

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紫のバラ。

梅雨に入ってしまったのでやむをえませんが、2週連続の土曜の雨。
若干の回復を明日に願って、今日はパソコンの前での花めぐり。
先日の記事の「勇気、元気、励ましをくれるバラ」に引き続いて、
今回は「紫」にスポットをあてて、今シーズン出会ったバラたちを思い起こしてみます。
 
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「ブルーリバー」(茨城県フラワーパークにて)
 
まず初めにご紹介するのは「ブルーリバー」。
比較的色が褪せ傷みやすく、最高の見頃時期が短い紫のバラにあって、
この品種は本当に、いつ何処で出会っても数輪は完璧な姿に出えます。

妖艶なグラデーションに包まれた彩に加え、香りも強く荘厳。
「せせらぎの小川」よりは「雄大な大河」を思わせる圧倒的な存在感です。
 

完全な「青」をバラの色に現すのは品種改良上とても難しいことらしく、
「ブルーパフューム」、「ブルーオベーション」、後ほどご紹介する「ブルームーン」など、
「ブルー」と呼ばれるバラが幾つかありますが、その姿は概ね紫色。
私の印象では、最も涼やかで馴染みの青に近いのは、この「ブルーライト」。
 
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「ブルーライト」(京成バラ園にて)

子供の頃から「紫」が色の中で一番好きだった私にとって、
美しい紫に包まれていることほどの幸せはありません。
数ある紫のバラたちを眺めていると、とりわけこちらの2品種が、
私の中にある「理想の紫」に近い気がします。
 
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「シャルル・ド・ゴール」(谷津バラ園にて)
 
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「紫の園」(茨城県フラワーパークにて)
 
 
引き続いては、紫、パープル、バイオレットなどの直接的な表現を用いずして、
その彩を表情豊かに伝えてくれる、紫の花の名をそのまま携えた品種たち。
香りはさすがにバラですが、どことなく源となっている花々の面影がうかがえます。
 
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「ライラック・ビューティ」(谷津バラ園にて)
 
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「ラベンダー・ドリーム」(京成バラ園にて)
 
紫のバラで多く見られるのは、夕刻や夜を連想させる名の付く品種。
赤、黄、緑などのいわゆる原色の中では最も暗く、
静けさやを癒しを醸す色のためでしょうか。

 
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「たそがれ」(谷津バラ園にて)
 
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「ブルームーン」(谷津バラ園にて)
 
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「スイートムーン」(茨城県フラワーパークにて)
 
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「オーバーナイト・センセーション」(京成バラ園にて)
 
こうして名前を眺めているだけで、
真昼の光が収束して地平に隠れ、次の夜明けを凛として待つ、
空や自然界の流れ、時間の環のようなものを感じます。

 
締めくくりは「紫雲」。
明け方に懸かる空の雲が、藍色の闇と紅の陽に染め出され、
あたたかく、かつ壮麗に天を満たすかのような見事なバラ色。
 
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(茨城県フラワーパークにて)
 
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(京成バラ園にて)

これから夏にかけて、花菖蒲、紫陽花、ラベンダーと、
美しい紫の花が見頃を迎えます。
赤やピンク、白や黄色の品種で大半が占められるバラの世界で、
異彩を放つ紫のバラは、初夏の扉を開く鍵のような存在かもしれません***
 
 
★「勇気、元気、励ましをくれるバラ」の記事はこちら↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/lavender1829blue/52779478.html

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バラの名に寄せて。

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5月半ばから3週間、週末ごとに時間を見つけてはバラめぐり。
何処を訪れても感じたのが、「とにかく今年は『当たり年』」。
まだあと半月はこの花に会うことができそうですが、
今日は生憎の雨模様ですので、カメラと記憶におさめたバラたちで楽しむことに。
 

バラだけに限りませんが、数ある品種たちそれぞれに、
本当に美しい名前がつけられていることに、いつも心が動かされます。
色、形、香り、改良に携わった人々の志・・・背景は様々にあるのでしょうが、
名を呼ぶだけでそのバラにこめられた思いが、心地よい風のように響いてきます。

今日ご紹介するのは、勇気や元気、励ましをもたらしてくれる名前のバラ。
冒頭の写真は「ラブ」です。
 
飾りのないストレートな名に相応しい、鮮やかな紅のバラ。
花びらの裏側は目の覚めるような白。
そのコントラストの力強さには、1対1の恋愛というより、
天地万物にあふれる自然の愛などの、深く大規模な「ラブ」を感じます。
 
 
喜び踊るように満開まで咲き揃ったバラの園。
心の底から沸きあがる至福をもたらしてくれるのは、この名に負うところも大きいかもしれません。
 
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「希望」(京成バラ園にて)
 
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「夢」(谷津バラ園にて)
 
「夢」は、私の中ではこの世で最も優しく美しいオレンジ色。
 そして、この「希望」と「夢」が重なると、華やかで愛らしいピンクのバラに。
 
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「ホープス アンド ドリームス」(京成バラ園にて)
 
 優しいグラデーションの彩りの美しさだけでなく、香りも淡く心地よいバラ。
 イエローがもたらす輝きと、ピンクが醸す愛が共に寄り添って、「平和」が生まれるのかもしれません。
 
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「ピース」(京成バラ園にて)

実はこのバラだけ、本当にこの名前だったのか自信がありません。
それでも、この軽やかな淡いピンクの微笑みを見ていると、
何ひとつ思い煩うことのない「自由」を体現してくれているように思います。
 
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「スピリット オブ フリーダム」(茨城県フラワーパークにて)
 
こちらは「茨城県フラワーパーク」のシンボルにもなっている品種。
どうしても未だに震災のことが気にかかる私にとって、
関東で最も大過に見舞われた茨城県の未来を、このバラが照らしてくれるよう願ってやみません。
 
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 「未来」(茨城県フラワーパークにて)

締めくくりは、この花の前に立つだけで元気の出てくる3品種を。
 
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「楽園」(茨城県フラワーパークにて)
 
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「光彩」(京成バラ園にて)
 
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「ダブル ディライト」(茨城県フラワーパークにて)

外では相変わらず冷たい雨が地を叩いていますが、
きっとこれは花々にとっては恵みの雫。たまには自宅で過ごす土曜日も悪くありません。
また時間を見つけて、「バラ紹介シリーズ」ができるとよいのですが***
 

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桜。

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東京の桜が見頃を迎えたと聞いて、
ここより他に訪れたい場所はありませんでした。
 
こちらは東京都江東区「亀戸中央公園」。
もう幾度となくこのブログに書き残した、
昨年の震災の日まで約10年通い続けた職場の、近隣にある桜の隠れ名園。
 
一昨年前までは、3月中旬を過ぎた頃から毎朝この桜の木々を眺め、
少しずつ目覚めに向かう花たちの呼吸を肌で感じ、
いざ5分咲きほどを迎えたら、朝も昼もカメラを抱えて歩き回り、
花吹雪となり地に舞い降りるまでの約2週間、ずっと時を共有してきました。

震災で損壊した職場の建屋にはもう戻れません。
せめて休日である今日、通勤とほぼ同じ時間帯に訪れて、
あの頃と同じ陽の位置と風の色の中で、この桜を眺めたいと思いました。
 
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東京に桜の名所は数あれど、此処はまったくの別格。
時に静かに、時に華やかに、真新しい光を受けてきらめく薄紅の花霞。
失われた時間が宝石の輝きを取り戻し、甦る懐かしい面影。
 
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完成した東京スカイツリーが初めて迎える春、
この亀戸の川沿いに浮かぶやわらかな桜に包まれ、
私にはとても幸せな風景に見えました。
 
4月7日でまだ7分咲きという状況は、これまでなかったと思います。
類稀な長い厳冬、その影響はまだ深く刻まれていましたが、
10年間愛し続けた桜の花たちが、今年も優しい笑顔で迎えてくれたことに、
いまは感謝してやみません***

想起。

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清明の空に続く、花色の歓喜。
 
想いを馳せる暇もなく
記憶の扉を叩く。
 
たとえ今は手に届かなくても、
光はある、必ず見つかる、
 
この胸の内に。
 
 
・・・この週末は広い地域で天候が荒れ模様。
もとより色々な所用があってのんびりできる状況にはなかったのですが、
2日連続で目を覚ますと風雨の轟音で、さすがに寸暇の花めぐりも休業。
 
そこで今日は、昨年の秋に最も印象に残った風景を。
こちらは群馬県板倉町、秋祭りとともに開かれる「コスモスまつり」の一場面です。
 
 
ここ数年、何度か足を運んでいましたが、
今年は秋祭りは開催するものの、コスモスまつりは中止とのこと。
私宅から2時間ほどの比較的動きやすい距離で、
広大な空と色鮮やかなコスモスたちの競演を臨める処だっただけに、
本当に残念に思います。
 
 
今も窓の外は灰色の空の下で風が吹き荒れていますが、
この風景を眺め、その時に受け取った喜びや安らぎを思い起こせば、
心の中の雲はいとも簡単に取り払われていくのがわかります。
 
この世にかけがえのない愛しい存在があり、
それをこうして写真に、記録に残し、いつでも傍にいてもらえることは、
本当に幸せなことですね***

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