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天が約束する。
結び繋がれてゆく生命は、希望の証。
陽に籠める励ましと地に満ちる慈愛によって、目をさます花のように。
果てない闇の先には、必ず光が在る。
闇は決して、光に勝たない。
その確信が、新しい扉を開く。
新しい幸いに、また出会うために。
・・・2011年も、残すところあと1日となりました。
いつもと変わらない厳寒の朝。
ここ数年加速度的に寒さに弱くなっている私ですが、
こうして、昨日と同じ色の朝を迎えられることは、このうえない幸いと思えます。
この先の生涯を通しても、恐らく二度とありえないであろう激変の2011年。
ですが、どのような時にも花は私とともに在り、
花を通して、天が、地が、風が、私に深い愛と喜び、そして希望を与えてくれました。
その風景たちを、最後のREVIEWに残します。
この希望が新しい年を開き、新しい年に繋がり、
多くの人々の心に満ち溢れるよう願いをこめて。
こちらは、2月19日に訪れた、埼玉県皆野町「宝登山」。
当時は日常生活において悩み煩いが非常に多かったのですが、
金色のロウバイと空の青に心洗われ、また前を向いて歩いていこうという勇気を貰いました。
引き続いて時期は飛びますが、7月10日に訪れた、群馬県太田市「太田吉沢ゆり園」。
こちらは、確か昨年にオープンしたばかりの新名所で、
足を伸ばせる範囲での花めぐりスポットは行きつくした感のあった私に、
とても新鮮な感動を運んでくれました。
その翌週、7月16日に訪れたのが、茨城県古河市「古河総合公園」。
震災直後の3月末に、桃の花を見に足を運び、あまりにも閑寂とした空気に悲しい思いをしましたが、
時を経て、天を仰ぎ艶やかに、軽やかに咲く蓮の花は、復活の希望の光そのものに見えました。
そして、こちらは7月23日に訪れた群馬県沼田市「たんばらラベンダーパーク」。
丘を金色に染める満開のニッコウキスゲに出会えたのは初めてのこと。
『たんばら=紫の丘』というのが私の認識ですが、例年と時期を少し変えてみるだけで、
まったく異なる奇跡に出会えるのだと、改めて「変化を試す」ことの大切さを感じました。
こう振り返ると7月は例年にない「花の当たり年」でした。毎週出かけてもまだめぐりきれないほどに。
さて真夏を経て初秋を迎え、10月1日。こちらは埼玉県幸手市「権現堂公園」です。
権現堂といえば桜と菜の花の競演で有名な花の名所ですが、
近年では冬の水仙、初夏の紫陽花、そして秋の彼岸花も美しく見られるようになりました。
彼岸花といえば以前は日高市の「巾着田」だったのですが、
あまりの人の多さ、渋滞の激しさにすっかり足が遠のいてしまい、専ら権現堂で楽しむことに。
堤の斜面を深く烈しく燃やし尽くすような紅色に、今年はとりわけ生命の力と強さが感じられました。
締めくくりは、11月12日の群馬県藤岡市「桜山公園」。
先ほどの「たんばらラベンダーパーク」でも振り返りましたが、
『いつも訪れている場所の、少し異なるタイミングが、新しい奇跡を見せてくれる』がこの場所にも。 春と見間違うほど華やかな冬桜と、紅葉の競演。
この風景に出会えただけで、巧く言えませんが、生きていることは素晴らしい!と真っ直ぐに思いました。
例年ですとかなり見頃の進んだ11月末頃に足を運ぶことが多いのですが、
今年は春の桜をほとんど楽しむことができなかったこともあり、
何を押しても、すぐにでも山を染める桜に会いたいと、かなり前倒し気味に。
その焦りが却って咲き始めの瑞々しい桜の色を、私に見せてくれました。
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訪れてくださった皆様、今年もお世話になりました。
投稿は不定期かつ休業状態のときも多く、
皆様のところにご訪問やコメントも思うようにできず、
申し訳ない思いと、それでもたくさんの励ましをいただけたことに心から感謝しています。 こうして10回にわたりREVIEWを書き残してみると、
2011年は悪いことばかりではなく、むしろ悪いこと、悲しいことによって、
喜びという感情を大切にし、新しい出会いや気づき、発見に感謝できる、
そんな流れを生み出したかけがえのない年であったことに気づきました。
みなさまにとっての2011年はいかがだったでしょうか。
どうぞよいお年をお過ごしください*** |

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