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・・・花とも芸術とほとんど関連性のない記事になりますが、
いわば備忘録的に、書き残したいと思います。
今日、私は人生で初めて「TOEIC」公開試験を受けてきました。
実は私は幼少の頃から飛行機が非常に怖く、決して海外になど行くことはないだろうし、
また、職場でも英語にとても堪能な方が数名いらっしゃるので、
たとえ電話や来客などで英語しか話さない方に出くわしたとしても困ることはないだろうと、
まったく英語というものに対して、興味も必要性も感じてきませんでした。
今も誰かから、英語力を高めることを切迫して強いられているということはありません。
ただなぜかこの時期だからこそ、英語を勉強することに何か大きな価値が自分にはあるように思いました。
1)人生の指針としているある書籍の原書を、自身で納得して読んでみたい。
2)これまでまったく取り組んでこなかった、新しい物事に挑戦してみたい。
3)東京や京都のようには情報が多くない北関東の花の美しさを、いつか海外の人に伝えられるようになりたい。
・・・動機はいろいろあるのですが、最後に私の背中を押したのは、やはりあの震災だったように思います。
日本国内のメディアを信用していないわけではありませんが、
あのとき世界中を震撼させた様々な出来事を、海外の人たちは客観的にどのように見つめ、
どのような言葉を示し、残していったのか。
それを自分の目で見て、確かめて、そのうえで、いまこの国がどのような状況に置かれているのかを、
自分なりにとらえていけるようになりたいと、切に思いました。
勉強を真剣に始めたのは昨年の7月中旬。
初めは何が何だかさっぱり分からず、単語も文法も、「カタカナ英語」的なものしかつかめず、
よく高校を卒業できたものだと驚くばかり。
それでも、全く未知の領域に踏み出していくことは刺激的で、結構楽しんでいたように感じます。
ですが、試験となればまったく話は別。
とりわけ本番に(つまりプレッシャーに)弱い自分としては、胃の痛くなるような話。
だからこれだけを自分に約束しました。
「どんなに難しい問題が出ても、時間が足りなくなりそうでも、最後まで絶対に諦めないこと」
・・・試験は120分。時間そのものも長いですが、200問も出題されるものですから、
自宅でプレテストなどをして感覚はわかっていたつもりでも、想像以上にきつい試験。
(私の職場にほぼ満点のスコアを持っている方がいらっしゃり、
その方がいかに超人的な語学力をお持ちなのか、改めて実感するばかり!)
何度か「もう試合放棄して、適当に回答してしまえ!」と本気で考えましたが、
それでは約束を破ることになるので、すべての問題を読むだけはきちんと読んで、
わからなくてもそれなりに自分の頭で考えて、すべてを回答することはできました。
結果はどうなっているかわかりません。
ですが、少なくとも自分で決めたことは守り、果たしたこと。
いまはそれだけで大満足。
ここ暫く仕事を初めとする日常の中で、自身の力では成す術もなく、
落ち込んだり悩んだりしたことがたくさんあったのですが、
少なくとも自分でどうにかできることはどうにかする、それをやり遂げる。
些細なことかもしれませんが、その体験ができたことを今日は嬉しく思います。
・・・そろそろ花が見たくなりました。
春分の日は、何処かで満開の梅に出会えるとよいのですが***
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voyageforflower
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長く、短く。
重みだけが、確かな感覚として刻まれた歳月。
失われたものへ、哀悼の意を。
残されたものへ、希望の光を。 捧ぐ。祈る。 この命が在る限り。 ・・・未曾有という言葉でも足りることのない震災から、一年が経ちました。 昨夕の天気予報から、空模様が回復すると聞き、
いつものように北関東の山を目指して走ろうかと思いましたが、 やはり、今日はこの場所をおいて他に、訪れたい場所が見つかりませんでした。 震災により損壊し、そのまま閉鎖された東京都江東区の以前の職場。
その近隣にある「亀戸中央公園」。 あの地震の日も、昼休みは気晴らしに此処を歩き回ったことを思い出しました。
到底順風満帆とは言い難い仕事に悩む中、ほんの数十分だけでも心を逃がせる空間。 その2時間半の後に起きる事態を知る由もなく、深呼吸して眺めた青い空。 もう、何十年も昔のことのように感じられます。 遅咲きの品種とはいえ、この時分ともなれば3分咲きほどにはなる梅はようやく蕾。 ズームレンズでも捉えられないほどの高い枝に、僅か1輪だけ開花した花が。 その分、この頃にはほぼ見頃も収束するサザンカが鮮やかに。 ほとんど花もつけていない梅の木々の前でカメラを持って立ち尽くしている私を見て、 恐らく近所の方なのでしょう、初老の男性が不意に声をかけてくれました。 「川の向こうの桜がやっと咲き始めたよ」
・・・すっかり忘れていました。
この公園沿いを流れる川、対岸の江戸川区側の遊歩道に、河津桜が咲くことを。 昼休み程度の時間では足りないので、 「いつかそのうち、あの桜も写真に撮ろう」と思いながらも10年、 一度としてその桜を間近に見たことがなかったのです。 雲が切れ始めたやわらかな青空の中そびえ立つスカイツリーに一礼して橋を渡り、 対岸にたどり着くと其処だけが春の彩り。 全体としてはまだ2分にも満たない状況でしたが、
その優しい薄紅の微笑み、あたたかな風を待つ蕾の健気さ、 この桜が紡ぐ慈愛に満ちた空間に、私は心の底から救われました。 いまだ真冬の寒さは幕を引くことを知らず、 胸の奥に沈む痛みは消えることがなくても、 また、春が必ずやってくるのだと。 ************************************************************ 何事か差し障りがあると具合が悪いので、
記事にその写真を残すことはできませんが、 職場の建屋の今の姿も、何枚もカメラに刻みました。 昨年の4月下旬に此処を去ったときから、ほぼ何も変わることなく、 生々しい亀裂を残す壁、立入禁止のテープが貼られたままの出入口の姿を。 道行く人が、この建屋の前で足を止め、指をさしたり、首を傾げたり。
それもそのはず、この界隈で閉鎖に追い込まれるほど損傷したのはこの建屋くらいで、
地震の直後も、広域避難場所にまで集まった人は数えるほどしか居なかったのですから。
その一部始終を少し離れた場所で見ていると、 慣れ親しみ、愛してやまなかったこの建屋があまりにも哀れな気がして、 いっそのこと取り壊して更地にしてくれたらいいのにとさえ思いました。 ですが、もしこの建屋が完全に姿を消してしまったら、 その何倍もの悲しみや漠とした寂しさに、苦しむことになるのでしょう。 だからこの現実に目を背けるのではなく、受けとめ、 計り知れない喪失感から、自身が本当に立ち直れるようつとめたいと思います。 ************************************************************
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こちらは、2009年の7月に訪れた福島県北塩原郡の五色沼でのワンショット。
2年に1度必ず訪れていたこの場所に、昨年はついに足を運べなかったのですが、 今日はほんの少し、この場所の風を感じるひと時を持てました。 ***************************************************************************
この週末は、空模様がいまひとつだったことに加え、
細々とした用事が幾つもあったので、花めぐりの旅は小休止。
それでも旅に出たいという気持ちは常にあるのか、 今日のお昼前後に数時間の余白を見つけ、東京の八重洲まで足を運びました。
「福島県八重洲観光交流館」。
東京駅八重洲口から歩いて数分の、福島県の物産の数々を取り揃えているアンテナショップ。
『美しい自然を私に幾度も見せてくれた福島県に、小さなことでも何か恩返しをしたい』 そう思いながらもうすぐ1年、自分の思いほどには福島をはじめとする東北の方々に対して、
何も行動ができていなかったこともあり、以前から訪れてみたいと考えていました。
一歩足を踏み入れると、其処には本当に懐かしい、福島県の空気感。 もとより北関東が好きな私にとって、茨城・栃木のすぐ北に面する福島県は、 距離的には身近ではないにせよ、どこか故郷のようなあたたかさを感じさせてくれます。 食品、地酒、伝統工芸品など福島県各地の名産品だけでなく、スキーや温泉などの観光案内や、
数枚下の写真の中にある「絆新聞」など、避難生活を送られている方々への情報誌も用意されており、
お店の規模はそれほど大きくありませんが、それだけに、 密度の高い空間に福島県の「現在」や「力」「元気」などがぎゅっと詰まっているような印象。
風評被害を含めた原発や震災による傷に屈することなく、 一生懸命に前を向いて進んでいる方々の姿と心が目に浮かぶようでした。 (お店の方に一声おかけして、外観の写真は数枚撮らせていただきましたが、
店内は他のお客様にも悪いので遠慮することに・・・)
売上の一部は復興に役立てられるとのことでしたので、結構いろいろと買いました。 (写真は私宅に戻ってから撮ったものです。 特に桃プリンは福島を訪れるたびに買っていたもので、此処で会えて嬉しかった!!)
食べ物ばかりですとお腹に入ったら消えてしまいますので、
何か形に残るようにと、漆器伝統蒔絵のビードロストラップも購入。 このコスモスの絵柄には一目ぼれでした。(伊達市の花景色のパンフレットとともに写真を・・・) また、レジの傍には控えめに義捐金を受け付けるボックスも置かれていて、 私も幾らか託してきました。
銀行や郵便局で義捐金を送ろうとすると、かなりまとまった金額を用意しないといけないかな…という
気後れをしてしまう自身でも、できる範囲で協力のできる貴重な機会にめぐりあえて良かったです。
八重洲の外堀通り沿いには、福島の他にも物産店が点在しています。 折角ですので「北海道フーディスト」と「京都館」にもぶらりと立ち寄って、 こちらでも地域色あふれる食べ物を幾つか調達。
いつもは車で往復300キロあまりの距離を旅していますが、
たまには東京都心で北から関西までの旅行気分を味わうのも良いものですね。
でもぜひ今年は、福島県の美しい自然を訪ね、 風を、緑を、力をこの身いっぱいに受け取りたいと思います***
★ご参考 ・福島県八重洲観光交流館(http://www.tif.ne.jp/jp/sp/yaesu/) ・福島県応援サイト(http://www.tif.ne.jp/fuku/index.html) (↑↑こちらでは応援メッセージも受け付けてくれています) |
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すべてが、
報われるとは限らない。
それでも、
厳冬に吹きすさぶ風の中、新しい花を見るように。
僅かな時の境界からあふれる報いを、喜びを、
受け取れる瞬間は必ずある。
だから人生はやめられない。
・・・今日は、記念すべき日になりました。
昨年の暮れに残した記事(http://blogs.yahoo.co.jp/lavender1829blue/51271361.html)でお伝えした、
「色彩検定」の1級試験の合否通知が届きました。
結果は、合格。
自信があったとはとても言い切れない状況だっただけに、
郵便受けに置かれた通知の葉書を開くのにかなりのためらいがありましたが、
この2文字を目にした瞬間、本当に久しぶりに、「報い」という言葉を思い出しました。
命に代えても代え難い花めぐりを相当に自粛してまで、
週末の自由な時間を勉強に費やした日々も、今ではかけがえの無い宝。
思い通りにはいかず無駄な努力も多い日常だからこそ、
この喜びはひとしおです。
「色彩検定」へのこだわりについて、いま書き残したかったのですが、
今日は頭の中が真っ白で、また綴れそうにありません。
いつか機を見て、このブログに書きとめられたらと思います***
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心からの誓い。
自身への約束。
護りとおせたことにただ感謝する。
後も先もない、明らかな現在の許に立ち、
揚げる。
静かな祝杯を。
・・・本当に久しぶりに、此処に戻ってくることができました。
11月23日以来の更新、これほどこのブログを留守にしたのは初めのこと。
先日の記事に書いた「とある検定」の2次試験が、今日無事に終わりました。
結果は1月末までわかりませんが、ボーダーラインぎりぎり?という感触。
私が約半年をかけて取り組んでいたのは「色彩検定」の1級です。
もう10年程前に3級、2級は合格していましたが、当時も1級は不合格。
いつかまた再挑戦を・・・と思いながら、転職や母の他界、引越しなどの理由から、
長いこと「目標」へ挑戦することを先延ばしにしていたような気がします。
(なぜ、「色彩検定」にこだわっているのかは、また別の機会に・・・)
ようやく時機を得て、今年の5月にゼロからのスタートで試験勉強を始めました。
(なんと、私が検定から遠ざかっている間に、試験範囲の大幅変更などがあったもので!!)
ですが、仕事でも頭を使う作業が多く家に宿題を持ち帰ったりと、
本当に時間が足りないこと・・・だからこそ、限られた時間をめいいっぱい使って、
悔いのないように勉強をしたいと思いました。
その分、夏以降はゆっくり花めぐりもできませんでしたが、
花の世界のほかにも「今しかできないこと」が確かにあり、
それをしっかり見据えて進むことが、現在の自分には必要なのだと。
結果はどうであれ、「もうこれ以上の努力はできない」というところまでやり通そうと、
自分自身に約束しました。
だから、今の気持ちは、今春に栃木県足利市「あしかがフラワーパーク」で出会った、
清涼かつやわらかな純白の藤の花そのもの。
結果がどう出たとしても、本当に、心から満足しています。
これまで散々放置してしまった日常の雑事を早いところ片付けて、
また皆様のブログへもご訪問したいと思っています***
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