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今日はJ−CASTの報道に突っ込みを入れたいと思います。
(J-CASTは利用規約に沿ったコメントを投稿しても普通に非掲載になるので嫌いです。) http://www.j-cast.com/2011/06/15098329.html?p=all この記事では、中国が日本国債を買い支えている事と、その意図に付いての見解が述べられています。 しかし、この記事を見る限り、「どこの素人エコノミストだよ」と思う様な事ばかり書かれています。 まず、記事の前半では、中国が日本国債を買い支える理由が「米国債からの分散投資の一環だろう」と結論付けています。 馬鹿を言っちゃぁいけない。 確かに米国債も不安を抱えているのは事実ですが、日本もどっこいどっこいです。 それに、リスク分散目的なら、どこの国債も買わずに自国でプールしてた方がマシってもんです。 もしくは、自分が投資してるアフリカの国債を買った方が、よっぽど自国でコントロールも出来るし金利も高いんですから。 また、この記事の最後では、政治カードなんか有り得ないと結論付け、その根拠に橋本首相の当時の発言を用いてます。 馬鹿を言っちゃぁいけない。 リーマンショック時に中国が米国債を買い支え、結果としてアメリカは中国に頭が上がらなくなってるんですよ? 今の米国の調子くれ具合を見てて、良くそんな事が言えます。 しかも、橋本首相が例の発言をしたのが6月。 円が暴騰して円高になったのは、「5月」ですよ! 6月以降はむしろ円安になってるってばさ。 参照:http://www.geocities.jp/real_chart_fx_sgxnikkei_dow/USDJPY_1997.html 中国の昨今の覇権主義に気付いてるのか気付いて無いのか分かりませんが、良くまぁそんな能天気な事が言えたもんだ。 あれですかね、中国の情報工作員ですかね? 日本に不信感を抱かせない様にって事ですかね? 全く、なんて平和なんだろ、日本って。 ps. 余談ですが、J-CASTのコメ蘭で、米国債売却をすべきだとか言うコメが散見され、一応突っ込みコメを投稿しましたが、J-CASTですから非掲載になる可能性が高いので、一応ここでも突っ込んでおきます。 米国債を売却と言うのは、国際経済を無視した暴論でナンセンスです。 今の米国の財政事情は日本とどっこいどっこいで、つい最近もデフォルト懸念がほんの少しですが出たばかりです。(まぁ、8月中旬まで結果は分かりませんが、現実問題国債発行額の上限を引き上げて先延ばしし、デフォルト回避になる予定かなと思います。) が、いずれにせよ昨今の財政事情の悪化+膨大な量的緩和でドルが暴落してる状況です。 ここでもし日本が米国債を売却したら、当然ながら市場は反応しますので、米国債の長期金利は跳ね上がり、ドルは一層暴落し(=一層の円高)、最悪の場合アメリカがデフォルトを引き起こします。 そうなると、今度は日本の番です。アメリカ経済が最悪な状況になり、一層前代未聞な円高になれば、当然ながら日本の輸出業者を筆頭に日本の株式市場も大暴落を引き起こし、円高、株安により日本経済は完膚無き程叩きのめされ、税収減懸念から国債格付けは一層下がり、それが引き金になって日本の長期金利も跳ね上がり、日本もデフォルトを引き起こし、日米そろって破綻。 ってな所でしょう。 なので、もし日本が米国債を売却出来るタイミングが有るとすれば、それは円安が極度に進行し、インフレでもうどうしようも無い状態(まぁ、今の日本の経済状況では有り得ないとさえ思えるシチュエーションですが)の時では無いかと思います。 関連記事 ・2011/6/24(金) 午後 1:07 中国版パクリ新幹線を米国で特許申請へ ・2011/6/18(土) 午後 5:19 中国の貧困 世界2位の経済大国が直面するジレンマ ・2011/5/31(火) 午前 1:16 日中韓三カ国FTA交渉について ・2011/5/28(土) 午後 2:23 フィッチの格付けネガティヴへ ・2011/5/25(水) 午後 1:33 この政策は見過ごせない ・2011/5/25(水) 午前 0:54 企業の売国化 ・2011/5/18(水) 午前 1:46 基軸通貨から円が消える?世銀 |
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