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貝の部屋
寡黙な貝ですが、ときおり部屋から声が聞こえます。 お声かけはいつでもどうぞ ♪


カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞に選ばれましたね。

彼はわたしが一番好きな作家なので、このニュースはとても嬉しかったです。


   『忘れられた巨人』が発行されたときの記事は、コチラ です。 


このところ過去にノーベル文学賞を受賞した海外の作品、
たとえば、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』や、
リス・マンローの『林檎の木の下で』、『ディア・ライフ』
を読んでいたのですが、それらの作品と比べてみても
カズオ・イシグロさんの作品は充分にノーベル文学賞に値すると
感じていました。

ですので、いずれこの賞を受賞されるとは思っていましたが、
彼はイギリス国籍を取得されたとはいえ、元々は日本人、
であるならば、日本人作家として下馬評の高い村上春樹さんよりも先に
この名誉をイシグロさんが受けられることを、ファンとして切に願っていました。

わたしは村上春樹さんも好きで、その殆どの作品を読んでいますが、
カズオ・イシグロさんの静謐で抑制された品のある文章、
そして誠実で控えめな人柄が滲み出るような深みのある作品を
読むうちにイシグロさんの作品をダントツに好きになってしまいました。

日本で出版された八作品のうち、六作品を読みましたが、
どれも読み終わってからすぐにもう一度読み直しして
彼の世界をもっと深く丁寧に味わうのが本当に楽しみでした。



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残りの二作品でもどんな世界を味わえるのか、これから読むのがとても楽しみです。


嬉しさのあまり、放置しっぱなしのブログをつい更新してしまいました (笑)

ときどきこんなブログにお顔をだしてくださった方々、いつもどうもありがとうございます。

またいつかなにかの折りに記事を更新できればと思っています。






ちょっと前のGW中のことで恐縮ですが、古いVHSビデオの断捨離をしたときの話です。

ビデオを全部捨てるのなら簡単なのですが、大事なものはディスクにデジタル化して残しておきたい。
それが面倒で一日延ばしにしてきたのですが、「VHS機器が壊れないうちにダビングするしかないね!」
・・・ということで、やっと実行しましたよ〜

殆どのVHSは高速で流し見て、「もういらな〜い」とゴミ箱行きにしたのですが、
なかにはお宝ビデオもありました。

そのお宝のひとつに、
「David Bowie 1989.6.24 アムステルダムコンサート」 と
「Prince 1990.8.31 東京ドームコンサート」があります。

Bowieはこの1月10日に69歳で、またPrinceは4月21日に57歳で亡くなったばかりです。
そのおふたりの録画が、奇しくも同じVHSのなかにはいっていたなんて、
その偶然も切なくて、ファンの私はなんだか泣きたい気分になっちゃいました。

BowieのアムステルダムコンサートはNHKの追悼番組で再放送されたので
ご覧になった方も多いかと思います。

「ティン・マシーン」バンドがシンプルなロックを聴かせています。


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                             煙草を吸いながら唄うBowie
           

当時のNHKの特別インタビューでは、こんなふうにも語っています。


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                        インタビューに答える ティン・マシーンのメンバー



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  僕は知的なものを一切排除して直接訴えるような歌詞をモットーにしている



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      質問:歌詞は一度書いたら直さないとか・・・



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 「治療より予防」ということかな 書き直す必要のない完ぺきな詞を作るのさ


 
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 本当言うと、皆が修正させてくれないんだ 噴き出た感情をそのままにしろってね




そして、Prince

私はPrinceのコンサートは実体験がないのですが、
この東京ドームコンサートは、映像からもすごい熱気が伝わってきます。
Princeは歌の合間に「Tokyo!」と声をかけて聴衆を煽り、それに答えてお客も
ノリノリ!
総立ちで合唱してます。
1990年、バブル絶頂期ですね。



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                 襟元とカフスには「ヌード」、パンツには「愛」や「人間」と日本語で
       書かれた衣装です



どちらもお二人のアーティスト、パフォーマーとしての素晴らしさに感じ入る
コンサート映像でした。


あらためておふたりに哀悼の意を捧げます。

今週はもう6月入りですね。
皆さま、素敵な一週間をお過ごし下さい。

横浜のそごうにお買い物に行ったら、ちょうどそごう美術館で、
「ド・ローラ・節子の暮らし展」をやっていたので観てきました。

ド・ローラ・節子さんは、画家のバルチュス夫人で、バルチュス亡き後も、
スイスのロシニエールにあるグラン・シャレで暮らしています。




イメージ 4

                                         グラン・シャレ


以前にアップした、バルテュスの記事は、コチラ です。


この「ド・ローラ・節子の暮らし展」では、グラン・シャレでバルチュスと共に
過ごした日々を、彼女の手作りの手芸品や和服などをとおして紹介しています。



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節子さんはバルチュスの希望により、ヨーロッパでもずっと着物を身につけて
生活されました。

お祖母様や、叔母様から受け継いだ着物を染め直しをしたりして、大切に使ってこられたのですね。
それらの着物や、手芸品、ご自身の絵画作品が展示されています。

バルテュスの創作活動を支えながらも、可愛らしい、細々とした手芸品を数多く作ったのですね。
またバルテュスの影響を受けてか、絵画も楽しまれています。


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                               節子夫人作の「グラン・シャレのお茶会」


でもね、
私はこれらをアート作品としてではなく、節子さんが家庭生活のなかで
楽しみながら作った手芸品であり、(あくまで)趣味の絵画作品として鑑賞しました。


イメージ 3

                                            手芸作品


正直なはなし、

展示されている着物は、なにしろお祖母様や叔母様がお召しになられて、
さらに節子夫人が愛用されていますので、そうとうにくたびれています。
金の刺繍糸が切れて飛び出していたりして、まさに古着です。

写真で見ると、「よさげ」ですが、現物は古色蒼然とした感があります。

これを比較的最近まで、節子夫人は身につけられていたようで、ちょっと驚きです。


バルテュスがグラン・シャレで、妻の手作りの品々(スリッパや、ブックケース、眼鏡入れなど)を愛用し、ときには着物を身につけたりしながら、
愛情あふれる家庭生活を過ごされた、ということはよく伝わってきます。

古いものを大切にし、丁寧に活かし、日本人の和の心を忘れない生活・・・

う〜ん、(評価するのは)そこですかね?


この「ド・ローラ・節子の暮らし展」は、東京や大阪などの百貨店を巡回しています。

                  (写真は、暮らし展からお借りしました。)


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