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たった今、突然の爆音が響き渡りました。
授業中でしたが、日頃聞いたことがない音とその大きさに学校は騒然となりました!
正体はF-2戦闘機2機の飛来でした。
恐らく、水陸機動団の訓練の一環だと思われます。音もなく侵入してきた2機のF-2は、相浦駐屯地上空で大きく旋回し、海上へ飛び去りました。この行動を都合4回。
私はテンションが上がりましたが、初めて経験する生徒にとっては、恐怖感を覚えたようです。訓練の一環だと説明して、落ち着かせました。
他には「自衛隊に入ってパイロットになる!」という現金な男子生徒もおりました。
水陸機動団ができたので、こんなことも時々あるでしょう。
(画像はネット上で拾ったものです)
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教師最終章
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今週は、今年度最後の引率でした。
第40回全国選抜高校テニス大会に行ってきました。大会は26日までですが、我が校テニス部は早くも敗戦を喫し、今年の”春”は終わりを告げました。
私は例のごとく、門外漢副顧問として選手移送の運転に全力を傾けました。試合の行われた場所はちょうど福岡空港の滑走路の延長上にあり、航空無線を聴きながら久しぶりに飛行機など眺めておりました。
折しも桜も開き始め、春本番の訪れを感じました。
桜の花と生徒たちの涙は、何か共通点があるような気がします。いずれも美しく、そしてまた、いずれも短い時期にのみ見るものだからでしょうか。
桜はすぐに散って葉桜となり、やがて青葉を繁らせます。生徒たちの涙もやがては乾き消え、その目には新たな闘志が宿るようになります。
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最近、映画『坂道のアポロン』が話題になっています。
ご存知の方も多いと思いますが、この『坂道のアポロン』は佐世保出身の漫画家、小玉ユキさんの作品で、いろいろと入賞しており、アニメ化されてもいるようです。 先日、マイナンバーカードを受け取りに行った時にも、役所のカウンターにこの映画のチラシが積まれていました。佐世保市でも映画の撮影が行われ、市としてもアピールしたいのでしょう。 たくさんの賞にも入り、アニメ化、映画化をされるような作品であり、文部科学省も後援をするくらいなので、きっと素晴らしい作品だと思います。機会があったら観てみたいとおもいます。 この映画の内容とは全く違う部分で、私には何とも言葉に言い表せない気持ちがあります。簡単に言えば、“北高はいいな…”です。
この作品の舞台は佐世保北高校。実在の高校です。現在は中高一貫の進学校で、長崎県北地域ナンバー1の学校です。今でこそ、あまり言わなくなりましたが『佐世保三校』という俗称がありました。この佐世保北高、佐世保南高、佐世保西高が総合選抜の入試を行っていたころの呼び名であり、この3校がいずれも進学校であり、ある意味ライバル校でした。 北高と南高は、大雑把に言えば元は同じで戦後の教育行政の変化の都合で2つに分けられ、何だかんだでライバル意識が強いものがありました。学力的にも若干ではありますが北高が上でしたし、卒業生も錚々たる方々がいます。この『坂道のアポロン』の小玉さんもそうですし、直木賞作家2名(佐藤正午・白石一郎)、芥川賞の村上龍もこの学校の出身です。他にもかつて世を席巻した“iモード”の生みの親、松永真理さんも北高です。 そんな佐世保北高校ですが、この『坂道のアポロン』でも映画の舞台になりました。北高の前の長い坂が映画のシーンに登場しているのです。実はこの北高、映画に登場するのは2度目です。村上龍の小説『69−シックスティ・ナイン−』もこの北高が舞台であり、映画化もされました。
北高って、何だか絵になるんです。オシャレな感じがするんです。頭もいいし、文化人も多く輩出しているし、映画になっても全然看板倒れじゃないんです。北高生や北高出身者はどれだけ鼻が高いだろうと思ってしまいます。 私は南高出身です。
学校としての差は大してないとは思いますが、昔から北高はいいな…という感覚がありましたが、今回、映画の話題で、久しく感じていなかった昔の甘酸っぱい劣等感がよみがえってきました…。 ちなみに妻は北高出身です。あぁ…。
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先週の地域開催のビブリオバトル(書評合戦)を最後に、今年度の弁論・小論文のコンクール、コンテストがすべて終了しました。
今年度は、わずかに3勝。過去最低の成績です。全国大会にコマを進めることもできましたが、そのような大会では全く歯が立たない状況でした。非常に不甲斐ない結果でしたが、どうして結果が出なかったかを検証してみたいと思います。
まず、直接の敗因は、時間オーバーが2大会ありました。
時間オーバーは、じわじわダメージがきます。例えば、オーバー5秒ごとに3点減点というルールの場合、3点なら大したことが無さそうですが、審査員が7名いれば、最低点・最高点の2名を除いた5名×3点=15点の減点となります。15点失うと確実に順位に影響します。実際、採点表を見ると、この減点がなければ入賞、上位大会出場権が得られていたケースもありました。
ではなぜ、オーバーするのでしょうか。
文章を忘れたからではありませんし、原稿は何度も手直しして、必ず時間内に収まるように作ってあります。練習時にも各段落の”ラップタイム”を計り、万全の準備をしています。
オーバーするのは、生徒の一生懸命さが原因です。
生徒は、気の遠くなる回数練習しており、原稿の内容は完全に自分のものになっています。ですから、本番では自分の意見を聴衆や審査員に伝えようと必死になります。審査員から反応(うなずきやメモ)があると、生徒は今まで以上に伝えることに力を注ぎます。それが落とし穴。伝えようとするあまり、言葉を必要以上にゆっくり言ったり、強めたりして、それが積み重なり時間オーバーとなってしまうのです。
つまり、練習と違うことをしてしまうことが、大きな原因です。練習通りにやる、これは常日頃から言っていることです。しかし、これが本当に難しいです。過去の例から見ても、練習通りにやれた時しか勝てていません。
それともう一つ。
弁論・小論文コンテストのトレンドに変化が表れているのを感じます。
簡単に言えば、”不幸系”、”お涙系”が、上位に入賞する傾向があるように思います。要するに、自分は”不幸な状況・環境”を題材に、その状況を克服し未来に向かって前進していく、といったパターンです。
以前は、話題が暗い、若者らしくもっと視野を広く持った方がいい、ということから比較的評価が低かったのですが、最近はこれらの話題が上位を占めます。
「私の両親は麻薬中毒患者です!」
「私は決して治らない病気に罹っています!」
「私はいじめに遭い、不登校です!」
などが栄冠を勝ち取っています。もう不幸でなければ勝てないのではないかと思うほどです。ちなみ私たちのテーマは、普通の高校生が日常生活の中で気づいたことを磨き、夢や使命をふくらませたことを発表しています。
この傾向が続けば、勝ち目はないかも知れません。
しかし、最大の原因は私です。
私の指導力が足りていなかったのが最大の原因です。病気をして2度の入院をしたことで、モチベーションが例年通りの高さを維持できなかったこともあり、内容を深く掘り下げることも不十分でありました。また、生徒の持つ力を、最適化してやれたか、という問いに答える自信はありません。
来年度は、初心に帰り、生徒と共に、何が大切で何が必要なのか、そして何を目指すのかをしっかり見据えた取り組みをしたいと考えています。
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何だかんだと苦しい状況の中で取り組んできた弁論大会も、今年最後の大会がおわりました。
『福澤諭吉記念第56回全国高校弁論大会』
去年に引き続き連続出場を果たすことができましたが、今年も入賞はできませんでした。さすが、全国大会です。北は北海道から南は沖縄まで、全国のトップレベルの弁士が集まっていました。全部で29名の弁論が行われましたが、どの弁論もすばらしく、あっという間に終わった感じです。深く広い内容、稀有な経験そして高校生徒は思えないほどの話し方です。わが校の弁士も、ミスなく”自己ベスト”の出来でしたが、かないませんでした。
今年は、昨年よりもさらにレベルアップしており、驚きました。特に感じたのが、弁士の”境遇”のすごさです。弁論は自らの体験を通して、いかに社会へ結びつけ発展させるかを訴えるものですが、その内容が度肝を抜かれるものばかりです。
生い立ちの不遇さ、病気の告白、マイノリティであることの公言、自然災害の影響など、凄まじい体験がずらりと並びました。
わが校の弁士も、ハーフであることの”苦労”をベースに、これからの社会づくりをどうしていくのかを発表しましたが、他の弁士と比較していささか迫力に欠けたものであると言わざるを得ませんでした。
上には上がいるものです。
しかし、このまま負け続けるつもりはありません。再び力をためて挑戦したいと思います。
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