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自転車レースを知っている方にもそうでない方にも、決してわかりやすかったとは思えない中継を一人で興奮しながら続けてきました。
そんなDauphiné Libéréも8日間の日程を昨日終えてしまいました。
"Petit Tour(小型ツール=ド=フランス)"とまで形容されるこのレースを制したのは、結局ドイツの水メーカーに所属するアメリカ人。
AG2RチームのエースChristophe Moreauはその差を十分に詰める事ができず、総合2位でフィニッシュ。チームメートのスペイン人Francisco Manceboは5位でこのレースを終えました。
個人総合優勝こそ逃したものの、今大会でAG2Rチームが残した成績は特筆に価します。
以下に列挙してみますと…、
≪各ステージ成績≫
・第1ステージ 4位:Francisco Mancebo
・第3ステージ 2位:Samuel Dumoulin、8位:Francisco Mancebo
・第4ステージ 2位:Christophe Moreau、7位:Francisco Mancebo
・第5ステージ 優勝:Ludovic Tulpin、3位:Francisco Mancebo、7位:Christophe Moreau
・第6ステージ 3位:Christophe Moreau、8位:Francisco Mancebo
・第7ステージ 2位:Samuel Dumoulin、6位Francisco Mancebo
≪総合成績≫
・個人総合 2位:Christophe Moreau、5位:Francisco Mancebo
・山岳賞 1位:Christophe Moreau
・スプリント賞 1位:Francisco Mancebo
・敢闘賞 1位:Christophe Moreau
・チーム総合成績 1位:AG2Rチーム
21チーム165人の参加で開催された今大会、チャンスはそんなにゴロゴロ転がっているわけではない。
そんな中これだけの成績を修めれば、殆ど独占と言っても過言ではないと思います。
このAG2Rチームがトップカテゴリー昇格となったとき、「もっと強いチームもあるだろうに」という雰囲気だった日本の自転車雑誌関係者、勉強が足りんね。
最も日本ではたとえ自転車雑誌であってもTour de France位しか大きく取り上げる事はないからね。
それはともかくこのAG2R、大会終了時にはぜひシャンパンでも開けたかったことでしょうが、一つだけ残念な事が大会中に起こっていました。
第5ステージで優勝したLudovic Tulpinですが翌第6ステージでの峠の下りで落車、そのまま救急車で運ばれ緊急手術を受ける惨事となってしまいました。
レースはそのままリタイア、詳しくはわかりませんがメディアによると彼のTour de Franceへの出場は難しいとのことでした。
少しでも早く回復してレース復帰をして貰いたいものです。
さあこれでPetit Tourも終わって、3週間後には世界最大の自転車レース"Tour de France"です。
22日間にわたるこの大イベントはDauphiné Libéréより格段に難しい。
そんななかでも好調さと勢いを維持して、AG2Rチームにまた大暴れを期待したいところです。
※ 2005年度版AG2Rチームのタイムトライアル用バイク。昨年のDauphinéのプロローグの開催地、Aix-les-Bainsにて。
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