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7月1日。
今日はTour de Franceの開幕日です。
本来なら、自転車好きの私は最高に浮かれているはずです。
世界最高最大の自転車レースが始まるんですから。
フランスのYahoo!のニュースをチェックして、すっかり興ざめしていしまいました。
やっと1週間の夜勤が終わって気分良くビールを飲んでいたのに。
これまで散々紹介してきた我がAG2Rチームのエース、Francisco Mancebo(フランシスコ=マンセボ)がドーピングですっぱ抜かれ、開幕前日にツール出場権を失うとともに自転車の世界から引退してしまいました。
最近ヨーロッパ自転車界は非常にドーピング疑惑でにぎわっています。
なんでもスペインのとある医師が自転車レース界のドーピングの諸悪の根源だったらしく、同国の新聞がその顧客リストを暴露したのがきっかけ。
そのリストに名前が載っていたと発表されただけで選手はレースの出場権を剥奪されチームから解雇され、引退を余儀なくされるくらいだから、相当に信頼度のある資料なのでしょう。
色々あります。
とあるスペイン籍のチームの監督がこのドーピング疑惑に大きく関わっていたということで、監督並びに数名の選手が引退を表明、このチームのメインスポンサーは契約を解除してしまいました。
優勝候補筆頭で万年2位のドイツ人ヤン=ウルリッヒ、イタリア人で今年のイタリア一周レース優勝者イワン=バッソ、そして上記のフランシスコ=マンセボ。
実はこの3人は昨年のツール=ド=フランスで2位から4位に入賞した選手たちで、今年の最有力候補たちでした。
他に、ツールを7回制覇したアメリカ人ランス=アームストロングも、少なくとも癌治療以前にドーピングを行っていたという事実が判明。
また彼は史上初のアメリカ人優勝者グレッグ=レモンや家族に対し、脅迫を行っていたというオマケも付いてきています。
すっぱ抜いたスペインの新聞は、明らかにツール=ド=フランスに照準を合わせて公表したと思われます。
全参加チームは当然すでに現地入りしていて、選手名簿も提出してあるからこの混乱で去っていった選手の補充が出来ず、スタートラインにフルメンバーで並ぶ事すら出来ません。
初日のプロローグにすら全選手が揃わない、それどころか有力選手たちが挙って不参加の史上最低のツール=ド=フランスとなることは残念ながら必至です。
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