西村早百合「LA TERRE〜大地の鼓動〜」

陶芸家・書家・国際協力専門家として、アジアの空、アフリカの大地を翔ける気鋭の日本人アーティスト「西村早百合」の公式ブログ

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東京

明日10/16(火)からしばらく海外。

今回は、北アフリカ・モロッコ、フランス、ロンドン、ルクセンブルクをまわる予定です。

モロッコでは、首都ラバト市で開催される「日本祭」で書のデモンストレーションを行います。

パリは、今、「ジャポニスム2018」の真っ最中。

パリ市内の各所でも書を披露する予定です。

ルクセンブルクは、初めて訪れることになりますし、ロンドンは、数年ぶり。

現地では、西日本を襲った豪雨災害についても触れる場面があります。

武者震いの出国前夜でございます。

名筆法書選集

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韓国でも「書」は盛んなので書道用品のお店は多いです。
そこで「筆・紙・墨・硯」を扱う専門店を訪ねました。


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このお店は、「書」と「絵画」の両分野の用品を扱っています。


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大小様々な「毛筆」。
この内の半分は「絵筆」。

中国製のものが多く、
日本で購入するよりも断然お求め易い価格でした。


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中国の「硯」も日本より安く売られていましたが、
持ち帰るのが重いのでパス。


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堆(うずたか)く積まれた「韓紙」。

日本の紙は「和紙」、韓国の紙は「韓紙」。

100枚でW5,000/\400程度。
習作用に手頃な価格です。

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「韓紙」は「毛筆画用」も含め、種類豊富でした。


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「書」と「毛筆画」の教則本も揃っていました。


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最もココロ惹かれたのは「雲林堂」の
『名筆法書選集』シリーズ全60巻。

甲骨、金文、篆書、隷書、草書、行書、楷書の
それぞれの名筆が網羅されています。

解説は「韓国語」ですが、「臨書(りんしょ)」のお手本に最適です。


ワタクシが悩んで悩んで購入したのは、この四冊。

★王羲之(おう・ぎし)書
「四體千字文」(1980年3月16日発行) 定価 W7,500/\600

★名筆法書選集(12)
「東晋 王羲之十七帖」(1983年2月20日発行) 定価 W10,000/\800

★名筆法書選集(28) 王羲之 書
「東晋 般若波羅蜜多心経」(1987年5月20日発行) 定価 W7,000/\560

★名筆法書選集(52)
「顔眞卿千字文」(1994年1月15日) 定価 W8,500/\680


充実した内容である上に一冊数百円という安さなので、
全シリーズを揃えたくなるほどでしたが、
さすがに持ち帰る余裕が無かったので、
「王羲之」を中心に手元にないものを選びました。




ワタクシは、このお店が気に入っているので、
ソウルに来るとここを訪れますが、
例えば、仁寺洞(インサドン)だけでも
「韓紙」や「筆」を扱うお店が何軒か見つかります。

ただ、「筆」や「硯」は、中国で見つけた方が面白いし、
「墨」は、日本のものの方が上質…。

結局、お薦めは「韓紙」かな、と思います。

手漉きの「紙」には、その土地独特の特徴が出るので、
韓国の風土を想起させてくれる「韓紙」は一興です。




※観光スポットである仁寺洞の書道用品店で「筆」を物色していたら、
日本人観光客の女性達が狭い店内にドドドドッと押しかけて来て、
「ホラホラ、チャングムで筆を贈るシーンがあったでしょ!!」
と、「筆」をあれこれいじりまわして何も買わずに去って行きました。

恐るべし、韓流ドラマファン。




良寛墨宝展

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最終日の『良寛墨宝展』に行って参りました。

昨夜の最終便で上海から帰ってきたというのに、
早速、次の勉強でございます。




「良寛書(りょうかんしょ)」は、
気くだけた書体が「自然体」だとか「自由」だとか、
えらく好意的に解釈されており、非常にファンが多いです。


会場内には「良寛書」に向かって、
「エア良寛」(良寛書を真似て、手を動かすこと)に興じる方々が
至る所にいらっしゃって、ちょっと感動的でした。

「書」を愛する者としてグッとくる光景でした。




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「禁止事項」

あれダメ、これダメって・・・多過ぎる。




「良寛展」から視点を移すと、こんな「感動」もありました。

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小・中学生、高校生の書道作品です。

過日、別の場所で観た「書道展」のレベルとは大違い。

会場入口の壁面にズラリと展示されていた数々の作品は、
かなりハイレベルでした。

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小学生の条幅作品なんて、
オトナ顔負けの「正しさ」と「迫力」。

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高校生による
「蘭亭序(らんていじょ)」もありました。

「良寛展」に因んで催された書道展だったようです。
(この企画は、良かったと思います。)


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「やる気」があったり・・・。

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「混沌」としていたり・・・。

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「住民投票」なんていう
社会派があるかと思ったら・・・。

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「募金運動」なんていう作品までありました。




※ちなみに、ワタクシは、
「空海(弘法大師)」の書が大好きです。




書道展

『書道展』に遭遇。

「小・中学生の部」と
「一般の部」の選抜展
とのことでした。


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「一般の部」の作品。

「集中力」を感じる作品と
そうでない作品の差が激しいような・・・。


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「中学生の部」の作品。

のびのび書けていて「好感」が持てました。


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「小学生の部」の作品。

「学校」で書かれたのか「書道塾」で書かれたのか、
書初めなどの「宿題」で書かれたのか、
そのシチュエーションは判りませんが、
とっても「雑」でした。

指導者の「指導力」が低くなっているのか、
子供達の「文字」に対する感覚が低くなっているのか、
あるいは、その両方なのかどうか判りませんが、
高学年ならもっとレベルを上げられるはず・・・。

良い指導者がついて、あと10枚余分に書いたら、
もっともっと「完成度」を上げられたと思います。


小学生には小学生、中学生には中学生にしか書けない
「字」があります。

例えば、それを「花の時」というのであれば、
丁寧に咲かせてあげたいものです。




大洲和紙

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愛用している「大洲(おおず)和紙」を買いに行く。

三椏(みつまた)、楮(こうぞ)などの天然原料を用いて
手漉き製法で生産される、この和紙は、
通産大臣から伝統的工芸品の指定を受けている。

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手漉き和紙の産地は全国に存在するが、
私は、地元ということもあり、
この「大洲和紙」を多用している。

生産現場で購入すると安く手に入る製品もあり、
素材から作品のアイデアが湧く場合も多い。

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様々な種類の和紙が販売されている店内。


「漢字用」「仮名用」の半紙を買うのもココ。

いくつかの銘柄があるが、
それぞれの特徴を把握しておけば、
作品制作の幅も広がる。

「文房四宝(ぶんぼうしほう)」の一つである「紙」。

「手漉き和紙」なら何でも良いワケではない。


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「半紙」のサンプル棚。
試し書きをして好みのものを選ぶことが出来る。




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河原で風に靡(なび)く「鯉のぼり」。

いたってのどかな
「昭和の日」の昼下がり・・・。




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