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以前、友人・ハマちゃんにいただいた 「星の王子さま」のポップアップ絵本。 発行元は、岩崎書店。 翻訳は、池澤夏樹さんです。 こんな名場面も飛び出す飛び出す… 超わがままな「バラ」も、ホレ、この通り。 挿絵の品格を壊すことなく、 様々な仕掛けで愉しませてくれます。 疲れた日は、ページを捲(めく)りながら、 『飛び出す王子さま』に独り身悶えているワタクシ。 皆さんも、是非…。
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星の王子さま
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昨夜読み切ってしまった『星の王子さま』。 まるで「宝石箱」のようでした。 そこには「珠玉の言葉」がつまっておりました。 ★「だって……かなしいときって、 入り日がすきになるものだろ……」(王子さま) ★「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、 たった一輪の花がすきだったら、 その人は、そのたくさんの星をながめるだけで、 しあわせになれるんだ。」(王子さま) ★「星が光ってるのは、みんながいつか、 じぶんの星に帰っていけるためなのかなぁ。」(王子さま) ★「砂漠って、すこしさびしいね……」(王子さま) 「人間たちのところにいたって、やっぱりさびしいさ」(ヘビ) ★「あんたが、おれを飼いならすと、おれたちは、もう、 おたがいに、はなれちゃいられなくなるよ。 あんたは、おれにとって、この世でたったひとりのひとになるし、 おれは、あんたにとって、かけがえのないものになるんだよ……」(キツネ) ★「人間ってやつぁ、いまじゃ、もう、なにもわかるひまがないんだ。 あきんど(商売人)の店で、できあいの品物を買ってるんだがね。 友だちを売りものにしているあきんど(商売人)なんて、 ありゃしないんだから、人間のやつ、いまじゃ、 友だちなんか持ってやしないんだ。」(キツネ) ★「あんたたちは美しいけど、ただ咲いてるだけなんだね。 あんたたちのためには、死ぬ気になんかなれないよ。」(王子さま) ★「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。 かんじんなことは、目に見えないんだよ」(キツネ) ★「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、 そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ。 人間っていうものは、このたいせつなことを忘れてるんだよ。 だけど、あんたは、このことを忘れちゃいけない。 めんどうみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。」(キツネ) ★「星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ……」(王子さま) ★「きみの住んでるとこの人たちったら…… じぶんたちがなにがほしいのか、わからずにいるんだ。 だけど、さがしてるものは、たった一つのバラの花のなかにだって、 すこしの水にだって、あるんだがなぁ……目では、なにも見えないよ。 心でさがさないとね」(王子さま) ★「死にそうになっても、ひとりでも友だちがいるのは、いいものだよ。」(王子さま) ★あの友だちのことを、いま、こうして書くのは、 あの友だちを忘れないためなのです。 友だちを忘れるというのは、かなしいことです。 だれもが、友だちらしい友だちをもっているわけではありません。 ★仲のよいあいてができると、ひとは、なにかしら泣きたくなるのかもしれません。
…こうして、王子さまは、旅の中で、キツネという「友だち」と出逢い、 星に残してきたバラへの「愛」に気付き、ぼく(飛行士)という「理解者」を得て、 「かんじんなことは、目に見えない」という「真理」を悟ったのです。 |
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年越しの小豆島で、思いがけず『星の王子さま』を見つけた。 天然温泉と同じ階に「読書フロア」があり、 ホテルが蔵書していたのだ。 湯上りの上機嫌と大晦日の達成感とが相まって、 何となく手が伸びて、何となくページを開いた。 読みなれている「内藤 濯(ないとう・あろう)」の 翻訳ではなかったので、ちょっとした抵抗感もあったが、 それでも、かなりのめり込んで長い時間読んでいた。 『星の王子さま』は、サハラ砂漠に不時着した飛行士と 『B-612番の星』からきた王子さまとの心の物語。 ほんとうに大切なものとは何か、 愛とは何か、 友情とは何か…と、いった 人間にとって普遍的なテーマを扱った フランス人作家「サン=テグジュペリ」の遺作である。 ワタクシの「座右の書」。 さて…。 個展を目前にして、準備も佳境に入った。 当然、仕事が山積している。 なのに…、忙しいとわかっているのに…、 こんな時ほど、どういうワケか、 片付けても片付かない部屋を 無駄に片付けたくなったりするものでございます、トホホ。 試験勉強から逃げている受験生みたいです。 こんな今日のワタクシを、こんな今日のワタクシ自身が 制止することなんて出来るはずもなく、 「現実逃避」の清掃活動を「気分転換」ということで…黙認。 そうしましたら、『星の王子さま』が大量出土。 日本語版、フランス語版、韓国語版、英語版、スペイン語版…。 日本語だけでも色々ある。 ハードカバー、文庫本、愛蔵版…。 翻訳者の違うものもあるが、やはり、 「内藤 濯(ないとう・あろう)」のものが馴染み深くて好ましい。 それで、徹夜続きのタイアードハイと個展間近の開き直り感とが相まって、 何となく手が伸びて、何となくページを開いてしまった。 「気分転換」ということで…。 ちょっぴり、自己嫌悪。
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「サンテクジュペリ機を撃墜」元独軍パイロットが証言 |






