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もう60歳も近いのに、実力はミュージシャンたちと新バンド「ブラック・カントリー・コミュニオン」を結成し、自己の音楽を追求し続けるグレン・ヒューズ。元レインボーのメンバーとリッチーの息子ユルゲンを引っ張り出して「オーバー・ザ・レインボー」を結成、過去の遺産で商売するジョー・リン・ターナー。現在の生き方は対照的だが、二人が一緒に活動している時代があった。ヒューズ・ターナー・プロジェクトだ。
「HTP」 (2002年)
元パープル、レインボー、サバス。立派なキャリアを誇る彼らがアルバムを作れば、さぞすばらしいものが出来て、売れまくるに違いない、と思ったのだが、意外なことにさほど売れなかった。内容はジョーとグレンが作ればこうなるだろうなあと予想していた通りの出来。それが悪いわけじゃなくて、彼らのファンは満足したとは思うのだが、それ以上ではなかったということか。他のメンバーも名の知れた人たちだったら、と思うのだが。もしジョン・サイクスが全面参加していればねえ。85点。
「ライヴ・イン・トーキョー」 (2002年)
ギター、ベース、ドラムスは現地調達。HTPの曲に加え、彼らの代表曲をうまくミックスしたライヴアルバム。楽しめる内容だ。85点。
「HTP2」 (2003年)
基本的には前作と同一路線だが、強いて言うなら若干グレン味の方が強めか。作品としてはこちらも充実しており、個人的にはこちらのほうが好きだ。ついでにこの時の日本ツアーも商品化してほしかった。85点。
「メイド・イン・モスコー」 マイケル・メン・プロジェクト (2005年)
二人がロシアをツアーをツアーした際に地元のミュージシャン達と制作した作品で、ロシア国内のみの発売。現在は廃盤になっていると思われる。マイケル・メンはモスクワの市長にしてミュージシャン。楽曲はマイケル達が作っており、ジョーとグレンはそれに歌詞を作って乗せている。ハードロックアルバムではあるが、ひねりを加えた曲が多くて、聴いていると「あれそう来るか」と思わせる場面もしばしば。入手しにくいが、二人のファンなら外せない作品である。85点。
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