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安く行きたい私は、関空からオーストラリア経由でオークランドへ。もちろんジェットスターだ。最近徐々に日本にも格安航空会社が浸透してきていて、これは良い傾向だ。
6月だったので結構肌寒い。寒い時期に旅するのと暑い時期に旅するのとでは、当然ながら印象もかわってくる。バックパッカーズのドミトリーに泊まったので、宿ではそれなりににぎやかだったが、街は少しさびしい雰囲気。
続いて北島中部のタウポへバスで移動。ニュージーランド国内の移動は基本バスだった。車窓から見える風景は非常にのどかで、ヨーロッパの田舎を旅しているよう。タウポ湖の近くのバックパッカーズに泊まったら、同室になったのは中国人の女性。ワーキングホリデイでやってきてピアノの調律をやっているそう。へえ、中国人もワーホリできる時代になったんだなあ。
ウェリントンは港町。綺麗。雨にたたられた。季節はずれの旅はしかし、宿が探しやすかったり航空券が安かったりバスや列車が空いていたりするので、悪いことばかりじゃない。
南島のピクトンへはフェリーで移動。ピクトンには2泊したが雨ばかり。ここは静か過ぎるぐらい静かな村だった。
クライストチャーチは破壊された街だった。日本人語学留学生も命を落としたカンタベリー地震から4ヶ月もたっているのに、街の中心部はほとんど修復されておらず、立ち入り禁止のままだった。仕事が遅い。おかげでバックパッカーズも満員のところがいくつもあって、ちょっとあせった。街の中心部を川が流れていて風情のあるところなんだけど、それどころじゃない。滞在中にも大きな余震が二度あり、一度目はちょうどマクドナルドで昼食を済ませて出てきたところでグラグラときた。通行中の女性がショックで泣き出すほど。二度目は宿で寝ころがっていて。ベッドがひっくり返るんじゃないかと思うぐらいの揺れに布団をかぶるぐらいしか出来なかった。キッチンの棚にあった皿が大量に落ちて割れた。マオリ人の宿の経営者は、リビングルームの壁に備え付けているテレビが落ちなかったことを喜んでいた。地震後付近を散歩すると、近所にあった古い木の電信柱が折れて車を直撃していた。
クライストチャーチからシドニーへはジェットスターで。早朝空港に行ってみるとフライトはキャンセルになっていた。当時チリのプジェウエ火山が大噴火、火山灰が南半球を覆っていたのだ。仕方なく宿にとんぼ返り。オーストラリアに無事飛べたのはその二日後だった。
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