中南米の旅

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 音楽ディレクターだった著者は、ブラジル音楽好きが高じてバイクでブラジルを旅することになる。下手なポルトガル語で庶民の中に入り込む、時々詩的で、ブラジル人の心を伝える作品。この人、これ一冊しか旅行記を書いていないようで、とっても惜しい。

 最近、約十年ぶりにこの本を読んだ。私がブラジルを旅したのは七年前のことだが、今からブラジルに行って元気を取り戻したくなった。ブラジルに戻れば若さを取り返せるような気がする。おっとサッカーのワールドカップの開催も決まったね。

レーシック無念

 7年前、旅の途中にブラジルでレーシックの手術を受けた。両目とも0.01だった視力は0.5と0.9まで上昇、約20年も使い続けたメガネやコンタクトから解放された。

 しかし、時がたつにつれてじわじわと目が悪くなってきた。それでも日常生活に支障はないのでそのままにしていたのだが、測ってみると0.2と0.5しかない。これではさすがに運転免許の更新ができない。本日ついに十数年ぶりにメガネを買った。

 メガネが邪魔くさいだけでなく、ブラジルの旅の記憶が薄れてしまうようで買いたくなかったのだが仕方がない。もっとも、昔は朝から晩まで掛けっぱなしだったのだが、これからは必要なときにだけ掛けるつもりだ。ああ、ブラジルの日々が遠くに行ってしまう。

 ジャズドラマーのこの人、ドラムとともに世界旅行する。これがすごい。アジア、アフリカ、そして中南米。異国の音楽と格闘しつつ己の腕を磨きつつ、地元の人々と交流するという、とても個性的な旅をしている。キリマンジャロの山頂でドラムを叩くなんて。軽いドラムじゃなくて、ジャズ用のでかいやつだからなあ。大変です。

 そんなこんなでたどり着いたブラジルのリオのカーニバル。ここでもゲリラ的にライヴをやったり、パレードに飛び入り参加したりしているのだが、サンバのリズムに圧倒され、負けたと感じ、民族音楽の追求に終止符を打ち、自分の音楽を追求しようと決意するあたりはなかなか感動的。

 ちなみにこの人、フィリピン関係の本も書いていて「マニラどつかれ路地裏紀行」「フィリピン憤激ひとり旅」を読んでみた。内容が重複しているのが残念だが、反政府ゲリラに潜入するなど、ここでも個性的な旅を披露している。

 最近突然来日して騒ぎを起こしている、チリ人のお騒がせ女アニータが書いた本。彼女はあまりお近づきにはなりたくない人物だが、遠くから見ているには大変面白い人物だ。この本では、彼女のちゃらんぽらんな人生が彼女自身の口によって語られている。

 貢ぐ男と貢がせる女、どちらが悪いかといえば、この事件に限っていえば十数億円もの大金を横領して使いまくった男のほうが悪い。女はもらった金が犯罪がらみのものとは知らなかったのだから(本人はそう言っている)仕方ない。しかし、八億円ももらってそんなに簡単に使い切るか!まさに宵越しの金は持たない、江戸っ子みたいな女だな。

 チリは美人の産地として知られているが、私は実際に旅して、それほど美人が多いとも思わなかった。滞在期間が短かったからかもしれない。

 首都サンチアゴの安宿で知り合った日本人男が、安く飲めるストリップがあるというので3人で出かけた。店内に入ると、客は私達だけだった。音楽がかかりステージで女が踊り始めた。しかし、色気よりも生活臭が漂ってくるような女で、まるで近所のおばちゃんの裸踊りをむりやり見せ付けられているような気分だった。女がこちらにやってきた。男の手をとると自分の陰部を触らせ、小額のチップをもらい満足してステージに帰る。こちらは脱力感に苛まれる。近くにいくつかあった同様のストリップも覗いてみたが、同じような雰囲気。場末の店というのはこんなもんだなあ、と思った。アニータとは関係ない話だけど。

 南米で知り合ったお気楽3人組が、ペルーのプカルパからブラジル側の河口まで筏で旅するお話。何の気取りもなく、信念があるわけでもなく、タダ面白そうだからやってみました的な旅で、なかなか面白い。何事にも拘束されないバックパッカーの気楽な日々を、うまく捕らえている本だ。河口付近で筏を捨てて、カヌーで岸にたどり着こうとするのだが遭難しかけるあたりは、本人たちは大変だったろうが笑わせてもらった。

 私は河口の町ベレンには行ったが、ビザの期限が残り少なくなっていたので、河下りも河上りもせずフランス領ギアナに飛んでしまった。中州の村をめぐる庶民の足となっている船に乗っただけで、アマゾンはよしとした。機会があればゆっくりとアマゾンクルーズを楽しんでみたいものだ。

 この著者は、バイクで南北アメリカ大陸を縦断したり、ホノルルマラソンを完走したり、鳥人間コンテストのコミカル部門で優勝したりと、なかなかユニークな経歴の持ち主だ。次はぜひナイルを筏で下ってほしい。いや、それは無理かな。

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