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安倍5連敗の理由

 何故投票前に安倍5連敗と言えるのか。その理由は、今回が衆参同時選挙であった場合と、次回の単独衆議院選挙の候補者の構成を考えると容易に理解できる。
 今回の参議院議員選挙の一人区の野党統一候補者の構成とそれぞれの候補者の具体的内容を分析すればすぐにわかることは、それが「現在」の野党の勢力比を反映していること。つまり国民民主的な候補者と、立憲民主的な候補者がほぼ同比率で、共産党系は勝算が少ない保守の強い地盤を割り振られている。鹿児島選挙区がそうであったように、社民は国民によって最終的にははじき出された。つまり今回の参議院議員選挙に合わせて衆議院議員選挙を行っていた場合、仮に全選挙区で野党統一が成立した場合でも、国民の発言権はなお強く、したがって実質的には自民党に近い候補者、たとえば解散がないとみて早々とトンズラを決め込んだ細野、長島、鷲尾は野党統一候補であった可能性もあった。当然彼らは影の自民党として、憲法改定という政治状況が生じれば、それに賛成しただろう。つまり安倍首相が憲法改定をもくろむなら、そうした候補者が野党統一候補として紛れ込めた選挙を早めに行う必要があった。
 しかし、今回の参議院選挙の結果を受けての衆議院議員選挙の場合は、どうなるのだろうか。そのためにはまずは結果の予想から。繰り返すけど確実なことは、立憲の増大と国民の後退。そしてれいわの発言権の確保。立憲と国民の比例区の得票比は3対1程度。おそらく国民は一人区において確保できる潜在的議員を除けば、定員複数区では全滅に近いだろう。さらに重要なことは、比例区で連合出身の組織議員が2名程度しか当選しないこと。この数も立憲の数の方が多くなる。それがもたらす意味は二つ。一つは国民=連合という枠組みが大きく後退するということ。それが労働戦線にどういう影響を与えていくかは、また選挙後に書くので、ここには書かないけど、今後の日本社会にとって、いい意味でも悪い意味でも大きな意味をもつ。もう一つは、今回非改選の参議院議員への影響。連合系の組織議員の中から立憲への動きが出る。さらには今回千葉選挙区であったような、国民から立憲への逃亡。したがって参議院の勢力分野が、選挙結果と非改選議員の所属変更によって、大きく変化する。立憲は衆参両院で野党第一党の地位を明確にする。さらに絶対とは言えないけど、リベラル化への流れを強める。重要なことは、このことを前提に次回の衆議院選挙は行われるということにである。
 予想をすると、全選挙区が定員1人の次回の衆議院選挙での野党協力は、立憲が候補者選定においても強い発言権をもつはず。れいわの善戦を受けて、市民的候補者も野党統一候補者として擁立されていくだろう。国民の一部は細野、長島のように自民党に逃げる。残りの一部は維新と組んでかつての希望のような第二保守党を策するかもしれないけど、そもそも一人区でそうしたかたちの第二保守党を立ち上げても、保守分裂・惨敗という結果しかもたらさない。つまり憲法改定策謀という観点から見ると、次回の衆議院議員選挙は大きく後退したものとなる。その点で、安倍首相は投票以前に5連敗をしている。おそらくはそうした内容の選挙では、リベラルな思考をもつ改憲反対議員が明確に3分の1以上を構成することになるからである。


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