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今日もまた復習から
「今回の参議院議員選挙が、前回の衆議院選挙とは比較にならないくらいにメディアが無視し続けていることの大きな理由は、前回の希望のような保守オルタナティヴを八百長的に作り出すことができなかったため。逆になりふり構わぬかたちで煽っているのが政治的無関心。投票率を低下させ、浮動票の影響を食い止めようとしている。しかし、このことのは意外な形で、自民党の今後に影響する。それは4連敗の中で前回僅かに向上を見せた総獲得票数、絶対得票率が再び低下するだろうという問題。つまり『確固たる』支持者を減少させてしまうということ。」
これは投票日直前の20日に夜にアップしたもの。この記事で予想した通り、自民党の絶対得票率は5連敗中でも最も低く17%割れ。比例区での獲得投票数は200万万票以上の減少するというように悪化。実質的な敗北としてしか総括しようがない。にもかかわらずメディアは安倍首相は信任された。安部1強は継続するという大合唱。
このブログでは一時期使用された「55年体制」という言葉は大嘘であるということを指摘し続けてきたけど、「安倍1強」も同じような大嘘。現行権力を掌握している人物の支持率が、恣意的な調査においてすら常に40%台というのは、むしろ国民全体という観点から見れば支持の脆弱性を示している。ましてや今回の選挙でも示されたように、ネットを含めて徹底したメディア統制・管理、操作を行ったにもかかわらず支持率がこの程度というのではそうなる。
実は安倍1強という言葉をどうしても使用するというのなら、それは自民党内での話に限定される。この点では安倍1強と言える面は確かにある。長期的な権力維持によって、議員候補者の選択、大臣をはじめとした役職への任命権を独占し、そのことによってその地位を強化していることは事実。そのことはネットウヨ的な自民党議員が急速に増大していることからも理解できる。
しかし、それはあくまでも自民党内部の話。そうした議員を登用した政見放送がむしろ逆効果であったように、安倍首相と、そしてその支配下にある自民党の有権者に対する力は後退している。このことは今度の選挙での絶対得票率、獲得投票数の低下にはっきりと示された。
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