|
早朝、湖州を立つ。霜に明けた湖州郊外の風景は俄然日本画を思はせる。靄に霞む地平線、褐色に霜を帯びた原野、灰色を浮べたクリーク、折からの旭日に映じて此の処、江南の朝は画だ。 |
南京攻略への道
[ リスト | 詳細 ]
|
午后近く湖州に入る。湖南の都湖州の荒廃は予想外だった。灰燼に帰した街には所々生々しい死骸の横たはるを見た。先発部隊の苦戦を想像するに難くなかった。市街は今も兵で満たされている。皆南京さして進軍するといふことが分かった。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
行軍、湖州目指して進む。歩みの遅々たる牛部隊の行軍は一日の行軍里程は僅かに五里乃至六里で終わる。終日並大抵ならぬ苦労で里程は少ないが全精力は消耗されている。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
堀江隊長嘉興野戦病院に入院される。大行李班の宮沢君も入院と決定する。余は今日より畔上班長の下中隊本部に勤務することとなる。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
夜中より猛烈な腹痛を起こした阿部君は嘉善野戦病院に入院した。天気晴朗なれど路尚悪く難行軍である。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用






