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手のひらの感触に

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文字でしか知らない戦争に
私は両手をあわせ
重ねた手のひらの感触に
生きていることを慈しむ

すぐ隣の時代で
お米よりも平和を求めた人たちが
この命の礎になっていることを
流れる血の暖かさで気づく

ほとけ様と私の間にある
無限であって一瞬の長さを
この時代では穏やかに紡げる日常に
ありがたいと私は手を合わせる











昨日は71回目の終戦記念日でした
私は戦争を知りません
ドラマや映画や本に描かれた戦争しか知りません
一世紀も経たない過去で多くの方々が戦争で命を落とされました
式典に集った方々の中にはたくさんの戦争経験者の方がいました
平和な穏やかな今の世の中が未来永劫続くことを心から願いたいです





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花びらの今に
実が未来を伝えるように
蓮は命を繋いでいた

無常な時の流れよりも速く
多くの命が失われてしまった
非情なできごとのおろかさに

蝉の声にまみれながら
体の熱が瞬く間に
塩を含んだ水になるのを感じながら
遠い昔と遠い行く末を繋ぎたいと願った

ただ伝え続け
忘れてはいけないという約束で
繋いでいかなければならないと心に誓った





8月6日は広島に、9日は長崎に一瞬にして多くの命を奪った原子爆弾が投下された日です。
戦争は知りません。でも命の尊さの為に、
これが人の犯した大きな過ちであったということを忘れたくない、伝え続けたいと思います。





やわらかに 


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1本の細い茎から幾重にも花びら拡がれど
倒れることなく一心に陽に向かう

こころも同じ
ひとつのこころから生まれるのが
無数の優しい言葉なら
人は折れない
まっすぐ空に抱かれるのだ

やわらかに
おだやかに


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季節を終えた紫陽花を
水に浮かべて空映す
ガクを離れた花びらは
くるくる月夜に戯れる

私とあなたの間には
いつも涙の海がある
けだるさいらだちもどかしさ
何が悪くて誰のせい

赤青緑に金色銀色
願い抱えた短冊揺れて
こよりの結び目脆いのに
夢の重みで笹の葉しなる

せめてたなばた晴れた夜は
遠くにきらめく天の川
ぽろぽろぽろぽろ降りてきて
私の背中で羽根になれ

時空を超える羽根になれ




たなばたの日に書いた詩です





星になりたい

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悲しみの海で
悔しさと同じ硬さの石を拾った

寂しさの風の中で
時を動かす季節の香りに吹かれた

戸惑いの日陰で
何もできないもどかしさに膝を抱えて泣いた

苦しみの夜に
私は空を見上げて星になりたいと思った

あなたを照らす為だけのあかりになれたらと願った




熊本地震で被災された多くの方々の為に祈ります
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします

熊本にはたくさんの知人がいます
まだ安否は確認できていない方がいて、毎日何をするにも地に足がついていません

被災された熊本の方の<いるもの・いらないもの>というサイトで、いらないものの中に<祈り>というのがありました。
それが現実です。
皆さんが今欲しいもの、願っているのは、<今を生きる為のもの>なんです。

私もかつてそうだった時がありました。
友達の祈りや願いや支えがまったく聞こえなかった時がありました

でも、前を向いて生きていこうと思えたのは、そうした友達の想いだったことも事実です

だから想い続けます

東北の地震のことを思い、海で悲しみました。
家族を病気で失くし一人になってしまった寂しさに涙しました。

そして今回の地震で苦しむ人たちを思い、どうしていいかわからない思い、何もできないもどかしさで胸がしめつけられました。
時の流れの中で人として痛む人をそれでも尚思い続けていくという小さな小さなことしか私のできることはありません。


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