アメリカの公立高校で

ブログ始めたときはまだ小学生だった下の子、もう成人

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アメリカの学校もひと昔前とは違って、ガリ勉志向になり、算数・数学の進度も過去10年でガンガン進みました。今は8年生(中学2年)でAlgebra 2(高校数学)Honorsクラスまで飛び級して履修する生徒が珍しくなくなりました。たしかAlgebra 2 Honorsは三角関数の基礎も入っていて、Algebra 2 Regularは三角関数なしだったと思います。

それでも、アメリカの学校は指導がきめ細かいというわけではありません。
できる生徒は学校外学習で力をつけて、どんどん先に飛び級しなさい、というのが基本です。

長年のアメリカのゆとり教育の名残がまだ強く残っているのか、
日本の詰め込み教育で育った私や他の日本人父兄の目から見ると、
アメリカの学校の勉強トレーニングは
先生から生徒への動機付けが不足で、だら〜んとして詰めが甘いし、非効率に思えます。
あんまり勉強熱心な日本の生徒ではなかった私ですらそう思うのですから、
きっとそうです。

だから塾が流行っているのよね。(うちの地域はそうなんです。)
アジア系、インド系、ユダヤ系の父兄も同じことを感じているのでしょう。


アメリカの学校は勉強トレーニングを施す動機に欠けているのだと思います。
アメリカの子供を必死に鍛えなくても、
優秀な頭脳が海外からどんどん移民して来てくれるから。

それにアメリカは3億人もの人口があるのですから、
枠にはめない教育のなかから、尖った才能を持つ人間がある程度は育ってくるはず。

いっぽう日本は、人口がその3分の1しかないのですから、
少ない子供を丁寧に育てる必要があるんでしょう。


ところが、
アメリカでも詰め込み教育を子供に強いている部分があるのです。
それはスポーツです。
小さい子供の頃から習い事としてスポーツをさせる家庭が多いです。
よくある白人の家庭は、学習塾には行かせなくても、スポーツはさせるんです。
子供のスポーツは、「レクリエーション」という趣味のコースと、
「コンペティティブ」という選手育成コースがあり、
コンペティティブのほうは、スポーツの詰め込み教育をしています。
コーチは生徒に熱心に言葉でも働きかけます。
スパルタ指導が厳しすぎるとか、練習後の注意の演説が長すぎると、父兄から不満がでるほどのコーチもいます。
論理的な説明をしながら生徒に教えますし、
効率的練習をしているので、ある程度の適性があればどんどん上達します。
同じ練習を何度も繰り返すなか、
コーチは大声で働きかけ、
気迫があふれていて、
まさに「体育会」という感じでした。

オリンピックでこの国がメダルを量産するのは当たり前です。

オリンピック選手は外国から移民として連れて来ることができません。
自国民を丁寧に育てるしかないのです。

だけどねー、スポーツでやってることを、どうして勉強のほうでもやらないのかな〜って
思いますよ。
まあ、その必要がないのですよね。


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