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アメリカには美術大学や総合大学の有力美術学部に進学したい人のために、
Portfolio Dayというものがあります。
そういう大学が一堂に会し、進学希望者のポートフォリオ(作品集)を見てくれる場です。
(ピンボケの画像で失礼します。雰囲気はなんとなく分かるのではないかな)
うちはアートに全く関係ない家庭だったので、
美術進学の基本を何も知らず、
娘がその道の進学を考え始めて、どうしましょうと思っていたら、
ありがたいことに助けてくれる人が現れ、
美術で大学受験をした人を紹介してくれ、
ポートフォリオ・デーなるものが世の中にあることを知ったのでした。
ポートフォリオ・デーって何だろう?
ウェブ検索してみたら、
college fairの美術バージョンのようなものであるらしく、
全米主要都市で順繰りに開かれていることがわかりました。
まだ11年生だったし、ポートフォリオは全然できていませんでしたが、
とりあえずそれまでの絵をかき集め、スケッチブックも持って行きました。
親は会場で全く何もすることがなく、
私はぶらぶらとピープルウォチング。
ここは受験希望者と大学側の1対1の対話の場なのでした。
ポートフォリオを見てくれるのは、実際の大学教員です。
幸い「この道は諦めたほうがいい」などネガティブなことは言われず、
ホッとしました。
全員の作品を褒めているのかもしれませんが。
有名美大の前には長い列ができます。
開始前にランチを食べなかったのを後悔。
途中でエネルギー切れになってしまいました。
大学の先生も大変そうです。
美術の中にも細かい専攻があり、
その希望を聞かれ、
一応考えている専攻を伝えました。
「それでいいと思うけど、あなたはXXの専攻でもいいと思うよ」
というアドバイスを複数校からもらったのだそうで、
うちの子は以前から考えていた専攻とXXの専攻の両方に強い大学を考えるようになりました。
そうやって専攻が細かく分かれているのは、美術大学と美術に強い総合大学の美術学部のみで、
多くの総合大学やリベラルアーツでは細かく分かれていません。
実際にデザイナーになるための就職をするのなら、そういうところに進学するのがいいかもしれません。
美術教員を目指すなら、普通の大学の美術専攻で幅広く学んだほうがいいかもしれません。
ポートフォリオ・デーのおかげで、わざわざ東部まで旅行せずに、東部の大学と話せてよかったです。
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