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アイデンティティーって難しいですね。うちの一人目の子(男の子)はアメリカで生まれ育ったのに、態度が日本人的です。 小学校低学年(アメリカの学校です)のときは、個人面談で担任の先生から、 「ところで、おたくはいつ日本に帰国なさるのですか?」 と2年連続で聞かれました。そのつど、 「いいえ、うちはアメリカに永住するので、日本には帰国しません」と答えました。 そのたびに先生は意外そうな顔をしました。 うちの息子があまりに外人っぽかったからでしょうか。 まあ、単なるペーパーワークの間違いで「一時滞在者」のカテゴリーに入れられていたのかもしれませんが。 実は、息子は自分のことを、いつか日本に帰国する日本人だと思いこんで育ったのです。それは、親が「お前はアメリカ人だ」と教えるのを忘れて育てたからです。「お前は日本人だ」とも教えていなかったのですが、息子は自然に、自分はいつか日本に帰るのだと思い込んでいたのです。 息子が4歳ぐらいだったころ、仲良しの日本人の子が、次々と日本に帰国していきました。新しくできた日本人の友達も、仲良くなって1年ほどで、日本に帰国してしまいました。当時は日本人の多い地区に住んでいたのですが、滞在期間が2〜3年と短い人が多かったのです。 ある日息子は私に聞きました。 「ねえ、ぼくたちは、いつ日本に帰るの?」 私は答えました。 「うちは日本に帰らないのよ。私たちはずっとアメリカにいるの」 息子は仰天し、目を丸くして 「ええーっ! そうなのおーーー?」 ショックで黙り込んでしまいました。 いつか自分たち一家も日本に帰る日がくる ―― そう思い込んでいたのでした。 これはマズイ。日本に帰国するあては、全くないのに。 そう思った私と夫は、 「お前はアメリカで生まれた本物のアメリカ人。大きくなったらアメリカの大統領にもなれるんだよ」 と、アメリカ人であることを教え込みました。 両親が日本人だけれど、アメリカで生まれて育ったアメリカ人で、日本語と英語の両方が上手なひとは、一杯いるんだよ、とも教えました。 まだ幼い息子の頭はまだ柔らかかったようで、すぐに 「ぼく、あめりかじーん」 と言うようになりました。 小学校中学年以降は、駐在員子弟に間違えられることもなくなりました。 でも あのとき、息子が私にあの質問をしなかったら、どうなっていたのでしょうね。 これにこりて、うちの下の子は、小さい頃から、「あんたはアメリカ人」と教えながら育てました。 |
アメリカの赤ちゃんと幼稚園
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節分が近づくと、うちの娘が通っていたデイケア(託児所)を思い出します。 娘は1歳になる少し前から近くのデイケアに通い始めました。私は自宅で仕事をしていますが、はいはいが得意になると、まとわり付いてきて、仕事にならなくなってきました。いわゆる「後追い」が激しくなり、トイレにまで追いかけて、トイレのドアの外で大泣きするようになったので(ああ、あの子にもそんなカワイイ頃があったのね)、歩けるようになる前にデイケアに預けないと大変なことになると思ったのです。 人の紹介で見つけたそのデイケアは、イラン系の家族が経営していました。彼らは自分たちのことを決して「イラン」とは言わず「ペルシャ」という言葉を使っていました。恐らくペルシャ国王支持派のひとたちなのだと思います。 おしゃれな一家で、家のインテリアはまるで王宮のようにゴージャスでした。金きらのシャンデリアが下がり、装飾たっぷりの家具が置いてありました。その家の一部を改造して託児所にしているのが、もったいないくらいでした。キッチンは大理石のような石をふんだんに使っていて、ぴかぴか。イラン(ペルシャ?)系のひとは、こういうきらびやかなインテリアが好きな人が多いようです。 それから、いつも隅々まで掃除されていて、清潔でした。イラン(ペルシャ?)系のひとは、完璧に掃除するのが好きなのでしょうか。そういえばうちの息子のイラン系友人の一家は、日曜日に一家総出で家中を一生懸命掃除していました。特に父親が熱心で、率先してやっていました。ところが突然離婚して、どこかへ引っ越してしまいました。母親が掃除に疲れたのかもしれないと思っています。彼女が疲れた顔で掃除していたのを見たことがあるからです。 託児所のおばあちゃんは、明らかに英語が外国語という感じでしたが、結構うまく話しました。おしゃれで、デパートのエスティーローダーという化粧品コーナーでパートで働いていました。従業員割引で、商品が安く買えるのだそうです。いつも白いベンツにのってたっけ。頻繁に託児所を手伝いに来ていました。 託児所を経営しているのは、その家のお母さんです。アメリカ生まれなのか、幼いときにアメリカに来たのか、英語が上手のように私には思えました。いつも最新流行のカジュアルファッションで決めていて、託児所で子どもの相手をするなんてもったいない、と私は思っていました。 アメリカでは自宅の一部を改造してデイケア(託児所)にするところが多いです。カリフォルニア都市部は託児所料金が高いのでよい収入になるうえ、税法上の優遇策もあります。こういうのを日本では「保育ママ」と呼ぶのでしょうか?この託児所には、朝から午後2時まで預けて1ヶ月500〜600ドル(5〜6万円)ほど払っていたように記憶しています。これでもほかより安かった。ほかはフルタイムで預けて800〜1000ドルだったと思う。 その一家の子どもは男の子と女の子一人ずつで、ふたりとも小学生でした。託児所を邪魔することなく、おとなしくしていました。アメリカでも、子どもが小学校ぐらいまでは育児に手がかかるので、母親がどこかに働きに出るのは大変です。子どもを預けて働くとなれば、費用もかかります。でも自宅で託児所をすれば、母親は家にいながら結構よい収入を得ることができます。 うちの娘がその託児所で1年が過ぎた頃、託児所は廃業になりました。経営者一家の「お母さん」が、フルタイムの仕事に就くことになったからです。小学校の教員資格を取り、見事に面接で合格し、小学校教師になったのです。すごいパワーです。 ところで、節分の時期になると、このデイケアを思い出すのはなぜかというと、このイラン(ペルシャ)系一家が、二月に「節分」を祝い、豆まきをしていたからです。(次回に続く) |
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アメリカでは小学校に上がる前の学校は preschool(プリスクール、またはプレスクール)と言います。 Nursery school(ナーサリー・スクール) または単にnursery(ナーサリー)と呼ぶことも多いらしいのですが、 私の住む南カリフォルニアでは preschool と呼ぶのが一般的です。 Kindergarten(キンダーガーテン)は日本の幼稚園の年長に相当しますが、 これはアメリカでは小学校の最初の学年で、 キンダーガーテンの次が1年生です。 プレスクールは日本の幼稚園と同じようなものですが、 違う点は、 (1)アメリカでは幼稚園と保育園の区別がないので、 早朝から夜まで預かってくれたり、 1〜2歳から受け入れてくれるプレスクールが多いことです。 幼稚園と保育園が合体しているアメリカのプレスクールはとても便利です。 長時間の保育をしてくれるところを選ぶか、 それともお勉強させてくれる場所を選ぶか、 という問題で頭を悩ませる必要がないからです。 気に入った教育をしてくれるpreschoolを選べば、 長時間保育もくっついてくるのですから。 普通は夜6〜7時がお迎えの時間ですが、 もっと夜遅くまで預かってくれるところも少数あります。 でも、母親が夜遅くまで働く家庭では、 普通のプレスクールに夜6時ごろまで預け、 お父さんか祖父母かベビーシッターが迎えにきて、 その後の面倒をみるケースが多いようです。 (2)そのかわり、preschoolに丸一日預けてしまうと、 学費が大学並みに高くなります。 私は朝9時〜夕方6時まで預けて1ヵ月600ドルほど払いました。 まあ、保育園だと思えば、それくらいの出費は仕方がないのでしょう。 プレスクールの受け入れ年齢は、学校により異なるようです。 例えばうちの場合、 息子のプレスクールでは3歳児からでした。 娘の最初のプレスクールは1.5歳からでした。 途中で自宅近くのプレスクールに欠員が出たので転校しましたが、 こちらは確か2.5歳児からでした。 (3)プレスクールで一番思い出に残っているのは、 circle time(サークル・タイム) です。 circle time とは、学級ごとにする一種の朝礼です。 一日の初めに、先生とクラスの全員が輪(circle)になって 床に敷かれたカラフルなrug(ラグ:じゅうたん)の上に座ります。 preschool rugs:http://www.sensoryedge.com/hekimece.html このとき、「あぐら」をかくのが正式な座り方です。 小学校でもそうです。 「あぐら」はカリフォルニアの開拓時代から学校の正式な座り方だったそうです。 ボストンなど歴史の古い東部では、どうなのでしょうね。 活動内容は、 歌をうたう アルファベットを言う、 数を数える、 カレンダーの読み方を習う 絵本を読み聞かせしてもらう などです。 その後に、一日の活動が始まります。 サークルタイムの活動は日本の日直のように、その日のお手伝い担当の子が決まっています。 みんなこれをやりたがるんです。 カレンダーはまずその日の日付をみんなで読み上げます。例えば Today is October Eighth, 2008, Wednesday. というように。 それから、October First, Second, Third, Fourth,...とカレンダーを月末まで読み上げます。 数を数える練習にもなります。 Circle Timeなどpreschool活動の写真が載っているサイトがありました:http://incarnationpreschool.com/new_page_2.htm アメリカのプレスクールで習うことは、日本の幼稚園と大体同じでした。 英語のお勉強としては、 アルファベットのABCの読み書きと、ごく簡単な単語を習います。 Phonics(フォニックス)も少々習いました。 フォニックスのバックナンバー:http://ref.mag2.com/0000182211/107049180.html フォニックス練習サイト:http://www.genkienglish.net/phonics.htm 大人でもフォニックスを練習すると、発音改善に役立つと思います。 ★アメリカの伝統行事について習う 自分の子どもがプレスクールから1年生くらいまでは、 Easter(イースター)、 Halloween(ハロウィーン)、 Thanksgiving(サンクスギビング)、 Christmas(クリスマス)と アメリカの季節ごとの伝統行事のことを習って、親の私も楽しかったなあ〜。 子どもも小学校中学年以上になると、学校でもほとんど「勉強」ばかりで、 ちょっとつまらなくなりました。 今はちょうど10月31日のハロウィーンの準備をする季節です。 近所でもハロウィーンの飾り付けをした家が多くなってきました。 プレスクールとキンダーガーテンでは、コスチュームを着た子どもたちが校内をねり歩く Halloween Parade(ハロウィーン・パレード)をしました。 あのとき、うちの子たちも小さくて可愛かった。 ハロウィーン・パレードの写真:http://www.choochootrainpreschool.com/aboutus.htm 小さな町のハロウィーン・パレード動画:http://www.youtube.com/watch?v=Oi4Mz1Vqw1Q&feature=related プレスクールのときは、pumpkin patch(パンプキン・パッチ)へ field trip(遠足)に行きました。 パンプキンパッチとは、ハロウィーンの飾り用のカボチャを売っているところで、 町の空き地を利用して、この季節だけ開店するお店のことです。 そして、ハロウィーンが終わると、クリスマスツリー屋さんに変身します。 パンプキンパッチ:http://www.irvineparkrailroad.com/content/pumpkin-patch?gclid=CODc_-vWmpYCFQ8QagodLAcp6g 子どもは巨大なパンプキンに触ったりよじ登ったり、 小さな汽車に乗ったり、 petting zoo(ペッティング・ズー)という小動物の囲いで ヤギや羊たちをpet(なでる、さわる)したり。 とても楽しそうでした。 パンプキンパッチのpetting zoo:http://micechat.com/forums/micechat-main-lounge/81749-visit-lombardi-ranch-pumpkin-patch-look-back-past.html そういえば去年、私たち一家がパンプキンパッチでカボチャを買っているあいだに、
大規模な山火事が町の方にどんどん押し寄せてきて、 夜には避難させられたのでしたっけ。 体が飛ばされそうな強い熱風が吹き荒れていた日でした。 |
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この前は自分の子のコスチュームの話ばかりしてしまった…小学校高学年以上の女の子はセクシー系が人気と書きましたが、嫌らしい感じはなく、可愛いですよ。例えば http://www.brandsonsale.com/preteen-girl-costumes.html 幼稚園から小学生の女の子は、とにかくゴージャスで美しいのが好きよね。お姫様系。妖精系。チアリーダー。オズの魔法使いも時々見る。昔、セーラームーンのコスチュームを着た金髪の女の子を見たことがある。金髪だから彼女はかつらが不要だった。 男の子で人気なのは、戦士系。パワーレンジャー(日本語でスーパー戦隊シリーズ?)、バットマン、スパイダーマン。騎士。忍者。海賊。そして、消防士!これは結構人気あります。消防士は南カリフォルニアのヒーローです!山火事と戦ってくれて有難う!なぜか警察官のコスチュームは見たことがない。 ところでHalloweenって日本語でハロウィンというのね。ハロウィーンだと思っていた。
この前の記事は「アメリカで人気のハロウィーンコスチューム」と書いてしまった。 |
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アメリカで人気のハロウィーンのコスチュームを年齢別に言うと、赤ちゃんでは、かぼちゃ、ハチ、テントウムシ、ブタや熊などの動物など、赤ちゃんだからこそ似合うもの。 うちの子どもたちが1歳の時は、Barneyという子ども番組の主人公(恐竜)のコスチュームだった。しっぽが可愛かった。これです。http://store.costumecity.com/barneycostumes.html うちの息子が幼稚園(プレスクール)の時は、日本のウルトラマン。その時はアメリカでも放映していたんだねえ。違う名前で。それからパワーレンジャー。これも日本のキャラクター。日本語でなんというか忘れた。5人組くらいで、それぞれ違う色で、合体変身するロボットを操る、正義の味方。 http://anniescostumes.com/chpower.htm 小学校低学年のうちは、忍者だったかな。小学校中学年では、Screamという怖い顔のお化け。 http://www.spirithalloween.com/boys-costumes_horror-costumes/child-scream-costume/ これは怖いよ。小さい子は泣いてしまう。 コスチュームを着たのは小学校高学年までで、それ以降は、普段着のまま、Trick or treatに近所を回るようになった。 うちの娘は、2歳の時はプリンセス。いわゆるお姫様ドレスですね。幼稚園のときも、小学校低学年の時もやっぱりプリンセス。http://www.halloweencostumes4u.com/princesskid.html ところが今年は、魔女になる。 近所の高学年の女の子はマリリンモンローだったな。そのくらいの年齢になると、セクシー系になるのかも。
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