アメリカの公立高校で

ブログ始めたときはまだ小学生だった下の子、もう成人

アメリカの中学校

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Thumbs up スタンプ

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アメリカの中学でうちの子がTA(先生のアシスタント)をしている話を以前のブログで書きました。

ノートをきちんと書いているかをチェックする仕事のときに、
「いいノートにはハンコを押し、悪いノートにはハンコを上下逆さまに押します」

と書きましたが、意味がよく伝わらなかったかもしれません。私もうちの子から、同じスタンプを「上下逆さまに押す」という説明を聞いたときには、何のことだかさっぱり分かりませんでした。

でも、そのハンコを見ればきっとわかります。
ここに載せた写真のようなものです。

私も実物を「はいこれ」と見せられて、あーこれかー、と思いました。



Thumbs up(サムズアップ)スタンプと呼び、学校の先生用にアマゾンやOffice Depotなどで売っていました。
例えばこれ:http://www.amazon.com/Round-Teacher-Stamp-THUMBS-Outline/dp/B0085YB3RC/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1347742675&sr=8-1&keywords=Teacher%27s+Thumbs+up+stamp

これ一本で、「よくできました」と「がんばりましょう」の両方の用途に使える優れものです。

まあ、実際に手を使ってする thumbs up(いいね) と thumbs down(だめだね) のジェスチャー自体が、腕一本で「いいね」と「だめだね」の両方を表現するものなので、スタンプも両用なのは当然ですね。


フェースブックでは Like と Dislike と言うらしいですね。
*後日訂正:Facebookには Dislike はないそうです。この写真のFacebook風スタンプではDislikeを作ったのですね。



アメリカの高校選び

うちの娘は9月からハイスクールになりましたが、
アメリカの中学での最大イベントは、高校選びだったような気がします。

この地域では、公立学校区(school district) にいくつかの高校があり、自宅の住所に基いてそのなかの数校から選べるようになっているところが多いようです。学区が小さいところは、高校がひとつしかなく、そこに行くか、越境するか、私立にするかの選択になるようです。

うちの場合は、3つの高校から選べました。うち1校は「Great Schools」 http://www.greatschools.org/ という学校クチコミ・サイトで最高評価が付いた Great! なハイスクールなのですが、フリーウェイを使って片道30分の距離なので、自然とチョイスから外れました。

残る2校は我が家の近く。ひとつはアートに強く少人数の A高校。もうひとつはうちの息子が卒業したスポーツと理数に強いマンモス B高校。

この2校の説明会にも出席しました。学校側からの全体的説明に加え、各教科のクラスルームを回って、それぞれの先生の説明を聞きます。生徒のクラブもブースを出しています。

娘の友達ではそれぞれの高校を希望する子がほぼ半々のようでした。



うちの子は文系で、スポーツに興味がなく、アートが好きなので、A高校にするのかと思ったら、B高校を強く希望しました。A高校には彼女の好きそうなクラスがずらりと揃っているのに、なぜ・・・?

本人が言うには、兄がB高校だったので、小さい頃からずっとそっちに行くつもりだったと。

言われてみて気付きましたが、家のなかには、スポーツ部活に熱心だった兄のB高校グッズがあふれています。校章入りのタオル、ジャージ、ワッペン、盾、そして子ども部屋に貼られた高校の地図。

「私はこの地図を何年も毎日毎日見てきたんだよ。もうどこにどの建物があるのか記憶してる。」

そして兄から譲られた彼女の勉強机の正面には、何年も前から校章を貼りつけたままなのでした・・・。

「B高校に行くんだ」と、アドバイスで断言する兄。



「お願い、毎日歩いて学校に通うから〜!」

B高校はうちから徒歩通学できる距離。親が毎日、車で送迎しなくていい。

学校の雰囲気が好きか嫌いかというのも関係しているらしい。まあ、B高校にして、理数系のクラスでいい成績を取れなければ、文系とアートのクラスで点数を稼げばいいんだし・・・(そううまく行くか)・・・それから、B高校のほうがアジア人男子の数がずっ〜と多いのも関係あるのかも。

今のところ、自分で朝早く起きて、歩いて通っています。中学までは親に起こしてもらっていたのに。途中、急な坂道があるので、最初は足が疲れるようでしたが、いい運動です。

女の子なので、安全面が少々不安。車の往来の多い道だけを通り、登校時には途中で女友達と待ち合わせをしています。犯罪の少ない地域で、女子の徒歩通学も多いのですが、もっと安全対策をしたほうがいいかもしれません。16歳になったらすぐに車の運転免許を取らせるつもりです。


それにしても、日本と違うのは、高校入試がないことですね。日本の高校選びは、入試があるし、遠い将来のことまで考える必要があって、もっと真剣だと思います。

中学留年

アメリカ8年生(日本の中2に相当)のうちの娘によると、この中学には、8年生をリピートする(2度履修する)男子が少なからずいるのだそうです。ハイスクール(高校)で運動部に入るためなんだそうです。

この辺の学校制度は、9年生〜12年生がハイスクールです。

「その子たちは勉強が苦手なの?」と聞くと、
「ううん、よく出来る子たちが多いよ。オナーズクラスの」
「へえ〜、そんな子が8年生をリピートしたら、授業が簡単で退屈するだろうね」

それでもリピートする価値があるのでしょう。

スポーツ王国の南カリフォルニアでスポーツの強い公立高校は、とても強い。同じカリフォルニアでも南と北ではレベルが段違いなのだそうです(一般的に)。9年生でチームに入るのは相当な選手でも難しいことがあるのだろうと思います。

想像するに、体が大きいとプレーで有利になるような、フットボール、バスケットボールなどでは、高校入学を1年遅らせると、身長が伸び、体重が増えて、高校運動部に入りやすくなるのでしょう。

南カリフォルニアの公立高校は、スポーツは強くても、文系の勉強レベルがいまひとつらしいのです。東部アイビーリーグなど名門私立に合格する生徒は、スポーツがらみが多いようです。うちの中学のオナーズクラスの男子は、勉強ができるだけでは物足りず、高校スポーツクラブでの活躍というトロフィーを引っさげて、名門大学受験に望みたいのでしょう。

「ばっかみたい」とうちの娘は言います。
「女の子はそういうことしないよ」
そうでしょう。女子は男子より発育が早いですから。

・・・8年生をリピートするのは悪くないんじゃないかな、と私は思います。

そのまま9年生に進学したら、チームに入れてもらえないかもしれない。でも、1年留年すれば、入れる可能性が大きい。それなら、そうしたほうがいい。

「チームで活躍したという名誉が得られ」、「大学受験で有利」、「大学スカラシップにも大いに有利」、というメリットだけではないと思います。

高校のチームで得られる貴重な経験。それが大きいと思うのです。
一生に一度の経験です。
高校のチームに入れなければ、大学のチームに入れる可能性も小さくなりますし。

娘のクラスメートの弟さんは、お父さんがバスケットボールの元カレッジプレーヤーで、その子にも同じ経験をさせたいと、プレスクール(幼稚園)を留年し、キンダーガーテンに入りました。どうなるかな。

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近況報告です。

エクササイズに凝ってしまい、しばらくブログを留守にしておりました。すみません。
ブログ友のお子さんは、見事、志望の大学に合格されて、嬉しいです。

年齢を考えず運動したせいか、足を怪我して、少しの間、運動はお休みです。

娘は秋からハイスクールです。もう、ハイスクール。怖い。

息子はまだ専攻が決まらないようです。ある父兄から、「リベラルアーツ専攻で卒業できる」と聞き、少々安心しました。でも、マンモス州立大でリベラルアーツ専攻・・・・世の中にはリベラルアーツ・カレッジというものがあるのに・・・・。

アメリカ中学8年生のうちの娘、
今年度前半は、選択科目の時間にTA(Teaching Assistant)をしています。
7年生の先生のお手伝いをするんです。

いい先生のお手伝いをしているので、とても楽しいらしいです。

何がいいかというと、優しい。

毎回、お手伝いご苦労様でした、といって、お菓子をくれます。(女の先生です)


そしてTAの仕事そのものも楽しいのだそうです。

例えば・・・

☆ Notebook Check
何週間に一度か、ノートブック・チェックというのがあります。きちんと美しくノートをとっているか、問題の答えをノートに書いてあるか、色んな紙を整理してあるか、などをチェックするらしいです。それが成績の一部になります。

そのチェックをうちの子が任されました。いいノートにはハンコを押し、悪いノートにはハンコを上下逆さまに押します。

ハンコを押していると、一人の男子生徒が書き忘れに気づいて、
「あーちょっと待って、お願い、今書くから〜」
と必死に急いで書いている最中に、
うちの子は
「ふっふっふ、悪あがきしてもダメよ〜」
と心の中で言いながら、涼しい顔して
ダメのハンコを「バシッ」と押してやったのだそうです。

男子生徒は悲鳴を上げたそうです。

うちの子は教師に向いているのかもしれないと思いました。



☆ それから、「成績の悪い子のテストを採点するのは楽しい」と言います。

人体の部分の名前を記入する問題で(注意:下ネタです!)
理科の時間なので、科学的な用語を使わないといけないのに、
そういう子たちは非科学的でクリエイティブな言葉を使うからなのだそうです。

例えば、anus(肛門)が正しい答えのところに、

out(外へ)
exit(出口)
to toilet(トイレへ)

などという言葉が記入され、とても笑えてしまうと。


そしてそういう子たちは、全員、男子生徒なのだそうです。

大物だ。

中学校の新学年の初日、放課後に迎えの車に乗るなり、うちの子は言いました。
「アジアン・コーナーが消えた!」

アジアン・コーナーとは、中学のランチタイムにアジア人が大勢固まって一緒に昼食をとる場所のことです。

学年が変わると、「昨年度までのことを何も知らない」新入生の白人生徒がそのランチ場所を占領してしまったのです。

そのため上級生が「アジアン・コーナーが消えた!」と驚いてしまったそうです。



数日後、
「アジアン・コーナーが復活した」
とうちの子から報告がありました。

上級生の誰かが、新入生に注意したのでしょうか。「そこは違う」と。



この中学は、広い中庭でランチを食べます。

うちの子によると、ランチ場は生徒のタイプ別に棲み分けされているのだそうです:


メインの入口近くは、ポピュラーな(オシャレで人気のある?)白人生徒のコーナー。

その左手の図書室の前が、アジアン・コーナー。ただしここはポピュラーなアジアンだけ。

普通の白人は真ん中から入口近くにかけて。

普通のアジアンは、両脇と真ん中。

そして、人種に関係なく「変な」生徒(全員男子)は、一番奥。



で、うちの子は、奥以外のいろんなコーナーをふらふら漂流しているのだそうです。
「だって、友達がいろんなところにいるんだもん」



人種の違いが子どもの間で特に話題にならなかった、小学生の頃が懐かしい。
まあ仕方ないですね。

あ、「変人」は人種の壁を超えてるか。

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