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チェルノブイリハート

 
 
2003年の作品
 
短編ドキュメンタリーで、
アカデミー賞受賞作品にもかかわらず、
チェルノブイリ原発事故から年数もたち、
当時の日本では話題にならなかったが、
フクシマの事故を受けて注目され、
急遽日本でも公開されることになった。
 
 
イメージ 1
 
 
 
宣伝では「事故から25年」となっているが、
実際に映像が記録されたのは今から8〜9年前だから、
事故から17〜8年の時点での記録である。
 
ヒロシマに投下された放射性物質の
400倍の量が爆発したと言われるチェルノブイリ。
 
放出された放射線量は
ヒロシマの90倍と紹介されていた。
 
 
 
よく知られているように
原発事故の後、
汚染地域での子供の甲状腺癌の発生率が高い。
 
 
フクシマ後もこのことについては関心が高い。
 
 
けれども、問題はそこにとどまらない。
 
 
放射線被曝との関係の証明は難しいが、
様々な形で奇形児が多発し、
ある地域では生まれてくる子供の
15〜20%しか正常な子がいないと言う。
 
異常の発生率が15〜20%と聞いても
驚きの数字なのに
ほとんどが異常児という、これこそ異常事態。
 
 
補償問題がついて回るので
政府は調査しないだろうが、
放射線被曝により傷ついた遺伝子が
次の世代に受け継がれている証拠だろう。
 
 
 
事故から年数がたち、
当初、汚染地域とされていた場所でも
放射線量の低下に伴い補償金が打ち切られる現実。
 
 
そのような生活環境で
心臓疾患を抱えた娘を持つ夫婦が紹介されていた。
 
心臓に穴が空いている先天異常で、
事故後この異常が多く見られることから
ひっくるめてチェルノブイリハートと呼ばれている。
 
 
他の病院では「手術不能」と言われたものの
幸い、アメリカの医療チームによる手術を受けることができ
娘さんは一命を取り留めることができたが、
こうやって手術待機をしている子ども達は
待っている2〜5年の間にどんどん亡くなっていくそう。
 
 
生活苦から異常を持つ子が
路上に捨てられて乳児院に収容されることも
よくあることのようだ。
 
 
 
 
高濃度汚染地域では子供の居住が法律で禁じられているが、
養育する大人たちの認識不足によって
違法な居住が続けられているケースも紹介されていた。
 
 
 
高校生の体内被曝線量を測定している様子も
紹介されていたが、
結構高い値が検出されていて驚いた。
 
高濃度汚染地域から離れていても、
食品から放射性物質を接種するらしい。
 
キノコやイチゴ、鹿肉を食べないかい?
と聞かれた少年の食べているジャムを
測定器にかけてみたところ
セシウム137が検出されていた。
 
 
ジャムを食べれば食べるほど
どんどん被曝しているなんて・・・・・・
目に見えない放射線は本当に厄介だ。
 
 
フクシマの事故から5ヶ月。
まだ、放射線の影響は目に見える形では出てこないが、
年月を経るにつれ、いろいろな障害が出てくるだろう。
 
それは世代を超えて
これから先ずっと、日本が背負っていかなくてはならない
負の遺産である。
 
 
 
ヒロシマ・ナガサキからまだ66年。
3度目の被曝は、もしかしたら
ヒロシマ・ナガサキよりも深刻かもしれない。
 
 
そんなことを考えさせられるドキュメンタリーだった。
 
 
 
 
こんな事実があると言うことを
分からないながらも見ておいて欲しいなと、
子供3人連れて早起きして
銀座の映画館まで行きました〜
 
行ったのがお盆中だったので
ラッシュ時間にもかかわらず電車はガラガラ、
銀座は人通りも少なく、
映画館も思ったほど運んでいませんでしたよ。
 
PG12指定でもあるので、
劇場内の子供はうちの子たちだけ。
1300円払っても
子供には何も残らないかもしれないですがねぇ〜
 
 
 
上映されている映画館は多くありませんが、
興味のある方、是非足を運んでみてくださいね。
 
 
フクシマの事故、
改めて深く考えさせられます。
 
 
 
 
 

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