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産婦人科では女性にまつわるいろいろな疾患を診ます。
その中の一つが妊娠。
これは女性にしか起こらない現象ですね。
そしてもう一つ・・・・不妊症。
これは、男女両方が関わる問題ですが、
女性の側にはちょっとした年齢制限があります。
いま、46歳の妊婦さんと、46歳の妊娠希望の方が
それぞれ通院中です。
妊婦さんの方は23年ぶりの妊娠なのだそうで、
すでにお子さんは3人いて、3人とも成人しています。
妊娠を希望されている方は
2人出産した経験がありますが、
再婚したので是非とももう一人ほしい・・・・と。
他の先生には無理と断言されたそうですが、
同じ年の妊婦さんがいると思うと複雑な思いです。
女性の卵巣の機能は、個人差はありますが
35歳くらいで下り坂にさしかかってくると言われています。
つまり、そのくらいの年齢から妊娠率が下がってくると、
そういう話です。
しかも、35歳辺りから染色体の異常が発生する率も
徐々に上がってくるので、流産の確率も高くなってきます。
40歳で流産率50〜60%なんだそうです。
施設によって対応は違いますが、体外受精も
倫理上の問題からだいたい40歳を超えた辺りで
中止とするところが多いようです。
医療がどんなに発達しても限界がある。
かなえてあげられない望み。
妊娠を望む彼女にしてあげられることは
更年期障害の症状を緩和することくらい。
妊娠が不可能に近いことが分かっていても
あきらめきれない様子です。
自分もあと一人欲しかったのを断念したので
気持ちが分かるだけに切ないですね。
力になってあげられないなんて。
こんなちょっとしたことも
今の職場を退職しようと思う理由の一つです。
今の自分には精神的な負担が重くて。
自分の無力さが情けなくて・・・・・。
人の悩みを聞いてあげる余裕がないんです。
ぐっとこらえて頑張っていますが。
新しく行こうとしているところは
主な業務が検診です。
少し気分が楽になりそうなきがします。
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