産婦人科医のぼやき

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普段は天然なコヤジ母、実は産婦人科の医者をしています。
病院っていろんな人が来ますよねぇ。
毎日の診療の中で感じたこと、ぼやきます。
少しは役に立つ話題も載せられるといいけど・・・・・・。
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今日から看護学校講師

今年も始まりました。
看護学校の講義。

まだ入学したばかりの新1年生、73名。
もちろんまだ休学者・退学者もいないし、
講義中に居眠りしている学生さんもいない。

こちらもドッキドキの1年生なんですね。
これがいつの頃からか緊張がほぐれて
それはそれでよい点もあるのだけど
だんだんだらけて、『再試験になってもいいや・・・』となる。


そうならないうちに、10週間の講義。
駆け抜けることができるでしょうか?


今年こそ、再試験のないことを願って。
ホント、お互い疲れますからお願いしますよ

イメージ 1

               この国の悲しい現実
               コヤジ母もついに直面することになりました





3人のお猿さんを抱えて働くコヤジ母。
フルタイムで働いているわけではないのでまだまだ楽している方だと思いますが

コヤジ閣下だけだったときには結構無理してました。
1歳過ぎた頃には当直に復帰して、週4日のフルタイム。
今思うと本当に無茶したと思います。何よりもコヤジ閣下重視じゃなかったことを。
夜9時を過ぎる夜間診療まで引き受けたこともあるし(今じゃとても考えられない非常識)
まだ1歳だった閣下が保育園で一番最後まで残っていたことも何度もありました。
家で食べるご飯は朝だけってことも日常的でした。
(夕方遅くなると軽く食べさせてくれるので、家に帰る頃には満腹なんです)


その前、大学病院にいた頃にはもっと無理してました。
休みは月に1回あればまだましな方。
食事なしで40時間の労働っていうのもありました。
こんな労働が労働基準法に引っかからない国なんです。
死亡して初めて労働が適正だったかどうかが争われるわけでして・・・・・。
要するに死にそうかどうかは自分で判断しろってことなんでしょうね(-_-)



こんな労働が何年も続いて心身共に壊れちゃったわけですけど。
そして、自分のペースに合わせて働ける場所を求めて
今の病院に収まりました。

今や子どもが3人に増え、
しかも心身共に成長する大事な時期でもあるので
やはり母親としては可能な限りそばにいてあげたいと思う。

けれども、そんな贅沢は言っていられないようです。


近々、老齢の先生が退職することになったのだそうです。
コヤジ閣下を取り上げてくれた先生です。
5年くらい前に定年を迎えていました。

それにともなう人員の補充は一切なし。
いまいる人数で仕事量を増やすしかない状況。

そこで、コヤジ母のところに「もうちょっと出てこられないか」
と打診がありました。


ハッキリ言って 無理

でも、その無理を押してどうにかしなくちゃいけないようです。
今までにも結構無理してきているのはあまり理解されてないようです。



勤務の日数が少ない分、休みをもらわずに出勤する。
そのために結構無理してきました。

行けなかった幼稚園の行事もたくさんあります。
その度にコヤジ閣下はどれだけ寂しい思いをしてきたか・・・・

日曜日に幼稚園の行事があれば月曜日が代休。
その代休には保育園に行かされて13日間休みなしだった閣下。
これが年に何度もありました。

熱を出して休むなんていう選択肢すらありませんでした。
そのせいか、閣下は具合が悪くても自分からは「休む」と言いません。
頭から水を浴びせて無理に熱を下げて保育園に行かせたもあります。
ここまでくると虐待ですよね。

もちろん自分が熱を出しても同じ。
最も、熱は仕事が休みのときに限って出るので影響なかったと言えばなかったですが。


今年も、年の初めに39度くらいの熱を出しましたが
「休む」という選択肢は全く考えませんでした。
考えられなかったという方が正解かな?


いつもこんなギリギリの状態でやってきてたのですが、
どうも「余裕がある」と思われているらしい・・・(-_-;)


体が丈夫ならね、どうにかなると思いますよ。
「不可能じゃないことは可能」の人ですから
でも、今年に入ってから2度の高熱。
そして、喘息であることも分かりました。
4年前に軽い肺炎になったのが引き金だったと思います。
喘息であることにはずっと気が付いてなかったんですが
風邪をひくと咳が止まらなくなるので「何かおかしい」とは思っていたんですよね。

追突事故の後遺症もあって、常に不調だし。



いつかこうやって人手が足らなくなることは分かり切っているのに
どうして新規採用をしないんでしょうね?

そんなに病院の経営が苦しいんでしょうか?
そう言えばこの4年間給料は上がってません。
年2回あるはずの賞与も2回くらいかもらったことがありません。
家のローンがあっても住宅手当が付かないし。

自分って、給料泥棒なのかな?


子どもがいなければどうにでもなります。
何も好き好んで午前上がりにしてるわけじゃないんです。
「お先に失礼します」って言いながら帰るのがどれだけ心苦しいか(-_-)


人手不足が顕著になる度に

誰か来てくれそうな先生いませんかねぇ?

と聞かれますが、私も大学病院を離れて大分経ちますので
そんな当ては全くと言っていいほどないんです。

一時、同級生が来てくれるって言う話も出てましたが
いつの間にかよその開業医のところに行ったんだそうで。
ガッチリつかんでおいてくださいよ・・・ホントに・・・
それが経営者の手腕ってもんでしょう?


それほど困っている割には新規採用の募集をかけているのは
見たことがありません。
今年、1人が定年を迎えるんじゃないの?
あと7年くらいすると毎年1人ずつ定年ですよ。
そこから先、どうしていくつもりなんでしょうね?



そして、今日ボソッと言ってました。

HPに「医師募集」って載せてみましょうか

って・・・・(-_-;)


今頃気が付きました?

でもね、思うにHPを見に来るのは元々病院の名前を知っている人。
要するに患者さんが見に来ることしか期待できませんよ。

募集広告を医師専門のサイトに載せてもらうくらいのこと
どうしてできないんでしょう??
先行き不安



こんな環境の中で3人も出産してしまったよ。
コヤジ母、完全にKYです。
産んだ私が悪いんですよーーーだっ!!!

これからどうなっていくんだろう。

 が再発しないことを祈ります。


ホントに、どうにかして欲しい。
単なる愚痴に過ぎませんが。

誰のための補助?

今日から新年度。
医療の現場でもいろんなことが変わります。
診療報酬の改定とかね。

産科でも大きな変化が起こります。

今まで2回だけの補助だった妊婦健診、
4月から5回に大幅アップ。

今までになかった検査項目も増えて
約2万円分の補助が増えたことになります。

WHOでは「妊娠中に4回の健診を受けることが理想」としているので
この補助券だけで必要最低限の検査は受けられることになる理屈。

これで、未受診飛び込み妊婦が少しでも減るといいですけどね。



この改定はすごく歓迎するべきものなんですが、
当の医療機関には何の知らせもありませんでした。
私の勤務先でも患者さんからの情報で問い合わせをしたくらいです。

また、自治体によってすごく対応が違うようで、

3月までにこの受診票を交付された人に対して、
追加交付の票を郵送しているところもあれば、

「欲しけりゃ取りに来い」とばかりに、
既にに交付されている票がいつの間にか有効期限切れにされてたり。
今年いっぱいを有効期限としている自治体もあるのでややこしいのです。


元々、この受診票、自治体によって内容が違っていて、
里帰り出産などで遠隔地に移動してしまうと使えなくなったりという
不便な点がありました。
厚労省が号令かけているのにどうして全国統一規格にできないんでしょうね?
各自治体に丸投げしている感じがします。
資金の豊富な自治体とそうでないところで格差もあるような・・・・・
だいたい、母子手帳ひとつとっても内容はほとんど一緒なのにサイズが各地で違ってるんですよね



払った税金を有効に使うための事業のはずなのに
「サービスしてやってる」みたいな対応。
誰のためにやってるんだかね。

ただでさえ枚数が増えて、内容も変わって、混乱しそうなのに
ところによって「送られてきてるはずです」とか
「これは使えなくなっているので新しいのをもらってきてください」とか。
どう対応していいのか分からないなんて・・・・・。
もらいに行く場所も市役所だったり保健センターだったり一定じゃないんです


余計な仕事が増えた (-o-)

4月1日の不思議

今日から4月。新しい年度の始まりです。
桜も咲き、なんとなく春の空気。
心躍るような不安なような複雑な匂いがしてきます。


3月終わりから4月初旬に出産予定日を迎えるお母様方、
毎年必ずいるわけですが、彼女たちもまた複雑。

3月中に産みたい 派と
4月に入ってから産みたい 派。

どちらかと言えば早く産みたい人の方が多い気がしますが
3月生まれのコヤジ閣下を抱えるコヤジ母としては
何もそんなに慌てなくてもねぇ・・・・と思うわけです。
イヤでも何でも、学年の1番ビリッケツの生まれですから、
体も頭もついていけないのですよ (*_*)
この差は、小学校の高学年くらいになるとほぼ解消するそうです。
そして、高校生になる頃には記憶力の差として有利になるのですけどね (^_^)v



長いこと不妊治療をがんばってやっと授かった双子。
お母さんは40歳になっていました。
この子たちが成人する頃には60歳。。。
うちのパパはもっとお爺さんですけどね
彼女は小学校の先生なので、
早生まれの子がじきに遅れを取り戻すことを知っています。

1つでも上の学年に入れたい・・・・
そんな思いで3月の出産を希望していました。
そして、そんな思いをよそに妊娠高血圧症候群のため
本人の意志とは関係なく3月に帝王切開となりました。
結果として希望は叶っているのですけどね。
赤ちゃんが生まれる日って、こんな感じで親の希望とは関係なく決まるものです。

元気に育っているかな?
彼女も、職場復帰して頑張っているでしょうか?



ところで、とっても不思議なんですが、
制度上4月1日に生まれた子は前年度の学年に入ります。

新年度の始まりは4月1日なのにね。

そんなわけで、この日に生まれた子は学年の中で一番若い子。


今日も予定日の近い妊婦さんがたくさん来ましたが、

今日は生まれませんよね
今日だけは避けたいので・・・・


と言っていたお母さんがいました。


とっても気持ちが分かる。
ホントに、ここまで閣下を育てるのは大変でした(-_-;)


なんで、こんな変な区切りになってるんでしょうね?

事故に遭遇

出勤途中に事故に遭遇しました。
事故に遭ったわけではないのでご心配なく

2年前の追突事故の現場から100メートルくらいの場所。
あの辺に何か取り憑いているのかもしれない (*_*)


いつも、農道から信号のないT字路を左折して県道に出るのですが
無事に県道に出て大きな交差点を通過した直後、前方で

ぱーーーーん!!

と音がしたかと思ったら、
対向車線に原付が投げ出されてきたのが見えました。

明らかに 事故

何が起こったのかは皆目分からなかったですが
けが人は、さっきT字路を抜けるときに見送ったお姉ちゃん。
中途半端に車間が開いた中間のちょうど間の悪いところを走行していて
「あぁ〜〜〜この姉ちゃんがいなかったらここで出られるのになぁ」と思ったので印象に残ってました。


その場を走っていた後続車両は全て左に寄って停車しました。
コヤジ母は事故の4台後ろにいました。

幸い、青信号に変わったばかりで発車したところだったので、
スピードもさほど出ていたかったのと、
車間がそこそこ開いていたので、後続車に轢かれることもなく
更に幸運なことに対向車がしばらくの間いなくて
2次的な事故も起こらずに済みました。
逆に言うと目撃者が少ないとも言えるんですが


停車してすぐに車から降りてきたのは一番前にいた車の運転手。
最初、事故の当事者だと思ってしまったんですが単なる目撃者でした。

目前で事故の瞬間を見た彼は
すぐに救急車を要請してくれたようでした。
多分、警察にも通報してくれたんでしょう。
証言もかなり冷静で、必要なことを手際よくやってくれてました。


彼の話しによれば、
脇道から出てきたトラックに接触してはじき飛ばされ
そのトラックはそのまま走り去ってしまった

のだそうです。

ひき逃げ ってことですかね。

ぶつかった瞬間、結構大きい音はしてましたから
トラックの運転手は気が付いていたはずですけどね


とも言ってました。


その瞬間には、かなり距離が離れていたそうで、
ナンバーなどは読み取れなかったそうです。
覚えているのは緑っぽい色のトラックだったことだけ。
コヤジ母も2度ばかり当て逃げにあったことがありますが
意外と覚えていないものなんですよ。ナンバーどころか車種や色まで記憶が曖昧です。
人間の記憶ってこんなもんなんですよね。
今度車を買うときにはドライブレコーダーをつけよう!!
せめて小さいデジカメくらいは持ち歩かないといけないのかもね。



少し経つと、あちこちから人が集まってきました。
コヤジ母もUターンして抜け道で出勤しようかとも思いましたが
コヤジ母の前の2台の車はいち早くUターンして迂回してしまいました。
逃げ足早ッ!!

けが人があまりにも動かないので、救急車が来るまでの間だけでも
その場にいることにしてけが人の様子を見に行きました。
普通に転んだくらいだったら、
恥ずかしいのも手伝って、慌てて起きあがってバイク拾いに行くとかしますよね。
先日も、おばちゃんがスクーターに乗っててこけてるのを見ましたが、
やっぱり自分で必至にスクーター起こそうと頑張ってましたもの。


これでも、一応医者なんですよねぇ。
たいていの場合、役に立てることはないのであるが・・・・
若い女性とくれば、妊婦さんかもしれないじゃない??



けが人は道路の真ん中で横たわっていたわけですが、
顔をすりむいている以外はこれと言って外傷はなさそうでした。
でも、目は開いてるのに全然動きません。
何を聞かれても全く答えることができないし。

専門用語で言うところの レベル30 くらい

多分、本人も何が起こったのかが分からなくて
放心状態だったのと、軽い脳震盪くらいあったのかもしれないです。
意識はハッキリしてました。バイタルも正常。
命に別状はなさそうに思いました。


救急車を待っている間
多分5分くらいなんですが、結構長く感じましたね。
来る方向も分かってたんですが、音が聞こえ始めてからも結構時間かかりました。

ようやく少し言葉が出てきましたが、最初の言葉は

ここ・・・・どこ???
まさか道路の真ん中に寝ているとは思わなかったでしょうね。

自宅から出発して間もない場所で事故に遭ってしまったようですが
そんなことも分からなくなっちゃった??


救急車を待っている間、
「原付は邪魔にならないところに移動してかまわないです」
という指示を受けて歩道に移動。
これで、対向車線はとりあえず走れるようになりました。
でも、結構怖いんですよ。
人が寝てるすぐ横を大型トラックが走っていくわけですから。
数人でけが人の周りに立って、なんとなくガードしてました。
「けが人はそのまま動かさないでください」という指示でした。


コヤジ母の後ろの車の運転手さんが、
原付を移動した後、座席の下から荷物を取り出して
お財布の中からどこかの診察券を見つけて名前の確認。
そして、携帯のアドレス帳からお父さんらしき人を発見して
連絡してあげてました。

25歳の彼、ものすごく手際が良かったです。

そして、お父さんもすぐに現場にやってきました。
やっぱりすぐ近くに住んでるってことだよね。

救急車に続いて、レスキューの車もやってきました。
路上に横たわってますから必要ないとは思うんですけどね ^^;
事故の時には一応出動するんですかね?


首を固定して、できるだけ体を動かさないようにして
ストレッチャーに乗せて救急車内へ。

その後、受け入れ先を探すのに手間取っていたようで、
しばらくの間救急車は動きませんでした。


じきに警察の事故処理班もやってきて交通整理が始まり、
ようやく事故が起こった側の車線も流れ始めました。
約20分間、完全に通行止めになってしまっていたので
状況の分からない後方のドライバーはイライラしたことでしょう。

コヤジ母は、当事者ではなく単なる目撃者なので
証言もあまり役に立たないのだとは思うのですが
一応住所と名前と連絡先を告げてお役ご免。

この間、渋滞を抜けてきたドライバーの視線が刺さる刺さる。
「おまえかっ!!! 事故起こしたのは!!!(怒)」って。

関係ないですって。
ただの通りすがりの人だから。。。。
私だって遅刻して結構痛手だったのよ

最後まで事情聴取を受けていた、第一発見者の彼は
もっと痛い視線を浴びせられたことでしょう。
救助もして一番活躍したのにね


朝のこの一件で、しっかり勢力を使い果たし
別に何もしてないんですが、外で立っている間に結構冷えた・・・(*_*)
そして、途中で免許不携帯に気が付きものすごくドキドキした (-_-;)

仕事が終わる頃には全身がむくんじゃいました。


お姉ちゃん、無事に家に帰れたかな?
それとも今頃入院してるのかな?
ともかく無事なことを祈ります。


話は戻りますが、
このお姉ちゃんがようやく口をきけるようになってきたとき、

どこか痛いところある?

って聞いたら

 だと。
すりむいたところが一番痛かったらしいです
この一言を聞いてちょっと安心しました。



そして

今日何日?

って聞くので

29日・・・4月29日

と言ったら

へ??? 4月??

と、鋭く突っ込まれてしまいました。
しゃべり方はすごく緩慢なんだけど、結構冷静じゃないのよ!

放心状態のけが人よりも動転してるコヤジ母?
いやいや、単なるボケですけどね。
この自分の間違いに動揺してしまったよ。


常に冷静に行動するのは難しいものですな。

そのうち閣下に

最初に言っておく
ママの医師免許は飾りだぁ〜〜〜


って言われる・・・・きっと・・・・。


.
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