duHkha-aaryasatya(苦諦)

「人生が苦である」ことは仏陀の人生観の根幹であり、人間の生存がもつ必然である。

苦諦のワインセラー

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Burgogne Rose Cuvee Sakura 2007


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先日のパリゾのロゼに続いてもう1本。
ショップで売っているのをみかけて、ラベルの感じやら、作り手の奥さんが日本人という情報もあり、面白そうだなあと思い、大人買い。
花見用も含め、07を2本、09を2本ゲット。


     Domaine Chevrot  Burgogne Rose Cuvee Sakura 2007
    ドメーヌ・シュブロ:「ブルゴーニュ・ロゼ・キュベ・桜」 2007
    ◆原産国   フランス
    ◆産地    ブルゴーニュ
    ◆生産者   Domaine Chevrot 
    ◆葡萄品種  ピノノワール100%
    ◆購入価格  2390円
   (写真は2008年ヴィンテージだけど勘弁してね。)


パリゾのロゼよりかなり濃いめの紅ピンク。
ちょうど良い具合の酸とフルーツのバランスの良い感じ。パリゾより軟派な印象は拭えないけれど、花見にもっていって皆で飲むには最高の1本。個人的にはかなり良いなあと思うワインです。

しかし日本は今、寒過ぎる。
御殿場では大雪だそうで。いやはや。





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久しぶりにワインセラー更新。
東京はいつまでたっても真冬のように風が冷たくて寒いわけだが、高校時代の友人の女性弁護士から2月の頭に「ピエール・ガニエールが3/19に再オープンするよ。場所は赤坂のANAインターコンチのなか!」というメールが来て、ANAインターコンチの中のメインダイニングという扱いが若干心配ながらも元ファンとしては早速行かざるをえないかな?という気持ちにもなる今日この頃であります。

しかしここ数年、春は短い。
真冬からいきなり真夏。
春や秋がどんどん短くなる。

しかし短い春だからこそ、食べなきゃ。美味しいモノを。飲まなきゃ。美味しいモノを。

ということで、しばらくロゼ三昧。



    Philipe Charlopin-Parizot Marsannay Rose 2007
    シャルロパン・パリゾ:「マルサネ ロゼ」 2007
    ◆原産国   フランス
    ◆産地    ブルゴーニュ(コート・ド・ニュイ/マルサネ村)
    ◆生産者   フィリップ・シャルロパン-パリゾ
    ◆葡萄品種  ピノノワール100%
    ◆購入価格  2394円
   (写真は2008年ヴィンテージだけど勘弁してね。)

個人的に、ロゼワインのなかで私がもっとも気に入ってる1本。
これより好きなロゼを探すのはちょっと困難かもしれない。
ディジョン郊外、コート・ド・ニュイの最北端に位置するマルサネ村の村名ロゼワイン。
パリゾは、あの「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエの愛弟子だけど、それがなくてもあのラベルのデザインを見ただけで、この人タダ者じゃない、っていうのすぐにわかる。このマルサネ・ロゼはまだラベルにいろいろ文字が書いてあるが、パリゾの特級畑のワインなんか、スゴイぞぃ。ラベルにただ「どこそこ グランクリュ ○○年」て書いてあるだけで他な〜んも書いてない。パリゾ自身の名前すらない!あの超絶ド・シンプルなラベルがとってもセンスを感じて私はそれだけで共感してしまうのであります。

ロゼシャンパンとか、ロゼワインっていうと、どーしてもなんだか色のせいか、日本では「女性向け」下手するともっと露骨に「キャバクラ御用達」というイメージさえあって非常によろしくない。
常々思うが、上質のロゼシャンパンも上質のロゼワインも、色は可憐かもしれないが風味は至って硬派なんだよね。色はたしかに可憐でピンクで女性向けかもしれんが味は必ずしも可憐ではないんだ。
このパリゾのマルサネ・ロゼもそう。
ミネラルがしっかり効いていて、酸も綺麗。すっごいスタイリッシュで硬派な味わい。
08ヴィンテージもリリースされてるけど、個人的には07が今飲むんだったら良いね。2000年や2004年あたりと似てる優しい雰囲気で。あくまでスタイリッシュで硬派で余分な隙がない、でもちゃんと優しい顔も持ってる。そんな感じがいいんだよね。

お料理を選ばないのもこのワインの素晴らしいところ。
本当に何に合わせても今まで失敗が無い。「◎」。
お花見シーズンにちらし寿司と一緒でもいいし、山菜の天ぷらや桜えびのかき揚げと一緒でもいい。貝類や菜の花やアスパラなんかをふんだんに使ったリゾットと合わせてもいいかもしれないな。

命短し。
この春を謳歌しよう。

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新年開けて最初の、「苦諦ワインセラー」の1本。
またもや白になってしまいます・・・
でもちゃんとブルゴーニュだよ。
いや、3000円台の価格縛りがあると、どうしてもスペインとかニュージーランドとかのほうがコストパフォーマンスがよくなってしまうんだけど、でもブルゴーニュファンとしては3回に1回ぐらいはブルゴーニュにしておかないとやってられない。

で。
ちゃんと、どころの騒ぎじゃない。
泣く子も黙る、ムルソー村の巨匠コント・ラフォン。

    Comte Lafon Macon-Milly-lamartine 2005
    コント・ラフォン:「マコン・ミリー・ラマルティーヌ」 2005
    ◆原産国   フランス
    ◆産地    ブルゴーニュ(マコネー地区)
    ◆生産者   コント・ラフォン
    ◆葡萄品種  シャルドネ
    ◆購入価格  2900円


ブルゴーニュの白の作り手で三羽ガラス、ということになると、たぶん、多くの人がコシュデュリ、ラフォン、ルフレーブの三大ドメーヌを挙げると思う。
3ドメーヌとも、特級、1級畑モノは高すぎる。特にコシュデュリは高すぎてもうどうにもならないが、ラフォンとルフレーブはどちらも、このマコンというジャンルで比較的安価なデイリーとしての利用価値も高い、しかしめちゃんこコストパフォーマンスが良いワインを作ってる。
寝かさないと飲めないものと違って、こういう廉価版なものは年数浅くても美味しく飲めちゃうんだよねー。05なんて下手に畑モノだとまだ全然飲めないもん。

あたし、これまで、ルフレーブのマコンは何度か飲んでて、毎回びっくりするんだけど。
昨日このラフォンのマコンを初めて飲んで、参りましたよ、ええ。
なんじゃこりゃー。
なんでこれが2900円なんすか?

とにかく、綺麗な酸。酸っぱすぎず、足りなさすぎず、ちょうどいい加減の綺麗な酸。
そしてフルーツ感もちょうどいい。果物としての葡萄の面影がちゃんと残ってる。
強いて無理矢理難点をあげれば、「もう少し複雑さがあれば・・・」と思わなくはないんだけど、なにせこの価格なので、ほぼ文句無しに近い。
いや、文句ありません。・・・参りました!

これを、わたくし、なぜか茶碗蒸しと一緒に頂きましたの。
というのも、お正月に、ものすごく新鮮な「ゆりね」を頂きまして。
やっぱりオーソドックスに茶碗蒸しかなと。
でも、これがなかなか良いマリアージュ。
しかしラフォンご本人も、極東の最果ての地で、まさか茶碗蒸しなどというフランス人にはご縁の無いお料理とマリアージュされてるとは予想もしないでしょう。(苦笑)

本来は「苦諦の厨房」に書くべきですが、話のついでなので、レシピあげときます。ちなみに、うちには蒸し器がないので、蒸し器を使わない方法。
深鍋で、蒸し器とそっくりの状態を作るというスタイルです。

    <材料(2人分)>
     ・だし汁  カップ3/4
     ・卵    1個
     ・白だし醤油または薄口醤油  小さじ1
     ・鶏肉 50gぐらいを一口サイズに切る
     ・ゆりね  1個(鱗片全部ばらばらにする)
     ・かまぼこ 2枚
     ・しいたけ 1個
     ・三つ葉  少々
     ・ゆずの皮   刻んで少々

銀杏があったらよかったけど、ゆりねが多いので省略。

(1)鶏肉を醤油と酒で下味つけときます。
(2)茶碗蒸し用の茶碗に、かまぼこ、鶏肉、ゆりねを入れる。
(3)卵を溶いておく(白身をよく箸で切るように混ぜる)
(4)冷ましただし汁を(3)に入れ、白だし醤油小さじ1を入れる。
(5)(2)の上から、濾し器で濾しながら(4)を入れる。
(6)大きい鍋の底に小さい布巾を敷いて、その上から水深2-3cmの水を
   入れて、水に沈んだ布巾の上に茶碗を置く。茶碗の上蓋ははずして。
   更に鍋の蓋と鍋本体の間に、タオルなどを挟んで蒸気を吸わせる。
(7)最初は強火。沸騰したら、弱火にして約18分程度蒸す。
(8)やけどに気をつけつつ、鍋から茶碗を取り出す。
   お客様に出す直前に茶碗に三つ葉とゆずを入れて、茶碗の上蓋を
   閉じ、三つ葉とゆずの香りを封じてお出しする。


以上です。
かなりまあまあにできました!興味がある方、お試し下さい。
美味しく作るコツは、火加減ももちろんだけど、やっぱり面倒がらずに、昆布と鰹節でだし汁を自作することです。(私はそして珈琲フィルターで濾すという荒業を何時もやってのけます。でもこれでちゃんとできます!)

そしてふと思った。
「昆布は水から、鰹節は湯が沸いてから」・・・って、家庭科で習うはずなんだけど、いまどきの中学生や高校生はちゃんとそういうことを家庭科で習うんだろうか???

Bon Pinard

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クリスマスイブの今日は仕事で遅くの帰宅になるので、昨日なんとなくのクリスマスイブ代わり。
とはいえ、昨日だって17時までは働いていたんですけどねー。

行ったのは、最近とみにお気に入りの広尾のワインバー「Bon Pinard」
http://www.tokyo-calendar.tv/dining/11686.html
(お店のHPがなさそうなので、東京カレンダーのWeb上の特集ページを載せてみた)

お気に入りとはいえ、初めて行ったのが10月で、まだ2回目なのだ。
このページにも書いてあるが、お店を切り盛りするオーナーさんが、あのジョルジュ・ルーミエの元で2年間も住み込みでワインの醸造と葡萄栽培を修行したという経験の持ち主、というところにむちゃ興味をもってうかがったお店なのです。

そうそう。あたし、熱心なルーミエ教徒なのです。
ただ、あまりにも最近ルーミエのワインは値段がバカ上がりしすぎていて、村名モノでさえ気軽に飲めない値段になってしまった。3999円以下の価格制限を掲げているこの『苦諦ワインセラー』のコーナーでは、彼のワインはもはや1本も取り上げることは出来ません。
値段が高すぎて価格制限に引っかかって無理なのだ〜。
でも、個人的にはおそらく、グロフィエ、パカレ、フレデリック・コサールと並んで、いや、そこから頭1つ分だけ頭抜けている感じで好きな作り手、それがルーミエさんなのです。
いまや、記念日にさえおいそれと開けられない作り手になっちゃいましたが。

そんな人のところで修行してるって、どんな人なんだろー・・・と。

で、確かにここのお店はものすごいワインがガンガンとストックされているのに驚くわけですが、まず、値づけが非常に良心的。同じそのワインを、たとえば楽天のショップで1本買った時にいくらになっているのか知っていれば、飲食店で同じものをオーダーした場合は下手すると2倍ぐらいに価格設定されていることが普通に起こっているわけです(もちろん、そこにはプロがサーブするサービス料も含まれているわけではありますが。)
で、まー、2倍以上の値付けをされるとちょっと腰が引け気味ですし、1.5倍ぐらいのところで止まっていればまあまだな、と思うわけですが、このBon Pinardの場合、たぶん1.3倍ぐらいの価格設定で止まってるんですよね・・・これがまず驚き。

しかも、ブルゴーニュの古いヴィンテージのワインって、楽天探しても売ってないですからねえ。

そういうわけで、ここは、『普段使いのワインバー』ではなくって『特別な日にちゃんとオシャレして行くワインバー』としてのお気に入りなのですが、でも、価格的にはとっても満足なのです。

そしてこのお店・・・・
ハンパなく料理がうまい。
いやー。
本当に。
厨房のスタッフ、みんな若いのに。(たぶん20〜30代のスタッフしかいない!)
昨日も、『スッポンとホウレンソウのラビオリ』などという謎なものがあったので頼んでみて、グラスのシャンパンといっしょに食べましたけど、想像を絶する美味しさに、私は久々に椅子からひっくり返りそうになりました。ううーどうやってつくっとるんじゃ〜〜〜〜!?!?!?

そしてここのお店、デザートも半端ない。
甘いものはあまり食べない私なので、普通にデザート抜きにしてしまうことも多いのですが、ここでは食べるのです。
昨日はフォンダン・ショコラと塩キャラメルのアイスをセレクト。

塩キャラメル・・・フランスのブルターニュ地方のお菓子ですよね。
記憶のなかで遠くなるサン・マロやモン・サン・ミッシェルの風景をなんとなく思いだし、あのときに隣にいた人は、いま頃どこでどんな人とどんなクリスマスを迎えているのかな・・・と、ちょっと切ない気持ちになったりもするのでありました。

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先日、パカレの2009ボジョレーの「赤ラベル」と「オレンジラベル」の比較を行ってみた。
続いて今度は、同じパカレのボジョレーの赤いラベル同士の「2007年」と「2009年」の比較。

2007年の赤ラベルボジョレーは、何故かとあるショップに売れ残っていたのを発見したのだ。
是非2009年のあのド級ボジョレーと同時にオープンして試飲したかったので、買ってみた。
なにせ2890円なんですから・・・。

2年前のボジョレーということで、どんなもんだかと思ったのですが。
いやはや、参りました。

リヒャルト・シュトラウスのオペラに『薔薇の騎士』というものがあります。
この07と、09のボジョレーは、ちょうどそのお芝居のなかにでてくる元帥夫人と、ゾフィーという若い女の子みたいでした。

2007年のボジョレー、開けた瞬間からびっくり。
まるでブルゴーニュの15年20年寝かせた古酒みたいな煉瓦色。
たった2年でこれですか!
そして恐ろしく繊細で、そしてもう全ての角もとれて、そして儚くて枯れていて、やや物思いにふけった感じの印象。けれど高い知性と複雑さは健在。
この手の枯れた味わいのブルゴーニュを飲もうと思ったら普通に考えて最低でも15000円は覚悟しなければならないだけに、2890円というお値段に腰を抜かしそうになります。
パカレ、おそるべし!!!

2009年のボジョレーは、それに比べると色も綺麗なルビー色。
同じように繊細で儚く、切ない味なんだけど、ふんわい甘くてまあるい。
どこかに憂いがあって、陰翳がある味なんだけど、でも、2007年と比較してしまうとやっぱりまだ若々しい感じがちゃんと前面にある。そりゃそうだ。このボトルの中の液体は、夏までまだ樹に房になっている葡萄の実だったんだものね!!!

2007年のほうはヴィンテージとしてはそう突出した出来の年ではない。
それが2年たって、ここまで枯れ切って。
でも2009年の今年のボジョレーは100年に1度という前評判の「超」当たりのビッグヴィンテージで。

だから・・・・
もしかすると、いま現在の、35才の元帥夫人と18才のゾフィーを比較する以前に・・・
時間を巻き戻して18才当時の元帥夫人と、いまの18才のゾフィーを比較しても、実は外見のもともと持って生まれた美観の素質はゾフィーの方が遥かに上なのかもしれないなぁ。
しかも、さらに、そこで現実には18才/18才同士の比較ではなく、35才/18才という実年齢の大きな差が存在してしまう。
もともと持って生まれたものもやや劣るうえに、さらに経年変化で劣りがさらに出ている35才の元帥夫人が、魅力的では無いのか否か、という質問はある種の愚問でもあるわけで・・・。

そこからはもはや、対峙する男性側の価値観、なのでしょうけれども。

いや、でも、もしかしたらあっさり「愚問」なのかなー。
日本は、モーニング娘。の国であり、AKB48の国だもんね。
女は若ければ若いほど価値がある、、、のかもしれないけど。
『薔薇の騎士』のお話のなかでも、主人公のオクタヴィアン君は、年上の不倫相手の元帥夫人にあそこまでお熱だったはずのに、ゾフィーちゃん見た瞬間にコロッとそっち行っちゃいましたしねえ。

それにしても2007年のこのボジョレーは、もう、翌日に持ち越すのは無理があると思いました。
開けてすぐにもうこんなに極限まで枯れ切っているのに、翌日に味のバランスが保っていられるとは思えなかったのです。今日のうちに飲み切ってしまおうと思いました。

私自身は、この2本、どちらが好きかと言われるとひどく悩んでしまうのです。
だってどっちもものすごいレベルが高すぎてねえ。
でも、何の抵抗も無くスースーとボトル1本飲めてしまった07の元帥夫人に、いまのところは1票を投じておこうかな。(苦笑)
わからない。これはもしかすると、持って生まれたもので劣り、さらに経年変化は避けられない、女としての自分という生き物への「憐憫」、あるいは「受容」。
・・・という1票かもしれないな。

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