duHkha-aaryasatya(苦諦)

「人生が苦である」ことは仏陀の人生観の根幹であり、人間の生存がもつ必然である。

09/5/19〜09/6/25

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あれほど真実を誓い合ったというのに
そこには一切語られることのなかった危く繊細な破滅が潜んでいた
そうかと思えば
あれほどウソでウソを塗り固めていても、
そのすべてが暴露されてもなお破綻しない強すぎる絆もまた存在する

彼を見かけた人々は言う
彼の表情は意外と平然としているよ、と。
自分は罪深い
自分の愛は罪深い、
でもそれはきっと詩のなかでの作り事の言葉
貴女がこれほどまでに傷つき、泣いているときに
彼は結構普通に日常生活してるんだよ、と。
楽しく旅をし、お芝居をみて、仲間で食材を買い出しに行き、
そして余ったワインを黙って持って帰りました。
だから彼はきっとそんなに傷ついてなんかいないんだよ、
貴女がこれほどまでに傷ついて、泣いてるときに。

きっとそんなものかもしれない。
あたしから解放されて、すごく楽になったのかもしれないし。
だから結構どころか日常生活を楽しめてるのかもね。

そんなあたしは、いまや独りでいる時間にしか泣く事が許されないよ。
子供のように泣きじゃくり、
それでもあたしと離れたくないとしがみつくその人の前で
むりやりに優しい笑顔で居るために
その人は自分の悲しみをあたしにぶつける
君は僕を裏切った
君は僕を裏切った
そう言いながら何度も何度も悲しみをあたしにぶつける
けれど
あたしの抱えている悲しみをその人にぶつけることは決してできないのだから
あたしの悲しみは空へ向かって放つしかない
黙って微笑むあたしの笑顔はマリア様になる

いやしかし
空想することくらいは自由だろう
仮にそれが真実でなくても

彼を見かけた人々の前では
彼は涙を見せたくなかっただけだと。
ちょうど今のあたしが
そうであるように。

胎果

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私の着る衣服が私の本質か?
私の纏う宝石が私の本質か?
私の施す化粧が私の本質か?

私の本質は此処には無い

私の学歴が私の本質か?
私の職業が私の本質か?
私の財産が私の本質か?

私の本質は此処には無い

私の顔が私の本質か?
私の声が私の本質か?
私の身体が私の本質か?

それらはすべてこの世の借り物

私の奏でた音が私の本質か?
私の描いた絵が私の本質か?
私の綴った詩が私の本質か?

しかしそれらもまた
この世の借り物の指やら足やらが奏で
この世の借り物の腕が描き
この世の借り物の脳味噌が勝手に言い放ったものに過ぎない

私の本質は此処には無い

どこにも無い

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さまざまな事象を全部キャッチしようとしております。

個々の事象、バラバラのパーツを全部聞き取って

そのバラバラなりに構成し組み立て

そのバラバラが全部集まった時に、果たしてどんな形を成すのかを

そのバラバラがどんな本質を示唆しているのかを

そのためには何ひとつとして聞き逃す訳には参りませぬ。

全身、耳になります。

そして、その大きな耳で

時の流れる音さえも聞き取ろうとしております。

人生、を、楽しむ

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人生、を、楽しむことができれば
きっとこの梅雨という季節も、憂鬱ではなくなるにちがいない。
これは所詮、いまという時期ということだから。
これはこれでこの国の在るべき姿であろうと。

茶色、茶色、茶色、そして
黄緑色、黄緑色、黄緑色、黄緑色。

あたしは木菟の森を発つ
夜の、木菟の森はケヤキの葉ずえ。

茶色、茶色、茶色、そして
黄緑色、黄緑色、黄緑色、黄緑色。

ウサギのステンドグラスの壁画。
繁華街の人ごみ。

茶色、茶色、茶色、そして
黄緑色、黄緑色、黄緑色、黄緑色。

古い書物が積み上がっている
学生たちが路地裏で馬鹿みたいな奇声をあげながら

あたしはそこで
しばし考える
なぜここでチリワインではダメなのかを。

群青色、群青色、群青色、群青色、群青色、
そして線路脇の一本道。
桜の街はいまは葉ばかり。

夕焼けの空に大きく羽ばたく天使の翼が
彼女と、彼に、
限りない幸福をもたらしてくださいますよう。

Icarus

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イカロスと彼の父は、塔に閉じ込められていた。
父は細工職人であった。

その塔を脱出するために、父は鳥の羽を集めて、大きな翼をつくった。
大きい羽は糸で止め、小さい羽は蝋で止めた。

翼が完成したとき、父は息子のイカロスに言った。

「息子よ、空の”中くらいの高さ”を飛ぶのだよ。
 あまり高く飛ぶと、太陽の熱で蝋が溶けてしまうから。」

そして二人は空を飛んだ。

農夫や羊飼いたちは、空を飛ぶ二人の姿を見て、神々が空を飛んでいるのだと思った。

しかしイカロスは調子に乗ってしまった。
父の忠告を忘れ、あまりにも高く高く飛んでしまった。
太陽に近づきすぎ、羽をとめている蝋がすべて溶けてしまった。

そしてイカロスは翼を失い、青い海原に堕ちた。

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