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レンズの汚れを気にせず、伏見稲荷で写真を撮りまくっていたら 電池が切れてしまいました。 伏見稲荷の山を降りかかる頃、高級住宅街があって 降り切ると東福寺です。 せっかく来たのだから、東福寺の写真をとっておこうと 街筋まで歩いて、スーパーで電池を買いました。 その斜め向かいに、食堂がありました。 伏見稲荷に入ったのが10時ころ。 ここで1時半、それだけ歩いたということです。 写真のように、小汚い印象でしたが、 こんな古い家なのにまだ営業してるということは うまいに違いない。 そう確信して、戸をあけたとたん 「しまったあ」 と、思いました。 「いらっしゃい、ようおいでくだはりました」 と、左手にある、座敷のストーブで温まっていた、80近くのおばあさんが 私を見て立ち上がりました。 「え、今日の日替わりを」 座敷は雑然と散らかっていて、座れないので カウンターに腰掛けて。注文すると 「日替わりは、カレーそばです」 「カレーそばはちょっとなあ」 「ニシンそばにしましょうか」 「まあ、うーん、それにして」 出してくれたのが、鰯の焼き物、じゃがいものサラダ、ご飯にニシンそば。 それがうまいのだ。 「何年やってるの?」 「明治時代からですわ。わたしで4代目。わたしだけで60年やってます」 「それはすごいねえ。この時代お店大変でしょう」 「そうやなあ、お客はんがずいぶん変わってしもうた。昔近くに任天堂があって、ずいぶんにぎあっていましたからなあ」 ・・・・結構のんびり会話を交わしながら、昼食をいただきました。 あまり片付いているとは言えない店を見渡すと こんな紙が貼られていました。 長寿の心得 人生は六十から 六十才でお迎えの来た時 何の事じゃ 留守と云え 七十才でお迎えの来た時 まだ早いと云え 八十才でお迎えの来た時 まだまだ早いと云え 九十才でお迎えの来た時 そう急がずともよいと云え 百才でお迎えの来た時 頃を見て こちらから ボツボツ行くと云え 許可をもらって写真をとり、おいしいニシンそばを食べ終わって 痛い足も癒されて 伏見稲荷の駐車場に、車をとりにまた歩いて行きました。
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