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「2012年美術展」を振り返ってみました。 マメに記録していないので、半券が残っているものを列記してみました。 去年は、節操もポリシーもない美術展巡りでした。 これでは、有名ならなんでもいいやって感じですよね。 それで後半疲れてしまったのかもしれません。 ☆美しさの中に広がる安らぎに浸ったのは、 田渕俊夫画伯(1941〜)の青と緑の幻想的な色彩 ≪春萌ゆ≫ 1987年 成川美術館 彼は、平山郁夫に師事し、徹底的に写実描写を学んだ画家です。 線描の美しさはホントに素晴らしいですよ。 構図の安定感と繊細な色合いが、安らぎそのものです。 智積院方丈の水墨画は必見です。 特に桜はほのかな色が浮き上がるように見えてきます。 オディロン・ルドン(1840〜1916)の≪グラン・ブーケ≫1901年 パステル画 色彩を解き放ったルドンの、揺らめき、こぼれる花々の魅惑の空間です。 常設してるのかな。シャルダン展でも展示されていました。 ☆展覧会の企画が良かったものは、 ジャクソン・ポロック展 http://blogs.yahoo.co.jp/les_fleurs3106/65207185.html http://blogs.yahoo.co.jp/les_fleurs3106/65220072.html セザンヌ展 ≪四季(左から春、夏、冬、秋)≫ 1860-1861年頃 ポール・セザンヌ(1839〜1906) パリ市立プティ・パレ美術館 特定の作家をテーマにした展覧会は、新しいことを知るチャンスが多いです。 セザンヌ展も「いまさら、セザンヌかあ」ぐらいのノリでしたが、観客のそういう気持ち、主催者側は見抜いていますよね。 「セザンヌは最初からセザンヌではなかった」ということが、この絵に表れています。 父親に気に入られようと、宗教画を描いていたそうです。けなげじゃありませんか。 ☆喚起したのは、 川内倫子展 「あめつち」最初、べたなタイトルだなあ〜と思いました。 期待せず行った分、それ以上に満足しました。 人類は勿論、地球上の生命体の多くは、豊潤な光に包まれているのだなあと、素直に感じ入りました。 命の育みにひたすら感謝する気持ちになりました。 川俣正展 [http://www.hamakei.com/column/270/] 川俣氏の「ワーク・イン・プログレス」(工事中)を創作活動の手法として取り入れ、完成品だけが作品ではないことを提言されています。 わたしは完成してから行ったので、鑑賞者としては失格なのですが、それでも十分楽しむことができました。 廃材を使った造作は勿論ダイナミックなんですけど、それだけで終わらないアートの深みを感じました。 ☆観る事ができて良かったぁ〜!と思った作品は、 KORIN展 根津美術館所蔵の≪燕子花図屏風≫とメトロポリタン美術館所蔵の≪八橋図屏風≫ 六曲一双 18世紀 尾形光琳(1658〜1716) 展覧会の良さは、展示数ではないことを証明してくれました。 この2つの屏風は圧倒的な存在でした。 最近の研究で、「八橋図屏風」の方は、金箔が貼られ、その上に花と橋が描かれていたことが分かりました。 根津美術館の「燕子花図屏風」の方は、絵の部分は金箔が除かれているそうです。 光琳は、2つの屏風を異なる技法で制作していたのです。 フェルメールが描いた2人の真珠の少女 ≪真珠の耳飾りの少女≫ 1665年頃 ヨハネス・フェルメール(1632〜1675) マウリッツハイス美術館 ≪真珠の首飾りの少女≫ 1662-1664年頃 ベルリン国立美術館 この2つの展覧会は、他にもたくさん、印象に残った絵画や彫刻がありました。 それにしても、フェルメール、ずるいなあ〜! 美少女2人に見事撃沈ですよ〜!(1人でも多分、そうです。ハイ) 2012年に観た展覧会
ザ・ベスト・オブ 山種コレクション 後期 戦前から戦後へ 山種美術館 松井冬子展 世界中の子と友達になれる 横浜美術館 北斗七星の庭_展 重森三玲 ワタリウム美術館 第4回 恵比寿映画祭 映像のフィジカル 東京都写真美術館他 ジャクソン・ポロック展 東京国立近代美術館 望郷 山口晃展 メゾンエルメス8階フォーラム ルドンとその周辺 夢見る世紀末 三菱一号館美術館 ユベール・ロベール 時間の庭 国立西洋美術館 VOCA展 現代美術の展望 新しい平面の作家たち 上野の森美術館 セザンヌ パリとプロヴァンス 国立新美術館 毛利家の至宝 大名文化の精粋 サントリー美術館 さわひらき展 Lineament 資生堂ギャラリー ボストン美術館 日本美術の至宝 東京国立博物館平成館 レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想 Bunkamuraザ・ミュージアム 杉本博司 ハダカから被服へ 原美術館 KORIN展 根津美術館 近代洋画の開拓者 高橋由一展 東京藝術大学大学美術館 エルミタージュ美術館展 国立新美術館 第5回東山魁夷記念 日経日本画大賞展 上野の森美術館 LADY DIOR AS SEEN BY Dior銀座特設会場 ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年 国立西洋美術館 田渕俊夫展 いのちの煌めき 渋谷区松濤美術館 川内倫子展 照度 あめつち 影を見る 東京都写真美術館 バーン=ジョーンズ展 装飾と象徴 三菱一号館美術館 マウリッツハイス美術館展 東京都美術館 入江泰吉写真展 祈りー大和路より 福島県郡山市立美術館 生誕100年 松本竣介展 宮城県美術館 ダリとファッション 福島県諸橋近代美術館 ドビュッシー、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで ブリヂストン美術館 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 国立新美術館 チョコレート展 国立科学博物館 ジェームズ・アンソール 写実と幻想の系譜 損保ジャパン東郷青児美術館 竹内栖鳳 京都画壇の画家たち 山種美術館 メトロポリタン美術館展 東京都美術館 杉本博司展 影の色 メゾンエルメス8階フォーラム エルネスト・ネト Madness is part of Life展 エスパス ルイ・ヴィトン東京 川俣正展 EXPAND BANKART BankART Studio NYK |
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こんばんは。
中央都市には、美術館が多く、見応えのある絵画展が多いですね。
田淵俊夫画伯(1941〜)≪春萌ゆ≫、作品に引きこまれていくような
静けさと安らぎがある作品のよう。
川俣正展には興味があります。
作家さんの出身が北海道の炭鉱町です。
昨年、2ケ所の展示に出かけました(1ケ所は制作途中です。2年かけて、多分今年に完成するようです。)
その時の過程を、ブログに載せたいと思っています。
2013/1/14(月) 午後 8:33
好みもありますが
千葉市や府中市や板橋区など見逃すに惜しい
展示がありますよ
2013/1/14(月) 午後 10:01 [ やふたけ ]
たくさんご覧になったのですね。
遠い昔に見たようで、あれは、去年だったのか
と思う展覧会がありました。
ルドンが良かったです。
智積院方丈の水墨画は、たしか実際に見ましたよ。
影を描き込むことで白地の花色があでやかに浮かびあがります。
いつの間にか光と影が逆転している、エッシャーみたいな絵もあって
それでも芯は日本画だなあ、と感心した記憶があります。
2013/1/14(月) 午後 10:25 [ pensee823 ]
僕もこの一年で、セザンヌの位置づけを再認識しました。結構僕も同じ展覧会に行ってますね〜
2013/1/14(月) 午後 11:10
こんばんは。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
私が行ったのはもちろんほぼ行かれているようですが、
重なっていないのは北京故宮博物館展とKatagami styleでしょうか。
2013/1/15(火) 午前 2:23 [ mif*ie* ]
☆LIBRAさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
今年も面白い美術展が目白押しのようですよ。
美術館のレストランでは、その企画展にちなんだスイーツやお食事も用意されているし、ホント、五感で楽しむ展覧会になっています。
わたしは今まで一度もそのスイーツをいただいたことがないので、
是非、LIBRAさまにレポートしてほしいなあと思ってます(^_-)-☆
2013/1/15(火) 午後 11:50
☆chokoboさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
美術展は量ではないので...(汗)
でも、こうして自由に美術を鑑賞できるのは幸せですよね。
わたしも、chokoboさまの記事を楽しみにしております(^_-)-☆
2013/1/15(火) 午後 11:52
☆みかんジュースさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
同じアンソール展ですね。
多分、愛媛県の方が展示数が多かったのではないでしょうか。
ベルギー近代美術は、魅力的な作家が多くて、わくわくしますね。
わたしは、アンソールの風刺画がすごく面白くって、それ見たさに展覧会に通っています。
この展覧会で、はて、ピアノ音楽、流れていたかな〜?流れていたかも(^_-)-☆
2013/1/15(火) 午後 11:54
☆ひろさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
松井冬子さん、美人ですよね〜!
お好きなのは名前だけかしらん?(笑)
子どもだけが持つ無防備、残酷、好奇心、夢、とかが、彼女の感覚では生暖かい内臓に繋がるのでしょうね。
精密なデッサンは鬼気迫るものがありますけど、それに色をつけると平凡になってしまう、わたしはそう感じるんですよね(^_-)-☆
2013/1/15(火) 午後 11:56
☆Kumicaさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
わたしも狭い範囲しか行ってないなあ、と反省しました。
フェルメールは、全作品36点?中、20数点ぐらいは日本で観れるかもしれません。
何しろ、日本人はフェルメールが大好きですから。
ちなみにわたしは、国内で10数点(しかもここ5年ぐらい)観てます。
気長に待てば、全作品踏破も夢ではなくなりそうです(^_-)-☆
2013/1/15(火) 午後 11:58
☆イヴさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
今年は映画も観たい、本も読みたい、音楽も聴きたい、と欲張ってますが、結局、時間に縛られない美術展に足が向いてしまいます。
芸術はお互いリンクしているので、もっとグローバルな物の見方を勉強したいと思いますね(^_-)-☆
2013/1/15(火) 午後 11:59
☆カラはなさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
川俣正さんは北海道出身なのですか!
地元でも進行中なのですね。
まあ、カラはなさまの記事が益々楽しみになってきました。
よろしくお願いいたします。
彼の作品をもっともっと知りたいのです。
記事本文中の田淵は田渕の間違いです。
訂正しました。ごめんなさいm(__)m
田渕画伯のことは、智積院の水墨画で知ったのですが、展覧会での透明感溢れる色彩にすっかり魅了されました。
どの展覧会でも、感動する作品がたくさんありまして、その気持ちをブログで十分に表現できたらいいなと思います(^_-)-☆
2013/1/16(水) 午前 0:02
☆やふたけさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
そうそう、そうなんですよ〜!
練馬区立美術館、千葉市立美術館に行きたい美術展ありました。
名古屋にもありましたね。
今年はもたもたしない!これに尽きますね(^_-)-☆
2013/1/16(水) 午前 0:05
☆penseeさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
今回、智積院を参拝しましたが、講堂は照明を落としてかなり暗かったです。
画伯の襖絵が奉納された直後は、明るく観やすかったのに、残念な思いでした。
それで、今回は、penseeさまがおっしゃるような光と影の逆転を感じとることが出来ませんでした。
冬の午後だったから、余計に暗かったのかもしれませんが。
三菱一号館は良い企画展が多かったですね。
特にこのルドン展では、久々に心地よい浮遊感を味わうことができした。(^_-)-☆
2013/1/16(水) 午前 0:11
☆Tさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
Tさまの展覧会レビュー記事はとても勉強になりました。
去年はあまり訪問できずに申し訳ありませんでした。
「セザンヌ」の位置づけ、わたしも再認識しました。
初期の作品がまた決してうまくはないんだけど、実直さが出ていて好感が持てました。
レンブラントと似ていると思いますが、セザンヌにもどっしりとした存在感がありますね。美術史のある一点にしっかり腰を下ろしているような感じです(^_-)-☆
2013/1/16(水) 午前 0:16
☆mif*ie*さま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
中国美術は、もう少し後になってからがいいかなと自分では思ってます。展覧会の方は、混んでいたのでしょう?
Katagami styleは見逃したんです。
ちょっと悔しいですね〜(^_-)-☆
2013/1/16(水) 午前 0:17
2012年も沢山の美術展・美術館を御覧になってらっしゃいますね。その一つ一つの記事も詳しく判り易くて、専門家の難しい評論よりとても参考になります。
どの様に表現しようかな?と思っているうちに書き逃してしまう事の方が多くて、情けない限りです
展覧会の良さは展示数ではない・・・すごく共感します(ちょっと別の意味かも知れませんが) 一度に多くを観てしまうと、印象がバラけてしまって(?!)。
最近は目録も買わず半券も取り置かないので、今年は観てきたら少なくとも行ったことだけでも記録しようと思いました。
また楽しみにお邪魔いたします!
2013/1/16(水) 午前 9:55
☆andanteさま
こんばんは〜♪ ありがとうございます(*^。^*)
いつも身に余るお褒めの言葉をいただき、いや〜、すぐ有頂天になっちゃいました。
とても励みになり、感謝しておりますm(__)m
去年は、結構観ましたが、ブログをさぼっちゃったので、あまり記事にできませんでした。
andanteさまのように思いついたら、地球の裏?までいらっしゃる行動力がうらやましいです。
わたしは、旅行以外にも、映画も読書もお料理も観劇も、みいんなandanteさまの記事で勉強させてもらっています。
確かに数ではないですが、積み重ねた経験と感受性は相関関係にあるのではないかと、andanteさまの記事を読むたびに確信しています。
わたしも楽しみにお伺いさせていただきます(^_-)-☆
2013/1/16(水) 午後 10:23
お久しぶりです。沢山の美術展に行かれましたね。
私も10展位ですが行きました。
山種は福田平八郎展の絵がよかったです。
松本竣介展は行きそびれて残念でした(以前近代美で見ましたが)
今年はベンシャーン展を見ました。好きな画家です。
また美術展の記事、楽しみにしています。
2013/1/29(火) 午前 8:51
☆牛歩母さま
こんばんは〜♪こちらこそ、ご無沙汰してます。
コメントありがとうございます(*^。^*)
お返事が遅くなり、ごめんなさいm(__)m
福田平八郎展、やってましたね。わたしは行きそびれてしまいました。彼の「屋根」の絵が大好きです。若い頃と全く画風が変わっていることを知り、驚きました。
ベンシャーン展は埼玉ですか?ああ、いいですねえ。わたしも行きたかったです。彼が描く社会に対する痛烈なメッセージは、勿論、素通りできない強さを持っていますが、それに加えて、人物の表情やしぐさがにくぎ付けになります。もっともっと知りたい画家ですね。
わたしの方こそ、牛歩母さまのブログで、美しい自然に浸りたいと思います(^_-)-☆
2013/2/5(火) 午前 1:17