Levanteのミュンヘン滞在記

サイクリングや、ウォーキングなど、のんびり旅行を楽しんでます。ブログの更新が間に合っていませんが、3月9日に日本に帰国しました。

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17:40にサヴィニャーノ・スル・ルビコーネを出て向かったのは、約30km南にあるサン・マリノ共和国。
ここは、現存する世界最古の共和国(独立国)ですが、国土は小さく世界で5番目に小さな国家です。

リミニに続くエミリア街道に近く、またローマーニャ国の拡張を計ったチェーザレの進路、リミニ→ファノにも近いのに、激動のルネッサンス史に名前が出ず、その後も独立を保てたと言うのは、経済的に目立ったものが無かったのでしょうね。


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サン・マリノ共和国は標高739mのティターノ山の上にあり、アクセスするには北側から向かう道が一般的ですが、私はナビに従い西から入りました。
写真は途中の景色ですが、この辺りには、山上に作られた町が多くありました。


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サン・マリノに到着。
サン・マリノの現在の主要産業は観光であり、これまで回ったイタリアの中小都市とは異なり、駐車場もよく整備されています。
しかし、何しろ山頂の狭い地域に広がった町に多くの観光客が来るために、駐車場は不足気味。
この日のホテルはサンマリノ旧市街に予約しており、事前に第6駐車場が近い事は確認していたので、標識に沿って第6駐車場に向かいましたが、第6駐車場も含め、付近は満車。
待っても空きそうにないので、少し下にあった第3駐車場に戻って駐車しました。(18時を過ぎているのですが・・・)
第3駐車場は広いのですが、旧市街からは少し離れており、そこからホテルまで、キャリーバックを引きずりながら、1kmも登る必要がありました。

なお、駐車場の料金は、欧州でよくある、自分の停める時間に合わせて先に料金を払うのですが、この日はホテルに宿泊し一晩停めるため、何時間にしてよいか分からず、とりあえず2ユーロを入れました。
しかし、後でホテルで確認した所、夜の8時から次の朝の8時は無料との事。
(ホテルの人曰くルールは朝8時までですが、実際は9時ぐらいまではOKとの事)
よって私は1時間分の1.5ユーロで十分でした。

上の写真は、旧市街に入る門です。(第5駐車場横)
ホテルは、このひとつ上の門のそばにありますが、車道はここからつづら折りで遠回りするため、この門から入って城壁沿いの階段を上りました。キャリーバックが軽くて良かった。

18:30過ぎにはサンマリノについていたのですが、駐車場探しに手間取り、19:00にホテルにチェックイン出来ました。
今回予約したホテルは「チェーザレ」。
チェーザレ・ボルジアや、カエサル(チェーザレはカエサルのイタリア語読み)と同じ名前なので選びました(笑)が、恐らく両名とは関係ないと思われます。(カエサルはちなんでいるかも)。
残念ながら私はかなり歩きましたが、ホテルは本当に第6駐車場のすぐそばにありました。

この日の走行距離:140km


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チェックイン後、日没まで町を散策しました。

サン・マリノの象徴は、町を守る城砦群。
町から階段上ると、最初の城塞、グアイタ城があります。
11世紀に築かれ、イタリア半島で最も古い歴史を持つそうです。
(城の看板には12世紀の築城とありました。)
私が旅行で参考にしている、「世界の美しいいお城(学研)」にも紹介された城です。

上の写真は第二の城砦からの撮影で、手前の岩山上の道を歩いて、第二の城砦に行きます。


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第二の城砦の手前の展望台からの景色。
視界の奥にはリミニの町、その奥にはかつてヴェネチア共和国が支配したアドリア海が広がっています。
1500年には、ロマーニャ王国の拡大のため、チェーザレ・ボルジアがリミニ→ペーザロ→ファノと進軍しました。
サン・マリノは兎も角、この景色は正に「ルネッサ〜ンス!」の舞台。


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第二の城塞、チェスタ城。(第三の塔からの写真)
元は13世紀の建築ですが、17世紀までに何度も改築され、20世紀に今の姿に改築されました。


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更に山道を歩くと、第三の城塞、モンターレの塔。(写真は第二の城塞方向から撮影)
この塔も13世紀の築城で20世紀まで改築が繰り返されたようです。
なお、この塔は、市壁から大きく南に離れており、南側を監視する塔としては有効ですが、町の防衛には寄与しなかったと思います。


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南にあるモンターレの塔まで歩いたところで、引き返して町の北の端まで歩きました。
町の北の端には、下の町と結ぶ、ケーブルカーの駅と、展望台があります。
展望台から振り返った、サン・マリノの町。


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20:10頃に日没を迎えました。


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ケーブルカー駅から見下ろす、サン・マリノの新市街。
先にはアドリア海が広がっています。


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夕日を見た後、レストランを探して、グアイタ城のそばに戻ってきました。
北に向かう途中、この辺りで多くのテラス席が出ていたので、景色を見ながら夕食と、戻ってきましたが、日没とともにテラスは閉まっていました。
写真はレストラン「ニド・デル・ファルコ」ですが、店内が混みあっていたのでパス。


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途中にあった噴水がライトアップされていました。
メインの通りでないのですが、お洒落。


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結局この日の夕食はリベルタ広場にある、レストラン「リーギ(Righi)に入りました。
なお、このリベルタ広場は旧市街の中心広場で、正面の建物が政庁舎(プブリコ宮)です。


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第一皿は、ホーム・メード・パスタを選択しましたが、出てきたのはタリアテッレで、ソースはボロネーゼ風のもの。昨夜と被りました。
しかも、少し薄味で、昨日の方が好みでした。


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この日も昼食抜きのため、夕食は奢って、第二皿も注文。
鶏のグリルのスパイシーソースです。
こちらは美味しかったです。


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夕食を終え外に出ると、辺りは完全に暗くなっており、政庁舎がライトアップされていました。


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22:00にホテルに戻って就寝。
部屋は普通で、「チェーザレ」らしい(って何?)装飾はありませんでした。(笑)
でも、受付の女性の愛想も良く、良いホテルでした。


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明けて5月1日、旅行の三日目です。
朝飯前に、ひと散歩。
写真は、今回泊まった、ホテル「チェーザレ」(左側)。


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ホテルを出てグアイタ城の手前の展望台から見た朝日。
この時6:40でしたが、既に日が昇っており、アドリア海から上る日の出を見逃しました。


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日中は賑わう観光の名所も、まだ観光客もほとんどおらず、土産物屋も開いていません。


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この朝も、三つの城砦を再び見学しました。
まずはグアイタ城です。
ただし、この写真は、後程レストラン「ニド・デル・ファルコ」のテラスから撮ったもの。


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続いてチェスタ城。


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チェスタ城からモンターレの塔に向かう途中の山道で見かけた猫。
民家からかなり離れた場所まで遠征してきていますが、人懐っこかったので飼い猫なのでしょう。


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最後はモンターレの塔。
昨日はここから引き返しましたが、この日はそのまま山道を歩き続けました。


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イル・モンターレの塔から、山道を下る途中の景色。
主に林の中を歩きましたが、一部景色の良い所もありました。


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モンターレの塔から山道を下ると、第3駐車場に出るので、そこで車をピックアップして、第6駐車場に上りました。


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これが第6駐車場です。
まだ、朝の7時を過ぎた所なので、駐車車両は少なく、更に料金は無料。
写真左の城壁の奥にグアイタ城があり、右端に見える石橋は、チェスタ城に向かう道の橋。


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第6駐車場から旧市街地に入る、フラッタ門。
門の先、左側にホテル「チェゼーナ」が見えています。


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フラッタ門の反対側にも門があります。
なお、写真の左端に見える道は、駐車場からチェスタ城に続いています。
この辺りの城壁の構造が複雑で、往時に、どのような防御構造を持っていたのか良く判りませんでした。


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フラッタ門を抜けて、中世の街並みを残した市街を散策。


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サンマリノの市街は坂道が入り組んでいます。


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なぜか武器(エアーガンや模造刀)を扱う、お土産屋が多く、更に刀を購入する観光客も多かったです。
やはり昔から存続した共和国→中世→武器と言うイメージなのでしょうか?


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通りに架かるアーチも多いです。
坂道と石造りの家が続き、中世の街並みを感じさせます。
観光客も少なく、朝の散策はお勧めです。


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少し下った所から、政庁舎を見上げた写真。
私は、ここから上に戻りましたが、後で地図を確認すると(ホテルに忘れてきた)、あと二本、道を下れば、サン・マリノの城壁でした。
折角の機会なので、城壁まで下ってみれば良かったです。


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この碑の横の階段を上りました。


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途中の広場にあった噴水。


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階段を上った所にあった、小さな劇場(恐らく)、Cava dei Balestrieri。


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そこから坂道を上がるとケーブル駅に出ます。


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ケーブル駅前の展望台からの景色。
昨日、夕暮れの景色を見た所と同じ場所です。


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サン・マリノの西側には、山が連なりますが、多くの山の上に集落がありました。
エトルリア文化の影響でしょうか?


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再び、石造りの小道を散策します。


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町の北西にある、サン・マリノ教会。


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レストラン「ニド・デル・ファルコ」の前の展望台からの景色です。

この後、名残を惜しんで、グアイタ城に再び立ち寄った後、7:40にホテルに戻りました。
戻ってすぐに朝食を取って、ホテルをチェックアウトしました。

チェックアウト後、荷物を車のトランクにいれ、再び町に戻りました。


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言った場所は、リベルタ広場。
ガイドブックに、8:30から政庁舎前で衛兵の交代式が行われるとあったので行ってみましたが、9時まで待っても始まりませんでした。ガイドブックを読み直すと、衛兵の交代は6月からとの事。
よく読まないといけませんね。

右の写真は広場に立つ自由の女神像。


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政庁舎に掲げられた鷲の紋章。


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そして国旗にも使われている、三つの塔の紋章。
グアイタ城と、チェスタ城は、城砦構造となっていますが、元は塔だったようで、モンターレの搭を含めた三つの塔が国の紋章となっています。
なお、各城塞の看板にも、「第一の塔」「第二の塔」「第三の塔」と書かれていました。


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昨夜のディナーを食べたレストラン「リーギ」。


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最後に観光案内所に行きました。
地球の歩き方には、サン・マリノのインフォは、「リベルタ広場手前、右側。政庁の一部にある。」とあり、政庁舎の周りを探しましたが見つかりません。
(政庁が開くのが9時と聞いたため、それまで待っていました。)

結局、観光案内所はロープウェイ乗り場の横にありました。
確かに、ロープウェイ乗り場までがリベルタ広場のようで、ガイド本の説明の前半は間違っては無いようですが、政庁の一部では無いと思います。


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観光案内所に行った目的はこれ。
観光案内所で、観光用のビザを発行してくれます。
料金は5ユーロと高いですが、良い土産になります。

駐車場に戻って9:10にサン・マリノを出発。

続く



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サンマリノは行ってみたい国の一つです。詳しく説明頂き、また数々のお写真拝見でき、私にとって「うれしい予習」のような気がいたします。levante様ありがとうございます。

2017/6/12(月) 午後 1:07 [ hor*maj* ]

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> hor*maj*さん

返信が遅くなり、申し訳ありません。
現存する最古の共和国。ある意味で欧州らしい国だと思います。
街並みも、眼下に広がる景色も素敵ですのね、訪問が実現すると良いですね。

2017/6/30(金) 午前 5:34 [ Levante ]


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