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「ここには何も無いわけではありません。本物のユーリウス・ヴォルフ
ガングでなければ分からない表示を入力して初めて全てのデータが
表示される。」
ユーリウスは入力されたパスワードの最後の部分に「ハイフン0」と 入力し、エンターキーを押す。「ああっ!!。」
最初のデータの何倍もの情報量が表示される。「戻して。」 オペレーターはページを戻した。 「念の為、入隊の際に二重にパスワードを登録していたが、それが こんなところで役に立つとは思わなかったな・・・。」
ユーリウスはにやりとほくそ笑み、皆の方を向いた。 「どうですか?。」「うーん・・・。」 「つまり、国家警察が身柄を差し出すように命じた人物はここには存在 しないという事にはなりませんか?。」
「確かに・・・。その通りではあるが・・・。」
「だが、VAU-HE-1D上尉。それを国家警察にどう説明する?。彼らは とにかく疑いがある者を徹底的にとっ捕まえて事情徴収しているらしい。
時には無理矢理自白させようと躍起になっているそうだ。コードネームが
一文字違うと言う事が警察に通用するのか?。」
ユーリウスは気が重くなった。せっかく疑いは晴れたのに、身柄 引き渡しは間逃れそうも無いかもしれない。
「身柄引き渡しについては私も何とか考えてみよう。データが流出した 以上、この君のデータを今後封印してしまわねばなるまい。」
不意に背後に人の気配がした。 「ドアにはロックがかかってあったはず!!。」
あとがき:「ぐるなび総研」が発表した「今年の一皿(R)」。大賞に 選ばれたのは「鯖(さば)」。近年鯖の缶詰が注目を集めて おり、魚食の良さが見直されてきている。若者の魚離れが 叫ばれて久しいが、健康志向の観点から魚食が見直されて いるようだ。 魚は「調理が難しい」「骨などがあり食べにくい」 「廃棄部分が多い」などとなにかと敬遠されがちだったが 魚には、他の動物性たんぱく質では不足しがちな栄養素も 多いのでぜひこの機会に多く取り入れてみては如何だろうか。 調理や食べ方が難しい場合は、缶詰や魚肉ソーセージ、 かまぼこなどでも魚の栄養は取れるというので、試してみては いかがかと思う。 |
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