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「我が自衛軍は新たな人材を確保した。特殊部隊の更に上を行く部隊に。
超特殊部隊ティターンの隊員、その部隊所属第一号が『ロナウハイド』と
いう名の人物。」
「えっ・・・。」ユーリウスは驚いた。 「だが、第一号命令が『出向』だ。分かるかね。ユーリウス・ヴォル フガング改め『ロナウハイド』君。君の配属先はアトラテック自衛軍
第一駐屯地、通称『最高指令機関ティターン』つまりアトラテック城内の
防衛庁舎だ。実は王家からの依頼で君を『出向』という形で配置したいと
いう事だ。」
「アトラテック城内・・・。もしかしてティマイオスからの依頼 とか・・・。」
「どうやらそうらしい。ティマイオスにとっては君は貴重な人物なの だろう。その身の安全を確保する為、側に置きたいのではないだろうか。」
「世界で唯一の血・・・。異大陸とやらの混血のこの血がティマイオスの『計画』を成功させる鍵だという事か。」 「何か、不思議な運命に導かれているみたい・・・。」 「ティマイオスが言った事はまだまだ疑問が残る部分は沢山ある。だが、 これから色々な事が分かってくるのかもしれん。だとしたら、これは
いい機会かもしれないな。それに、ロナウハイドという名はいい隠れみの
かもしれん。」
あとがき: 日本政府は9日、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針だという。 絶滅を危惧されている鯨を保護する目的のIWCからの脱退により、 日本伝統の文化である「捕鯨漁」を再開させる目的なのだろう。 しかし、幾ら伝統文化とは言え、世界的に捕鯨は保護団体から 厳しい取り締まりを受けている。この世界を敵に回すような行為は 現実的には受け入れられないだろう。 だが、条件付きでも認められれば、鯨肉の料理が復活するだけ ではない。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町は 嘗て大きな捕鯨基地だったので、この商業捕鯨が復興の追い風と なるのではないかと思う。 実現には程遠いが、再開の目的にはこういった意味合いも含めて 頂ければ、と思う。 年末年始の更新をお休みします。 再開は1月8日からの予定です。 |
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