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「私も覚悟は決めているんだ。任せろ。」と言いつつ家の方へ向かった。
車が近づいて来る。「来た!!。」 母の車は何事もなかったように家のガレージへ向かう。それを追う ように、国家警察が動き出した。 「出頭命令です!!。」 警察官の一人が母に令状を見せる。「なんですか!!。あなた達。」 警察官の数は思ったより多い。やはりテロリスト対策なのか。 「ユーリウス・ヴォルフガング。あなたの息子さんで間違いない ですよね。」 「どういうことですか?。」 「ニュースをご覧になっていないようですね。実はあなたの 息子さんが・・・。」 「ウチの息子が、何ですって!?。」 「テロ事件を起こしまして、その重要参考人として母親であるあなたに 出頭命令が出ているんです。ご同行願えますね。」 「ウチの息子がテロ事件を起こすわけが無いでしょ!!。そんな出頭命令 なんか受けてたまるもんですか!!。」 「しかし・・・。」 「私の妻が、一体どうしたというのですか?。」 わざとらしくゲルマンは家の敷地内 から現れた。 「チリカワ・・・帰ってたの?。」「まあな。」 「ちょっとお伺いしますが、あなたとテロ事件の容疑者であるユーリウス・ ヴォルフガングとの御関係は。」 「その前にこれを見てもらえますかな。」 あとがき: 86歳にして南米最高峰アコンカグアの登頂を目指していた 登山家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、登頂を中止し、 断念した。登頂後は山頂からスキーで滑降で下山する予定 だったが、6,000メートルで天候待ちの状態が続き、身体に 影響を及ぼす危険があるとの医師の判断で、登頂を断念した という。 三浦雄一郎さんは80歳にして3度目のエベレスト登頂に 成功するなど、年齢を感じさせないパワフルな行動力に 驚かされる方も多いだろう。実際、実父の故三浦敬三さんも 99歳でモンブラン山系のヴァレブランシュ氷河からのスキー 滑降を成し遂げるという偉業を果たした方。父親同様年齢に 負けない冒険を続けている三浦さんだが、それ故にこの決断は かなり勇気がいる決断だったのではないか。 三浦さんは「また次の挑戦に向けて、生きて帰るために 下山いたします」とコメントし、衰えを知らない冒険心を アピールしている。 「90歳で再びエベレスト」を公言する三浦さん。そのパワフルな 行動力にあやかりたいものだ。 |
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