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「確か、WA‐W11VARーSYーUKAという人物の事だったな。退役して五年以内
なのでまだ情報は残っているが、ただ、なんせ個人情報なので余り多くは 情報提供はできない。」 「そうですか。」 「まあ、君が色々知りたがるという事は何かあるということだと思ってな。 君を信用して出来る限りの情報は提供する。」 長官はメモリをユーリウスに渡した。 「あと、それから・・・。」 上佐はどこかに携帯端末機を使って会話している。 「ああ、そうだ、今すぐ来てくれ。うん。」 と言とすぐに出て行った。 「ユー・・・えっと、ロナウハイド君。」「はい?。」 「最近世間を騒がせている『ナバホ=ダコタ』という宗教団体を知って いるかね。」 「ええ、ネットのニュースで観ました。かなり過激な宗教活動を行って いるとかで、問題視されている団体ですよね。」 「実は、そこの教祖カレタカの教えによると、この大陸は間もなく滅ぶと 言っている。二、三年後に起こる『日食』によって邪悪な神が現れ、この 大陸を食い尽くしてしまうという。どう思うかね。君は・・・。」 「宗教の事は分かりませんが、そう言った事が起こらなければ 良いと・・・。」 「そうだな。今までも日食位で大陸に影響があった事はない。専門家も そう言っているからな。私が思うに『ナバホ=ダコタ』は世間を騒がせ たくてしょうがないのかもしれないな。」 長官の話を後ろめたい気持ちでじっと聞き入っていた。突然、 インターホンが鳴った。 あとがき: 国民的人気アニメ「サザエさん」の登場人物で主人公サザエさんの 実父波平の囲碁の腕前が「世界的レベル」と話題になっている。 この話題の発端は、とあるツイッターユーザーが「サザエさんの 囲碁シーンを検証した」というツイートから。このツイッター ユーザーは1年かけて番組を録画し、波平がどれだけ囲碁をを 勉強しているかと結論付け、書き込んだという。そのツイートが拡散 され、プロ棋士の大橋拓文六段が検証した処、ある場面でのシーンが 中国で行われたハイレベルクラスの対局と同等の勝負だったという。 これを「サザエさん」の映像制作会社である「エイケン」の担当者に 訊ねた処、特に意図して実際の対局を模倣した訳ではないらしい。ただ、 リアリティーを出す為、ネットや本などを参考にすることはある程度の ものだという。 偶然かどうかは分からないが、頑固オヤジの代名詞ともいえる波平の 意外な特技を見た気がする。これを頭に入れ、番組を観るのも一つの 楽しみではないだろうか。 |
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