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「私が農業指導を行ったが故、皆効率よく作物の収穫が出来るんだ。
天体に浮かぶ星や太陽の向きが季節を彩り、その季節によってどう作物を 作り、育てるか。そしてその季節に逢った作物を育てる事によって効率 よく食べ物が手に入る事をな。」 「・・・ふうん。」 「アトラテックでは工場で人工的に野菜や果物を栽培するが、作物と いうのは本来こうやって自然に任せて育てるものだ。工場の大量生産に 比べて効率は落ちるが、自然に任せて育てた作物の方が味は濃いし、 旨いし、栄養効果も抜群だ。それを積み重ねていくことによって人々の 生命力も上がると、私は信じている。」 「・・・そうなのか・・・。」 ユーリウスは父がそんな事まで見据えている事にちょっと驚いた。 その時、火の見櫓の上にある鐘が大きく鳴り響いた。「な、なんだ!?。」 「さ、山賊が来たぞ!!。」「山賊だって!?。」 皆作業をやめて集落へ戻り、幕舎の中へ閉じこもった。ユーリウスも 幕舎へ戻ったが、再び集落の外へ出てきた。「おい、危ないって。」 「いや、身体が鈍っていたんだ。いい機会だな。飛んで火にいる ナントカってのはまさにこういう事だぜ。」 山賊は五、六人位か。皆どこで手に入れたのか馬に乗ってきている。 「勇敢な野郎だが、その意気込みだけは認めてやるぜ。泣く子も黙る 俺達に敵うと思ってるのかよ。」「うん。思ってる。」 「な、生意気な奴だ・・・やっちまえ!!。」 「退役軍人をナメるなよ。と言っても分からないか・・・。」 山賊達は馬に跨ったままユーリウスを取り囲んだ。山賊の一人が分銅の 着いた縄をユーリウスに投げつけた。寸でのところでユーリウスは交わし、 山賊があせっているところで一気にナイフを投げつけた。ナイフは 手綱を引いていた山賊の手に当たった。 「いいっ・・・。」山賊が痛みで手を離した瞬間バランスを崩し、 落馬した。 「銃が使えない分、楽しませてくれよ。」 落馬した山賊に近づくユーリウス。山賊はユーリウスの首元を掴もうと 手を伸ばしたが、すかさずその手に蹴りを入れる。 あとがき: 大阪府堺市にある日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」と 「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産に登録される見通しがある。 これが決まれば、日本の文化遺産登録としては19番目に当たる という。 13日のユネスコの諮問機関から「登録が適当」と勧告され、 6月30日〜7月10日にアゼルバイジャンで開かれるユネスコ 世界遺産委員会で正式に決まる見通しだという。 仁徳天皇陵は全長約486m、幅307m、高さ34.8m〜33.9mで、 その大きさからエジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の 始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓の一つと言われ、5世紀頃に建造 されたと推測される陵墓。全長の486mは東京タワーを横にした 長さより遥かに長く、そこから陵墓の大きさがイメージ できるかと思う。 世界遺産として登録が決定されれば、観光の目玉として多くの 人々が訪れる事になるだろう。歴史の教科書の1ページを自分の 目で見る日も遠くはないかもしれない。 |
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ナイス!でおはようございます。
[ yas*mas*da* ]
2019/5/15(水) 午前 6:19
> yas*mas*da*さん
コメありがとうございます。
[ Duke Friedrich Ronniele ]
2019/5/15(水) 午後 4:48