|
「いいか、オルケルタは俺に喋りたくなる喋りたくなる喋りたくなる喋り
たくなる。」 そう言って人差し指をオルケルタの目の前でくるくる回して見せた。 「ん、もうっ、分かりましたっ。だったら笑わないで下さいね。 約束ですよ。」 「分かった。約束する。」 「実は・・・ロナウハイド様の子供が早く見たいなって・・・。」 オルケルタは恥ずかしがっているのか声も段々小さくなる。ユーリウスは 嬉しさの余り興奮して答えた。 「そっかあ。そうだよな・・・。あー俺もそう願うんだった。『一緒に いられますように』も大事だけど・・・。なんか、一杯願い事思い ついたなあ。」 「でも・・・沢山願い事してたら、朝になっちゃいますよ。」 「そうだよなあ。」 オルケルタはそっとユーリウスに寄りかかった。ユーリウスは意地悪を してそのままベッドに倒れこんだのでオルケルタも一緒に倒れこんで しまった。ユーリウスの身体の一部が変化する。 「オルケルタ。」「はい?。」「もう一回しよっか。」「・・・はい。」 二人は唇を重ねた。 余り意識しては居なかったが、子供は好きだったのかもしれない。 だから未来人の祖先の誕生を待つ、というよりも、自分の子供は欲し かった。ただ、オルケルタの身体が出産に耐え切れるだろうか。そう いう心配はあった。 子供が生まれたら自分はどんな父親になるのだろう。ユーリウスは この幸せが永遠に続けばいい、そう願っていた。 あとがき: 26日午前、九州北部、四国、中国、近畿地方で梅雨入りが 宣言された。平年と比べて九州北部と四国は三週間、中国、 近畿は19日遅い梅雨入りだそう。これは1951年に統計を 計測し始めて最も遅い梅雨入りとなるそうだ。 異常気象が叫ばれている昨今、気象の変化が順番通りに 来ているのは何となくほっとするが、ここ年々か大きな被害を 起こす集中豪雨が起きている事を考えると手放しで喜んでも いられない。 さて、今年の梅雨前線はどういった動きを見せるのか。 それに加えて台風の動きにも気になるところだ。今年は大きな 被害が起きない事を祈ってやまない。 |
サント・マルスと混沌の邪神〜名も




