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突然、ドアをノックする音が聞こえる。「・・・誰だ?。」
ドアを開けずに部屋に入ってきたのはハットゥシャだ。 「如何ですか?私達が用意した部屋は・・・。お気に召していただけ ましたか?。」 「汚ねえやり方でなければ快適かも知れないがな。こんな言葉、閉じ 込めておいて言う言葉かよ。」 「・・・随分とご機嫌が悪いようですな。」「当たり前だろ!!。」 「実はロナウハイド様に、王がどうしても御用事があるそうで・・・。」 「しつこいな。『断る』って言ったばかりだろ。」 「それとはまた別に、お話があるとか・・・。」 「聞く気はねえな。」 するとハットゥシャはオルケルタの方に視線をずらした。 「オルケルタに何をする気だ?。」 「何も致しませんよ。あなたが私のいう事を聞いて王にお会いしてさえ 下されば、ね。」 「・・・分かった・・・但しオルケルタも一緒だ。」 「いえ、ロナウハイド様お一人で、という事です。」「何故!!。」 「王のお話をお聞きになれば分かります。」「納得できねえな。」 ハットゥシャは少し考えた、いや、考える振りをしていたようだ。 「仕方ありませんね。」 ハットゥシャは手を翳そうとした。 「待て!!・・・分かった。・・・但しオルケルタには何も するなよ!!。」 ユーリウスはオルケルタの額にキスをした。 「すぐに戻ってくる。」 ユーリウスの前を兵士が、そして後ろにハットゥシャがいる。 ユーリウスが怪しい行動をしてもすぐに気づける為だろう。 「王・・・お連れしました。」 「来たか・・・座りたまえ。」 王の右手には包帯が巻いてある。掠ったとはいえ結構深かったのか?。 いやそんな事はどうでもいい、原因はそちらにあるのだから。 ユーリウスは床に敷いてある敷物の上に座った。そしてどういう 訳か目の前に見たこともない料理が並んでいる。 「まずは・・・この国の宮廷料理だ、遠慮なく召し上がってくだされ。」 ユーリウスが不満げな顔が露骨に表れたのか王は 「安心して下され。毒など入ってはおりません。」 そう言って食べ始めた。 「ささ、ロナウハイド殿も遠慮なく・・・。」 そうは言うが、こんな状況で食事等できるわけが無い。ましてや オルケルタの事を思うと気が気ではない。 王が手を叩いて合図すると不思議な衣装を身に纏った美女が何人か 現れた。そしていきなり見たこともないような踊りを踊り始めた。 あとがき: アイドルタレントの大手事務所「ジャニーズ」の代表取締役 ジャニ―喜多川氏が亡くなられた。享年87歳。 ジャニーズと言えば古くはたのきんトリオやシブがき隊、 近年ではKing & Princeなど多くの男性アイドルグループを生み 出し、日本でも著名な芸能プロモーター、音楽プロデューサーと しても有名で、「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」 「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」と いうギネス記録を持つ人物でもある。 テレビをつければ、ジャニーズ所属のタレントを見ない日はない。 お茶の間にも浸透し、歌番組は勿論、バラエティー番組、やドラマに 至るまでの活躍を見せている。 ジャニ―喜多川氏は、自社のタレントに対し、「『You』と呼ぶ」 「敬語禁止」など、独自の拘りもあり、社長とタレントの間に隔たりが 生まれないように気遣っている一面もあったという。 日本の芸能界に大きく貢献してきたジャニ―喜多川氏。多忙だったで あろう日々を思い出しながら、ゆっくり休んで頂きたい。 |
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