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結界はすぐに戻った。そうしているうちに鳥は部屋中をぐるぐる
飛び回り、オルケルタの寝ている寝台へ近づく。 「虫がいる。退治して。」頭の中にそんな声がした。「虫・・・?。」 そう言えば、この部屋に入ったときから数匹の虫が飛んでいたが、 何も害を与えないので気にもしていなかった。何とか奮闘して 虫を全て退治した。 「天蓋の覆いを被せて。」再び頭の中に声がした。 「こうか・・・?。」 寝台の上にはオルケルタ、ユーリウス、それから碧い鳥だけになった。 鳥はいきなり光り始め、人間大の大きさになった。 「初めまして、ユーラントの勇者ロナウハイド。俺はランムラビの 英雄ジルカメス。」 「え・・・えっとなんだっけ・・・?。ムラ・・・。」 「ジルカメス。ランムラビ王国の英雄だ。」 「自分で『英雄』って言っちゃうかよ。」「なんか言ったか?。」 「別に。」 「ところで。」 ユーリウスはジルカメスと名乗る人物と同時に喋ったので戸惑う。 「このヒルタイトにユーラントの勇者が囚われているって言うのは、 本当だったんだな。」 「何でその事を・・・。」 「そしてその勇者様は邪神ヴァルタヴルカンの復活によって広がる 闇を食い止める為、残された時間で世界を見て回っている事。 それなのにこんなところに閉じ込められて世界を救う事ができない 勇者様を、この英雄ジルカメスが助けに来たって訳だ。」 「そう・・・なのか?。」 ユーリウスは呆気に取られ、何もいえない。 「そっちの可愛い娘ちゃんはハットゥシャの眠りの魔法で眠ら されたって訳だ。そいつが解けない限りここから逃げ出すのは 困難だ。」 「あのなあ!!。俺の妻に『可愛い娘ちゃん』と呼ぶな!!。」 「・・・あ、ああわ、分かった。そんな怖い顔すんなって。」 ジルカメスはオルケルタの頭上に手を翳した。 「こいつは、ちと時間が掛かりそうだな。」「と、解けるのか?。」 「何とかやってみる。」 ジルカメスは両手を翳し、目を閉じ、念を送った。 どれくらい時間が経っただろう。オルケルタは少しずつ目を 開けた。「オルケルタ。」 「あ・・・ロナウハイド様。」オルケルタはユーリウスに抱きつく。 「あやー。」 ジルカメスは片手で目を覆いながらも指の間から二人を見ている。 「ありがとう。」 「安心するのはまだ早いぜ。後はここから逃げ出す事を考えなきゃな。」 「それなんだが・・・なにか策はあるのか?。」 あとがき: 関東甲信越地方に記録的な日照不足が続いている。これは 梅雨前線が本州の南に停滞し、オホーツク海から冷たく 湿った空気が吹き付けているのが原因だという。 気象庁によると、都心部の日照時間が3時間未満と なったのはこれは1961年の統計開始以降、88年の17日間が 最長だったが、今回は19日連続の低い日照時間で記録を 更新した事になる。 また、同庁では「今後1週間程度は曇りや雨が続く」と 予想しており、その後7月末から夏の日差しをもたらす 太平洋高気圧が徐々に発達し、8月は晴天が増えて平年並みの 暑さになる見通しだという事だ。 近年まれにみる「冷夏」の影響で、農作物への被害も懸念 される。一日も早い梅雨明けと、通常に夏の暑さが戻って くることを期待したい。 |
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新キャラ登場?。
し・ん。キャラ!!。
[ LEGEND OF ULANT ]
2019/7/17(水) 午前 6:00
> LEGEND OF ULANTさん
コメありがとうございます。
新キャラです。
どんな人物なのか楽しみにしていてください。
[ Duke Friedrich Ronniele ]
2019/7/17(水) 午前 10:25