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ランムラビから、自分達を連れて来た大きな鳥だった。
「こいつが操っていたのか・・・。」 ユーリウスはフンヴォンの方をちらりと見た。 ガネーティアは再び人間の、女性の姿になった。そして大きな鳥の 上に飛び乗った。「さあ、そなた達も急げ!!。」 ユーリウスはオルケルタを伴って鳥に飛び乗った。ジルカメスも 一緒だ。そして最後にフンヴォンが乗り込んだ。 「マヤウ!!。飛べ!!。」 鳥は大きく羽ばたき、滑走を始めた。やがて大空に向かい上昇 し始めた。 「おい、ロナウハイド・・・。こいつ何処に向かっている?。」 ジルカメスがユーリウスの耳元で尋ねたので、ユーリウスは エーアデ儀で方角を確認した。「・・・西に向かっている。」 「じゃ・・・ハビロの塔までは行けるのか?。」 「分からんな。大体こいつら何者なんだ?。」 「俺が思うに、ブラウマン王国の者じゃないかと・・・。ほら、 ここだ。」 ジルカメスがエーアデ儀の一点を指差す。 「つまり、今までいたフンダイとランムラビの間にある国って事か。 もういい加減にしてくれ。俺達はこんな所で暇つぶししている 場合じゃないんだってば!!。」 ユーリウスは頭を抱えた。 「そなた・・・ひょっとして?。」ガネーティアが突然話し掛けて 来たので驚いた。 「ランムラビの英雄と呼ばれたジルカメス、ではないか?。」 「そうだけど。」 「何故こんな所に、しかも勇者ロナウハイドと一緒にいる?。」 「まあ・・・色々あって・・・話せば長くなるが・・・。」 「それよりも、ジルカメスって『英雄』だったのか?。今一 信じられないが。」 ユーリウスは腕組みをした。 「ロナウハイド殿はユーラントの人間だから知らないのも無理は 無い。彼はキシュ王国によって滅ぼされた国ティグル王家の血を 引きし者。そしてランムラビがキシュを占領する ために一役買ったのがジルカメスという人物だったと聞いている。」 「あ・・・その話なら・・・。」 ユーリウスとオルケルタは同時に答えた。 「ジルカメスが話してくれたお話にそんなお話が・・・やはり彼の 事だったのですね。けど、ロナウハイド様はその時眠ってらした はず。なのにどうして・・・?。」 「その時夢を見てたんだ。すっかりそのままの夢。あまりにも リアルなのでずっと引っかかってた。」 「・・・つうことは、俺の『石の契約』が何処にあるか知って るって事だな。」 「まあな。・・・。ただ、今は言えねえけどな。」 あとがき: 夏の暑さも佳境に入り、暑さによる疲れも出てくるこの頃。なんと なく体調がすぐれない体が重い、だるいといった症状がある人は 「夏バテ」を疑ってみてはどうか。 そもそも夏バテとは、はっきりした症状の定義はないが、暑さの為 夜ぐっする眠れない、イライラする、体が熱っぽい、食欲がない、 など、暑さによる体調不良の症状を言うそうだ。 夏の暑さによる体調不良というと、すぐさま「熱中症」を疑うが、 熱中症は体調が急変するのでそこが違う所だそうだ。だが、暑さへの 抵抗力が衰えているので熱中症を引き起こしやすいという。 夏バテを感じたら、消化のいい食事を数回に分けて摂る、寝る直前 まで寝室を28℃位の適温まで冷やし、早めに寝床に入るなど、疲れを 溜め込まないようにするといいそうだ。勿論熱中症を引き起こし やすくなっているので、早めの対策が必要だ。 まだまだ暑い日が続くかと思われる今日この頃。体調を十分に管理し 残暑を乗り切って頂きたい。 |
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