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「マヤウ!!。旋回して降下しろ!!。」
フンヴォンが怪鳥マヤウに命令を下す。 「ブラウマン王国か・・・。」 やがて、怪鳥マヤウは宮殿の中庭と思われる場所に着地した。 ユーリウス達三人と、フンヴォン、そしてガネーティアが降り立った。 「・・・ガネーティア、って言ったっけ?、あんた。今のうちに 言っておくが、俺はエイジャンの揉め事に首を突っ込むつもりは無い。 王か誰かに合わせるつもりだろうが、その話をしたらさっさと ユーラントへ戻る。分かったか・・・。」 ユーリウスはガネーティアに向かって言った。 「・・・やはりそうなのか。ただ私は王からの命令でそなたを連れて 来たまで。その事を王に言ったとして、私は庇うつもりは無い。」 「期待してねえよ。だがな・・・。まあいいや。」 すると、ユーリウスの腕を後ろから掴む者がいる。フンヴォンだ。 「・・・王やガネーティアには逆らわないで欲しい。・・・頼む。」 「え・・・なんでだよ?。」 フンヴォンは少し俯いている。何か言いたげだが。 「まずは、言うとおりにした方が身の為だって事だ。」 それだけを言って走り出してしまった。 「ロナウハイド殿。王がお待ちかねだ。急いで頼む。」 「このまま帰るって訳には行かないのかよ・・・。」 ユーリウスは頭を抱えた。 王の間に案内されたユーリウス、オルケルタ、ジルカメスの三人。 話を最後まで聞かなかったものの、やはりユーリウスが想像していた 通りの内容だった。 「・・・はっきり言わせて貰おう。今この世界は危機を迎えている。 闇の神である邪神ヴァルタヴルカンが復活するかもしれないと言われて いる。そうなればこの世界は闇に飲み込まれてしまう。それを回避 する為、この世界に住む者達が手を取り合って光を増幅させ、闇を 打ち払うように祈りを捧げなければならない。つまり、こんな下らん 争い事をやっている場合ではないという事だ。エイジャンの国々の 内一カ国だけに協力するつもりは無いし、首を突っ込むつもりも無い。 このロナウハイドが成すべき事は、世界が闇で多いつくされぬよう、 闇と戦う事。決してエイジャン内の争い事に加担する事ではない。 そして、ついでに言っておくが、闇が復活するかもしれないと いわれる日まで、後僅か。今のまま争い事を続けていれば 大陸神エイジャンの力は本来の力を発揮できず、大陸毎闇に飲まれて しまうだろう。」 「し・・・信じられぬ・・・。」 「信じようが信じまいが勝手だが、大陸神エイジャンの心の声って 奴に耳を傾けたらどうだ?。ま、それで後悔するかしないかは王次第、 じゃないの?。」 王は答えられないでいる。 「俺達には時間が無い。とにかく一刻も早くユーラントへ帰り たいんだ。」 ユーリウスは振り向いて宮殿を出ようとした。 「ま・・・待ってくれ!!。」 王は呼び止めた。 あとがき: 8月も後半に入り、ゆく夏を惜しむ方も多いかと思われる。お子様、 特に小中学生の子供を持つ親御さんは、お子さんの宿題などで 悩まれる方も居るかと思う。 自分の事なら何とか頑張ってやろうと考えるが、こればかりは子供の 意思に任せるより他にないので気持ちが空回りされる方もいるだろう。 夏休みの宿題といって、難易度が高いものと言えば真っ先に思い 出すのが「夏休みの読書感想文」ではないだろうか。何を書いたら いいか分からない、どんな本を読めばいいのか、図鑑では感想文は 書けないのか、そもそも文章を書くのが苦手、などといった理由から、 どうしても避けてしまう課題なのではないだろうか。 ネット上でも書き方を紹介しているサイトが沢山あるが、これに 拘らず、個人的に考えた方法をここで紹介したいと思う。 まず、本を選ぶ際、多くの学校では「課題図書」なる本が紹介 されていて「低学年は○○」「高学年は○○」といった「指定本」の ようなものが本在するようだが、あくまでもこれは目安で、本の 苦手な子はひと学年下の課題図書を選ぶのもありだと思う。例えば、 3年生なら、1〜2年生用、5年生なら3〜4年生用といった具合に、 「課題図書」のハードルを下げるのも一つの手だろう。また、選ぶ 本の内容については子供に任せるのが一番だが、低学年の為本の 選び方が分からない場合は、子供が興味を引きそうな本を親が選び、 何回かに分けて「読み聞かせ」してやると本の内容が頭に入って来る。 それを踏まえて、どんな内容だったか、どんな事を感じたかを箇条 書きで書かせ、そこから感想文に結びつけるという方法もある。 読書感想文の描き方についてのサイトでは、まず初めに「書き 始めはこう書く」の中に「なぜこの本を選んだか」という項目が 出てくるが、「○○という事で選びました」という例題が出てくる。 その際に、どうしても構えてしまって、「題名に興味を持った」 「その作家に興味があった」「お薦めの本だったから」などの 答えを期待されて、つい書いてしまう方も多いかと思う。そういった 事にはこだわらなくてもいいのではないか。「何となく」や「目に つく所にあった」などでも、感想文を書ければそれでいいのでは ないだろうか。 と、個人的に書き方を説明してみたが、あくまでも個人の感想で 読書感想文のサイトを参考にして書いてみて欲しい。 最後に、これを参考にするかはあくまでも個々の責任でお願い したい事を付け加えておく。 |
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