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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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ジルカメスはガネーティアと互角に剣を交わす。ユーリウスは彼女の
後ろに回り、ジルカメスを援護する。
「・・・ただの人間のくせにここまで戦えるとは・・・。これは面白く
なってきたな。」
ガネーティアは神獣に姿を変えた。
ユーリウスは鼻で攻撃されないように機敏に動く。しかし、その為
体力を消耗する。
「まずいな・・・。」
得意のナイフ投げも皮膚が硬いのか皆弾かれてしまう。
「無駄だ!!。こいつは剣での攻撃にも傷一つ付けられねえ。」
ジルカメスが叫ぶ。
「こうなりゃ、一か八かだ!!。」
そう思って側にあった木によじ登り、背中に着地した。
「思ったとおりだ。ここまでは攻撃できまい。」
ユーリウスは背中から何処に攻撃を仕掛けるか考えた。
「それはどうかな。」
ガネーティアは再び人間の姿に戻った。その為に振り落とされる
ユーリウス。
「卑怯だぞ!!。」
「たかが人間如きに倒される私ではない!!。」
幸い、寸前で身を交わしていたので怪我はなかったが、有利になった
わけではない。
「向こうが反則技を使うなら、こっちも反則ありだよな。」
そう呟くと、再び剣を持って構えた。だが、攻撃はせず、相手の
出方を見ている。
「何故攻撃してこない?。それとも怖気づいたか?。」
「冗談でしょ。」「ならばこちらから行くぞ!!。」
ガネーティアが襲い掛かってくる。ユーリウスはナイフ投げで攻撃
しようとした。
「・・・やべえ・・・あと一本しかない・・・。」
しかし、そんな事を悟られてはならない。「どうする・・・?。」
ユーリウスは額の汗を手の甲で拭った。
「・・・人間の姿なら傷はつくのか?。そう言えば人間の姿の時は
皮膚はどうなっている?。」
ジルカメスが彼女に近づこうと悪戦苦闘している。
「・・・奴も接近戦か・・・。」
 ある事を思いついたユーリウスはマヤウの小屋へ向かった。
「間に合ってくれよ。」
マヤウの世話に使っていた農具の存在を思い出した。それを取り、
急いで戻った。ガネーティアはまだ人間の姿だ。彼女はユーリウスが
持ってきた農具のフォークを見て
鼻で笑った。
「そんな物でこの私が倒せるとでも思っているのか?。」
「そいつはやってみねえと分かんねえな。」
「何考えている?。」ジルカメスがそっと訊ねる。
「奴の後ろ、頼むぞ。」「分かった。任せとけ。」
ガネーティアが二人の間に割って攻撃を仕掛ける。
「お喋りしている暇は無いぞ!!。」
ユーリウスは剣をフォークに持ち替えた。が、何故かフォークの先と
柄の間を持っている。
「・・・ん。何をする気だ?。」
ユーリウスはフォークの柄を高飛びの棒に見立てて高くジャンプした。
そしてガネーティアの頭上から剣で切りつけた。「・・・な、何っ!!。」
致命傷とまでは至らなかったが、彼女の肩から腰までを切りつけた。
「・・・くっ・・・たかが人間と侮っていたが、ここまで戦える
とは・・・。」
ガネーティアは切りつけられた肩を押さえる。そこから血が滲み出て
きている。どうやら、深く傷つける事は出来なかったようだ。
「こんな事でやられる私ではない。」
ガネーティアは再び立ち上がり、神獣の姿になった。だが、神獣の姿に
なっても傷口は開いたままだ。当然の如くユーリウス達はそこを集中
攻撃しようとする。ガネーティアもその部分を攻撃されまいと二人を
近づけようとしない。
「・・・どうする。ロナウハイド。」
ジルカメスも長期戦で撃つ手を全て使い果たしたようだ。ユーリウスも
そろそろ体力的に限界が近づいてきているのを感じた。
「この辺で決着つけないと、まずいよな。」
再びガネーティアが襲ってくる。長い鼻を振り回し、二人をなぎ
倒そうとする。咄嗟にジルカメスは放り投げてあったフォークを掴み、
振り下ろす鼻の下に向けた。
「人間サマを舐めるなよ!!。」
「ぎゃあああっ・・・。」当然のことながらガネーティアの鼻が
フォークに突き刺さる。
「やったぜ、幾ら皮膚が硬くても振り下ろす力が強ければ貫き通せる。」
ジルカメスは叫んだ。「よし・・・今だ。」
ユーリウスは肩の傷口に何かを挟み込む。
「皆、伏せろ!!。」
辺りに物凄い爆音が響いた。
「・・・うううっ、うああああっ・・・。ひ、卑怯な・・・。き、きさ、
貴様ら・・・何を、した?。」
「ただの人間が特殊な能力を使う神獣相手にまともに戦える訳ないっしょ。
そうなればこっちだって反則技使わなければフェアじゃないしな。
それに、この戦い、どうしても勝たなければならなかったしな。それに
しても、軍のサバイバル術の講習会で習った火薬作りが、こんな所で
役に立つとは思わなかったな。」
人間の姿の戻ったガネーティアは顔から血を噴出し、腹部は抉れ、
爛れている。
「こんな状態でも生きているのか・・・流石は神獣だな。」

   あとがき: 伊豆諸島の神津島で利用されてきた無料キャンプ場2か所が、
        利用者のマナーの悪さから、東京都は来年3月までに廃止を
        決めたという。
         都の環境局によると、近年のキャンプブームもあって利用者が
        急増したが、夜間の騒音、ごみの放置などの迷惑行為が目立つ
        ようになり、周辺の環境や自然環境への悪影響も目立ってきた
        事から、キャンプ場が維持できないといった理由からだそうだ。
         日本オートキャンプ協会が発行する「オートキャンプ白書」に
        よると「2012年に720万人だったオートキャンプ場(約1300カ所)の
        利用者は、2017年には840万人まで増加し、5年連続して前年比
        プラスとなっている。」という程人気が高まっているらしい。
         しかし、実際蓋を開けてみればトラブルも多く、その殆どが
        マナー問題だそうだ。酔って大声を上げる、大音量で音楽を掛ける
        深夜まで騒ぐなど、近隣のキャンパー等に迷惑を掛けるなどの
        行為や、中にはケンカ騒動にまで発展する場合もあるという。
         この話を友人のLegendさんに話をしたところ、キャンプで
        迷惑行為を受けたことがある話を語ってくれた。それによると
        「キャンプ場ではないが、野外活動目的に開放してくれる公園で
        キャンプをした際、子供会らしき団体が夜中まで大騒ぎして
        寝られなかった。」という経験があったそうだ。
         野外という解放感なのか、「羽目を外す」人達の行為が、迷惑
        行為にまでエスカレートする事例が後を絶たないという事なのだ
        ろうか。「羽目を外す」行為が辺りにどれだけの影響を及ぼすか
        考えてから行動して欲しい。
Duke Friedrich Ronniele
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