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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「たった今越えてきたところだ。」
「転送魔法ってやつか・・・。ところで神様って皆そんな魔法を
使えるのか?。」
「私が知る限りでは、使えぬ者の事は聞いた事は無い。だが、逆に
アトラテックの大陸神ティマイオスはかなり強い魔力を使いこなせた
ようだ。そなたの中にいるティマイオスの記憶だけでも、物凄い力を
感じる。」
「そ、そうなのか・・・あ、けど、これでも力量はかなり少なく
なったって言ってたぞ。」
「そうなのか。ならば以前の力とはどれだけのものだったのか、想像も
つかんな。」
そう言いながらサガルマータは印を結ぶ。すると水蒸気の塊のような
ものが現れた。
「なんだこれ・・・。」触ってみるとふわふわして掴みどころに無い
ようなものだ。
「なんか雲みたい・・・。」「こいつに乗るのか。」
「そうだ。一度礼拝所へ行って修験の安全を祈願する。」
「神様がいても・・・ですか?。」
「確かに私はデヴギリ山の守護神だが、ここはユーラントとエイジャンの
境目。私の力が及ばぬ部分もある。そのために祈りを捧げる。」
「ふうん。」「そうなのですか。」
 オルケルタは早速固まりに上に脚を乗せてみた。「あ・・・固い。」
「え・・・どれ・・・。本当だ。」
塊はすうっと浮き、二人を乗せてデヴギリ山の中腹を目指した。
「結構なスピードが出てたな。アトラテックにあったオートメーション
カーみたいだ。」
あっという間に中腹まで辿り着いた。オルケルタは慣れないスピードの
為か目を閉じてずっとユーリウスに掴まっていた。ユーリウスはそんな
オルケルタをずっと抱き締めていたので変な妄想に陥らないように
必死に理性を保とうとしていた。
 「不思議な所だな。オルケルタはなんか感じるか?。」
「あ、いえ・・・何も。」
「そうか・・・俺にはなんか凄いっていうか不思議な力っていうか、
そんな風に感じるけど。」
「そうなのですか、でも・・・私には・・・。」
「恐らくそのティマイオスの記憶がそうさせているのだろう。惑星
エーアデによって大地が持つ力が私を誕生させたのだからな。ただの
人間でなければ何かを感じる事が出来るのであろう。」
「・・・俺が人間離れしてるって事なのか。」ユーリウスは肩を
落とした。

   あとがき: 気象庁が2日午後、記者会見を開いた。そこで黒良龍太主任
        予報官が「自らの命を自ら守らなければならない状況が迫って
        いることを認識してほしい」と早めの避難を訴えたという。
         気象庁からの発表によると、今日正午までの予想雨量は九州で
        150ミリ。その後24時間で多い地域で300〜400ミリ、四国で200〜
        300ミリ、近畿で100〜200ミリとの予想だそうだ。いずれの地域も
        土砂災害や家屋などの浸水、河川の増水や氾濫に厳重な注意が
        必要だと述べている。
         一人でも多くの犠牲者が出ないよう、今後十分に注意し、被害を
        最小限に食い止める工夫が必要だ。勿論「命を守る行動」は言う
        までもないだろう。
「今それを持っている者はいない。実はティマイオスは二十数年前例の
『未来人』が現れた時にその者たちに渡していたようだ。」
「何故!!。・・・」
「恐らく、巨大惑星の接近から、このエーアデを回避する為だろう。」
「待てよ・・・本物には物凄いエネルギーがあるんだろう。そいつが
なくて大丈夫なのかよ。闇と戦えるのか?。」
「私もそれは不安に感じていた。だが、ティマイオスにしてみれば、
アトラテックの滅亡よりも惑星エーアデが宇宙の藻屑となる方が重大だと
思ったのだろうな。実際に歴史は大きな犠牲を払いながらも動いていたと
いう。」
「歴史に沿って俺がそれをやり遂げなければならないって事だな。」
 「おっ・・・来たか・・・。」
光の筋が現れた。「この者達か。大陸神ユーラント。」
「ああ、紹介しよう。デヴギリの守護神サガルマータ。サガルマータよ。
この者が我がユーラント大陸の勇者ロナウハイド、そしてその妻の
オルケルタ。」
「確かに・・・ユーラントの者とは少し顔立ちが違うな。アトラテック
との混血とは聞いていたが・・・実はアトラテックの者を見るのは
初めてなものでな。それよりも大丈夫なのか?。デヴギリ山の頂上は
万年雪を抱き空気も薄い。普通の人間が登れる山ではないぞ。」
「解かっている。二人共、こちらへ。」
ユーリウスとオルケルタはユーラントの側に近づいた。ユーラントが手を
翳すと二人は赤く光るオーラに包まれた。
「では、宜しく頼むぞ。」「はっ!!。」
サガルマータは周囲に金色の輪を描き、印を結んだ。一瞬にして辺りが
見えなくなったかと思うと、辺りの風景はすっかり変わっていた。
「凄いところだな。ここは一体?。」
「ここはデヴギリ山の頂上を目指す為の入り口だ。」
「あの砂漠ってのは何処に?。」

  あとがき: 今年もいよいよ後半に入った。上半期には大きな事件、事故などが
        相次いで心が痛む思いがした。また、平成から令和への改元、それに
        伴う史上最大の大型連休もあり、例年とは違った年を迎えている方も
        いるだろう。
         今年の下半期には、9月20日より「ラグビーワールドカップ2019」が
        アジア初である日本で開催されるほか、10月には新天皇の
        「即位礼正殿の議」が執り行われるなどの出来事が予定されている。
          果たして、今年の下半期はどういう年になるのか。特にこれからの
        季節、台風シーズンでもある為、水害などの被害が大きくならない事を
        祈りたいところだ。同時に、上半期で起こったような痛ましい事件も、
        起きないようにとも祈ってやまない。
〜エイジャン編その1〜
 「ここが・・・。」「・・・砂だらけ・・・ですね。」「うん。」
「ここがユーラント大陸の東の端だ。そしてそこに見えるのが
ウドヒ砂漠だ。」
「サ、バク?。・・・こんな辺ぴな所にも神様はいるんだ。」
「そうだ、だが、私の転送魔法が使える範囲はここまで。ここからは
異大陸エイジャン。ユーラント世界とは全く別の大陸だ。」
「でも・・・陸で繋がっているんだろう。」
「そうではあるが、この砂漠の更に東にある天巖山脈より向こうは大陸神
エイジャンがいる世界。天巖山脈のその高さゆえお互いの大陸間を行き来
できない。」
「て・・・てん、がん山脈?。」
「そうだ、エーアデの屋根と呼ばれしこの天巖山脈の最高峰デヴギリ山は
惑星エーアデ上最も高い山だ。ここから恐らくユーラント大陸も
エイジャン大陸も見渡せるだろう。・・・掌を広げてくれ。」
「こうか?。」
ユーリウスが掌を上に向けると、以前ユーラントが見せてくれた
エーアデ儀の模造品が現れた。
「そこに赤く光る部分が現在地だ。そして、今これから向かおうと
する地がそこだ。」
ユーラントが手を翳すと、別の場所が光り始めた。
「GPSが付いてるのか?。まるでナビだな。・・・。ここか・・・。」
ユーリウスは少し考えた。
「そう言えば・・・これは模造品って言っていたが、本物は
無いのか?。」
「本物のエーアデ儀は別名『エーアデの宝玉』と呼ばれし物。強大な
エネルギーを持っているといわれている。そして本物はこの七つの
大陸で唯一惑星エーアデと繋がりを持っていたといわれるティマイオスが
持っている。」
「・・・けど、ティマイオスはもう既に・・・。」
「今はどこにあるか。記憶を辿ってみよう。よいか。」
ユーリウスはユーラントに近づき、目を閉じた。ユーラントはユーリウスの
頭に手を翳した。「なんと・・・『エーアデの宝玉』この世には無い、
という事か。」
「ええっ・・・どういう事?。」

   あとがき: 明日で6月も終わる。振り返れば今年もすでに半分が過ぎ、
        折り返し地点に差し掛かったと言う訳だ。と、同時に元号も
        令和に改元してから2ヶ月が経過した。
         この半年間皆様にとってどんな日々だっただろうか。振り
        帰れば様々な事故や事件が起こっていたと記憶している。
         親の虐待で命を失った子供や、高齢者ドライバーによる
        事故が相次ぎ、多くの人が死傷した事など、特に子供が犠牲に
        なる事故、事件が多かった気がする。
         これからの半年間はそういった痛ましい事故が起きない
        事を祈りたい。
「いいか、オルケルタは俺に喋りたくなる喋りたくなる喋りたくなる喋り
たくなる。」
そう言って人差し指をオルケルタの目の前でくるくる回して見せた。
「ん、もうっ、分かりましたっ。だったら笑わないで下さいね。
約束ですよ。」
「分かった。約束する。」
「実は・・・ロナウハイド様の子供が早く見たいなって・・・。」
オルケルタは恥ずかしがっているのか声も段々小さくなる。ユーリウスは
嬉しさの余り興奮して答えた。
「そっかあ。そうだよな・・・。あー俺もそう願うんだった。『一緒に
いられますように』も大事だけど・・・。なんか、一杯願い事思い
ついたなあ。」
「でも・・・沢山願い事してたら、朝になっちゃいますよ。」
「そうだよなあ。」
オルケルタはそっとユーリウスに寄りかかった。ユーリウスは意地悪を
してそのままベッドに倒れこんだのでオルケルタも一緒に倒れこんで
しまった。ユーリウスの身体の一部が変化する。
「オルケルタ。」「はい?。」「もう一回しよっか。」「・・・はい。」
二人は唇を重ねた。
 余り意識しては居なかったが、子供は好きだったのかもしれない。
だから未来人の祖先の誕生を待つ、というよりも、自分の子供は欲し
かった。ただ、オルケルタの身体が出産に耐え切れるだろうか。そう
いう心配はあった。
 子供が生まれたら自分はどんな父親になるのだろう。ユーリウスは
この幸せが永遠に続けばいい、そう願っていた。

   あとがき: 26日午前、九州北部、四国、中国、近畿地方で梅雨入りが
        宣言された。平年と比べて九州北部と四国は三週間、中国、
        近畿は19日遅い梅雨入りだそう。これは1951年に統計を
        計測し始めて最も遅い梅雨入りとなるそうだ。
         異常気象が叫ばれている昨今、気象の変化が順番通りに
        来ているのは何となくほっとするが、ここ年々か大きな被害を
        起こす集中豪雨が起きている事を考えると手放しで喜んでも
        いられない。
         さて、今年の梅雨前線はどういった動きを見せるのか。
        それに加えて台風の動きにも気になるところだ。今年は大きな
        被害が起きない事を祈ってやまない。

        
 ある夜、ユーリウスは火照った身体を冷ましながらベッドに横たわって
いた。彼の腕の中には余韻に浸っているオルケルタが。ユーリウスは彼女の
髪の毛を自分の指先に巻きつけながら幸せを噛み締めている。その時
さあっと雲が晴れ、夜空を埋め尽くす程の数の星空が姿を見せた。閉じて
ある窓からも光が筋状に漏れ、ユーリウスの顔の上を照らす。
「おっ。」
ユーリウスは裸体のまま起き上がり、窓を開け外を眺めた。
「すっげえ、見てみろよオルケルタ!!。」「・・・えっ・・・。」
オルケルタは掛け布の端を身体に巻きつけ、外を眺めた。「素敵・・・。」
「なっ。凄いだろ。」「ええ。」
オルケルタは掛け布のもう一方の端をユーリウスに巻きつけた。
「あ・・・流れ星!!。」「えっ・・・何?。」
ユーリウスの目の前で星が上から下へと落ちていく。見るとオルケルタが
胸元で手を合わせ、祈りを捧げているようだ。「・・・どうした?。」
「流れ星が消える前に願い事をするとその願いは叶うんだそうですよ。」
「えっ、そうなのか?。それを早く言って欲しかったなあ。」
「あ・・・ごめんなさい。御存知かと思っていたから・・・。」
「うーん・・・また流れてこないかなあ。」
「運が良ければ、ですけど・・・。」
オルケルタは自分の頭をユーリウスの肩に預けた。ユーリウスも
オルケルタの肩を抱き締めた。暫く眺めているとまた流れ星が流れた。
「よしっ。」
暫く沈黙が流れた。「ロナウハイド様。」「ん?。」
「ロナウハイド様は何をお願いしたのですか?。」
「ああ、俺?。俺は・・・こうしてオルケルタとずっと一緒にいられ
ますようにって。」
「本当ですか?。嬉しい。」オルケルタはそう言って笑顔を見せた。
「じゃあさ、オルケルタは何をお願いしたの?。」
「私?。・・・内緒です。」
「何だよ。俺には聞いてきたのに。ずるいぞ。」
「だって・・・恥ずかしいから。」
ユーリウスは少し考えた。「だったら、俺の目を見て。」「はぁ?。」

 あとがき: 日本テレビの人気番組、「世界の果てまでイッテQ!」(日曜19:58〜
      20:54)に出演中のお笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさんが
      ロケの 最中に足を痛め左足アキレス腱の断裂と診断されたと発表された。
      完治まで3カ月を要するという事で都内の病院に入院していたという。
      「世界の果てまでイッテQ!」はウッチャンナンチャンの内村
      光良氏(54)が司会を務める人気番組。レギュラーのタレントが世界中を
      訪れ、その国の文化などを体当たりで体験するという番組。放送開始より1
      0年以上人気を不動のものとし、最高視聴率22.6%を打ち出した事もある
      ドル箱番組だ。
       今回、怪我で入院されたバービーさんは「どうしても踊りたいダンスが
      あり、沸き立つ思いを抑えきれず、魂の舞を披露した結果、アキレス腱を
      切ってしまいました。誰よりも美しく高く飛びたい!という気持ちが腱に
      無理をさせてしまったようです。」とコメントしているが、この番組では先日
      同じレギュラーのANZENN漫才のみやぞん(34)氏がこの番組のロケで左距骨
      骨折で全治2カ月と診断された事もあり、立て続けに起きたレギュラー陣の
      負傷に、番組としては「痛い」結果になっただろう。
       バービーさんは自身が経験のあるダンスでの負傷の為、番組継続には
      影響はないそうだが怪我である以上、あまり無理をせず安静にして完治して
      欲しいところだ。  

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