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上の方から声は聞こえる。もしかして、親と逸れたのか?。少し
躊躇うが、ユーリウスは意を決して手すりの柵の
上に上がった。側の柱に掴まり、上の階を目指す。母が止めようとした。 「ちょっと何やってるのよ!!。」「子供がいるんだ。俺は大丈夫だ。」 「でも。」 母が最後まで言い終わらないうちにユーリウスは上の階へ上がった。 「どこだ・・・?。」 幸い、子供はすぐ目の前にいた。「ここから逃げるぞ。」 「ママは・・・。」
「後で見つけてやる。しっかり掴まっていろよな。」 ユーリウスは子供を抱き上げた。その瞬間遠くの部屋の窓から爆音が 聞こえた。 「まずい・・・。」 ここも爆発するのか?。しないまでも建物の崩壊は免れないだろう。 しかし、そう思った瞬間、次の爆発が起こり、子供を抱いたまま
ユーリウスは爆風で外に吹き飛ばされた。ここは地上より三十四階
建ての三十三階。この高さから地上に叩き落されたら幾らR-01クラス
在籍といえど無事ではすまない。せめて子供だけでも守ろうと子供の
頭を押さえ目を閉じた。
急に落下が止まった気がして静かに目を開けるとまばゆい光に包まれて いる。誰かが自分を抱えてゆっくりと降下している。その顔を見て驚いた。 あとがき: 日産のカルロス・ゴーン会長(64)が役員報酬を巡る
有価証券報告書の虚偽記載事件で逮捕された。この ニュースはだけではなく、本国フランスを始め世界中に 衝撃を与えた。この事件は同社取締役のグレッグ・ケリー氏 (62)と共に2010年から14年の有価証券報告書に実際の報酬の 約半分の金額しか提示しておらず、過少申告の疑いがある事が 逮捕の理由となっている。 ゴーン氏と言えば、1999年フランスの自動車会社ルノー (Renaul)から提携を結んだ日産の最高執行責任者(COO)と して日産に入社した。 当時日産は約2兆円(200億ドル)の負債を抱えており、その 回復の為救世主として配属されたゴーン氏は徹底的なコスト ダウンを図り、僅か4年で黒字回復させるという偉業を成し 遂げたという。 そんな武勇伝の持ち主が容疑者として逮捕に至ったのは 何故なのか。世界中が注目している事件の一つになりうるのは 確かだ。 |
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2018年11月21日
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