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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「大陸神ティマイオス・・・?。」
ティマイオスはゆっくりと地上に降下し、子供を抱いたままのユーリウスを
静かに降ろした。「・・・あ、ありがとう。だが、何故俺を・・・?。」
「そなたは世界で唯一の血を持つ人間。ここで死なせるわけには
いかない。」
「唯一の血・・・?。それって何だ?。」
しかし大陸神ティマイオスはその質問には答えず、静かに微笑んで
消えていった。
 ふと気がつき、子供の親と自分の母親を探す。「ミレ!!。」
「あっ・・・ママ。」
どうやら子供は親に会えたようだ。
「ありがとうございます。何とお礼を申し上げたらよいか・・・。」
「あ、いえ。」
その時、集まっていた人々が空を指差し叫んでいる。思わずユーリウスも
空を見上げると一人の人間がもう一人を抱き上げてゆっくりと降下して
きた。「・・・か、母さん!?。」
よく見れば、抱き上げてきた人間はあの時に見たフードの男!!。
「どういう事だ?。」
「大丈夫。気を失っているだけだ。」男はそう言ってユーリウスに母親を
預けた。
「・・・本当に大丈夫なんだろうな!!。」と言って見上げると、男の
姿はもうそこにはなかった。「チヘンネを頼むぞ。」
ユーリウスの耳にそんな言葉が聞こえたような気がした。
「母さんの名前・・・知っているのか。」

     あとがき:11月いっぱいを持って、前作「サント・マルスと始まりの勇者」の
        一部を削除させて頂く事になった。新しい小説の連載により、
        ページ数が多くなったことが理由だ。
         前作では、沢山の方々に読んで頂き、誠に感謝している。
         新作「サント・マルスと混沌の邪神」も同様御贔屓願いたく思う。

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Duke Friedrich Ronniele
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