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検索ページを何度も観たが、手掛かりになるようなものは何一つ見つから
ない。だが、神が嘘をついていると思えないし、あんな小細工をしてまで 自分を助けて何の役に立つというのか。滅びを迎えるという噂が事実で あれば、人間で言うところの「死」を目前にしているという事になる。 残された時間だってあと僅かだろう。そんな神が 意味のない事をするはずがない。 考えても仕方が無い。検索ページを閉じシャットダウンした。 「VAU-HE-1D、お前、剣術は習った事はあるか?。」 「はあ!?。俺にそれを質問する!?。俺を誰だと思っているんだよ。」 「まあ、一応聞いてみただけだ。」 UPE-HE‐6G上尉は三歳先輩に当たるが、いつもユーリウスに気軽に 話し掛けてくる人物。最年少最短でR-01クラスに入隊したユーリウスは
生意気だと思われているらしく、あまり話しかけてくれる者はいない。
そんな中で親しく付き合っている数少ない友人だ。
「よし・・・じゃあ腕試しだ。剣を取れ。」「ああ。」 二人の打ち合いが始まる。金属音が訓練施設の中に木霊する。 「腕は確かなようだな。」「当たり前、だろ。」 二人の打ち合いは暫く続く。不意に鐘の音に似た電子音が施設内に 響いた。
「残念・・・休憩時間か。」「今回はお預けだな。」 剣を片付けながら、UPE-HE‐6G上尉は尋ねてきた。 あとがき: 小結・貴景勝が25日、九州場所の千秋楽で自身初の幕内 最高優勝を果たした。 貴景勝と言えば、元貴乃花部屋出身で、御存じの通り 貴乃花親方の角界引退によって部屋が消滅、現在所属して いる千賀ノ浦部屋に移籍したのは記憶に新しい。いわば 「悲劇の力士」ともいえるであろう。 部屋の消滅と慣れない稽古場で、精神的にも苦しんだ 時期があったに違いない。それを乗り越え、結果を出した この若き力士にエールを送りたい。 個人的には、優勝を確実なものにした番の相手である 錦木(前頭三枚目・伊勢ノ海部屋)のファンなので、 多少複雑なものがある。が、この優勝の陰には、貴景勝 自身の逆境にも負けない精神力があったからだろう。 その不屈の精神が、今回の優勝をもたらしたに違いない。 |
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2018年11月28日
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