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「母とその下の階で一緒に食事をしていて・・・。」「他には?。」
「いいえ。」 「母親か。残念ながら身内の証言は無効だ。」「・・・そんな・・・。」 その時、頭に閃いた。「大陸神ティマイオス。」 「大陸神・・・ティマイオスがどうしたって?。」 「信じていただけるかどうか分かりませんが、爆風に吹き飛ばされた 私を地上まで降ろしてくれたのが、大陸神ティマイオスなんです。」 「どういう事なんだ?。」「・・・そこまでは、分かりません。」 「君が嘘をついているとも思えんが、ただ、君はティマイオスと 知り合いだったのか?大陸神が王族や政治の中枢以外の者とつながりが あるとは思えんが・・・。」 「・・・どうなんだ?。VAU-HE-1D上尉。」 「残念ながら、説明できません。だが、向こうはどういう訳か自分を 知っていて・・・。」 そこでユーリウスは言葉を遮った。「世界で唯一の血を持つ者」そう ティマイオスに言われたと言って、その事をどう説明すればいいの だろう。 「VAU-HE-1D上尉。もう一度聞くが、本当に君は無関係なのだな。」 「当然です!!。」 「その言葉、決して嘘偽りは無いのだな。」「勿論です!!。」 「ただな、困った事にその容疑者はネット上ではあるが君の コードネームと本名の両方を知っていた。知っての通り、その両方を 知る者は限られている。」 長官はそう言うと、携帯端末機のメモ欄を開き、ユーリウスに見せた。 あとがき: 大相撲の幕内、貴ノ岩が付き人に対し、暴力を振るった 事が5日、分かった。理由として、その付き人が忘れ物を し、それに事に言い訳をした事に腹を立てたからだと言う。 貴ノ岩と言えば、昨年10月、元横綱日馬富士から暴行を 受け、2場所を休業する事態に至っている。その時受けた 暴力を忘れてしまったのだろうか。自身が大変な目に 遭った事は覚えていないのか。 暴力に対しそう言った苦い経験もあるかと思うのだが、 教訓にはならなかったというのだろうか。 昨年の暴力事件をきっかけに、今の角界の在り方が 問題視されているという自覚はなかったのか。 明日の角界を背負って立つ立場でありながら、何とも 云いきれない問題を再び抱えてしまった気がする。 |
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2018年12月08日
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